からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

ゼプトン50mm/f2を使いました

2012年06月13日 22時53分25秒 | クラシックカメラ

今日もこんなことをやっておりました。ネタ切れのせいでしょうか。

Dscn3325 死蔵していたレンズの復活です。

RICOH+MOUNTA12+Septon50mm/f2 を試してみました。最近の被写体はやっぱり紫陽花ですね。

このレンズはフォクトレンダーのウルトラマチック用レンズです。重くて複雑なカメラでまともに動いているのが不思議という独逸のレンズシャッター一眼レフです。ところが我が家では問題なく稼働中です。この奇跡は浅草の早田さんのおかげであります。(^0^)

どのようなカメラであるかはお調べください。(ペコリ)

と書いたのですが一年前にこんな記事を作っていました。この趣味は一年周期で来るのだろうか?(備忘録代わりに追記)

泣きたくなるような複雑な動作過程を全てメカニズムで実現しているのが独逸からくり」らしくて好意を持つカメラです。(^0^)

最初は開放で写してみました。柔らかい味わいです。ピントは合わせにくいですね。

R0010293

そして次はf4に絞りました。  R0010294  

最後はf5.6としてみました。

R0010295 次第に鮮鋭になってきますが、f4程度が立体感があって良さそうです。被写体を見ながらどのような絞りにするか、相変わらず難しいことです。好みでしょうけど。

このレンズは前回のNikkor 35mm/f2.5 のようにカリッとしたものではなく柔らかい感じに仕上がりそうです。

これはこれで銘レンズと思います。

Dscn3323 GXRに装着するとこのような姿になります。なかなか楽しい古典レンズ利用です。次第に沼化してきたようです。くわばらくわばら。(^0^;)

R0010310 前回Nikkor 35mm/f2.5 で撮った壁を 同じ絞り値f4で撮ってきました。

本日はこんなところでしょうか。またまた手抜きで失礼。(^0^;)

さて明日は庭仕事の復活かも知れません。暑いけどお盆前なのですっきりさせたいと思います。この季節は庭整備で他のことには手が回りません。


ご近所散歩

2012年06月12日 10時32分50秒 | クラシックカメラ

 昨晩散歩帰宅後、ブログを書き始めたのはいいのですが、酒精のなせる業か、一瞬にして消してしまいました。何を書くつもりだったのか覚えていないので大したことではないでしょう。酔って書いた文章も自分で読めば面白いのですが、他人さまには迷惑事です。消えてよかった。(^0^)

カメラに残っていたご近所写真を並べて本日はお終いです。実は素敵な写真が撮れたのですが、プライバシーで公開不能。釣った魚は大きいの類かも知れませんけど。

使ったのはRICOH GXR MOUNTA12 + Nikkor 35mm/f2.5 絞りはf4 

R0010259 さて、これはなんでしょう。

駅前で見た光景です。

R0010261

最近出来たマクドナルドの壁面でした。マックは利用しませんが、このレンズは手元に来て以来のお気に入りです。10年以上居着いています。吉野信さんという著名なカメラマンがM5によく似合うと書いてましたが、確かにそう思います。(^0^;)

GXRでの初使用でしたが、なかなかのものと思います。

R0010265 駅裏沿いを歩くとたまに利用するイタリアンの一つ。我が町のイタリアン店の多さ、よく成り立つなと思いますがそれぞれに特徴があるようです。カロリーの関係で最近は避けがちでありますけど。

R0010267 ちと寂しい西通り商店街。家が近づきますが、夕暮れともなると何か寂しい雰囲気が重なり家路を急ぎたくなりますが、ちょっとお腹が空いたなぁー。途中でピットインだ。

と云うことになってしまいました。

ここまでがGXRで撮りました。クラシックレンズとなかなか相性がいいようでしばらく持ち歩くことになりそうです。死蔵レンズも喜んでくれそうです。CCDが大きくなるとアナログで使った印象に近づくようです。

フルサイズのMOUNTが出ればいいのですが、物理的に収まるのだろうか?

この後は気軽なNikon P300です。近接と広角ではこちらかなぁー。

Dscn3291_2 近年開店したお店、こんな高級魚は食べられないなぁー。軽いつまみを頼んで、

Dscn3295 懐具合の関係で少々摘まんで早めに終了。たまにはたっぷり食べたいのですが・・・(^0^;)

こんな具合のブラブラ歩きに写真機、以前はよくやっていましたが、すっかり忘れていたようです。ちょっと頑張るか。

ご近所であんまりフラフラしていると情報筒抜けになるので一駅先散歩あたりがいいかもしれませんけど。


雪の日でした

2012年02月29日 13時58分19秒 | クラシックカメラ

 朝から雪が降り続いています。未明よりも朝食を終えてからの降り方が激しいようでBSが一時見づらくなりました。ベランダに付けているアンテナ(自前工事の古いフラットタイプ)に雪が積もったようでこれを取り除いたらよく写るようになりました。ゲインは明らかに低くなっています。

枝に雪の花が咲くという光景が庭先に広がっています。Dscn1578

周りの景色はこんな具合で昼間なのにしんしんと降り積もると言いたくなる雪です。

Dscn1576

窓からの景色もいつもと違っています。

通路の雪を箒で掃いてみたものの1,2時間すると元の木阿弥です。 先ほど所用で来た方は,世田谷通りは大渋滞と云っておりましたが、この降りではと納得します。

重たい雪なので折れる並木などが出るかも知れませんね。外に出た皆さんは足元にご注意ください。

昨日はこんなに雪が降るとは思わずに運動不足解消にちょっと先の北沢川緑道を自転車でひとっ走りしてきました。もちろん緑道は徒歩ですけど。

光景一転の緑色です。

Dscn1560

川縁の三つ叉はこんな具合です。放水弁の交換工事で10日ほど干上がっていた川には殆ど魚がいませんでした。或いは寒かったからでしょうか? 当然ながら櫻の芽は全くその気配がありません。 今年の花見はこの人工の川で一度はやるつもりです。 震災の年だった昨年は櫻など上の空だった気がします。 見た記憶が殆どありません。

ところでこれを撮ったのはNikonP300のf1.8開放ですが、これをきっかけにレンズの撮り比べもいいと思いました。

が、この大雪では放棄試合となったので昨日撮ったものを並べて見ました。間違わないように確認しつつアップしています。いずれも上の写真の説明をしています。

P1000748

10年は居着いている兎を撮り比べてみました。新調?したいまはなき小西六のHexar 50mm/f3.5 で開放で撮ったものです。もちろん沈胴L39ライカマウントです。

P1000751

同じ条件で Nikkor-SC 5cm/f1.4 Lマウントを f3.5 に絞って撮りました。

P1000749

これはHexarを f5.6 に絞ったものです。

P1000752

こちらはNikkorを f5.6 に絞ったものです。

違いはいかがでしょうか。私には今一つどう表現していいものか分かりません。微妙な露出の違いは構えた姿勢に上下ブレがあったのでしょうか? いずれもいいレンズと思います。強いて云えば、Nikkorの鮮鋭性というか分解能に軍配を上げてもいいかなと感じます。(^0^)P1000754

そして大口径のNikkorを f1.4 の開放で使ってみるとこんな世界が拡がります。大口径レンズではCCDの平面性の良さが仇となりその反射を受けフレアがでてしまうものが多いように感じます。古いレンズでは後玉のコーティングが充分でないからのようです。 まあそれも味でしょう。

古いレンズでも破綻を来さないものはライツのElmer 65mm/f3.5 ビゾ用 と感じています。近接撮影を意識して設計されているせいなのか開放時の逆光でもフレアが出ません。

それはさておき Nikkorの開放写真はいかがでしょうか? 同じレンズでも絞りの開き具合で大きく変化するので絞りコントロールをどうするのかが撮影の醍醐味です。 幾つになってもノウハウは取得できないままですけど。 レンズブランドが違えば千変万化で諦め気味です。プロは凄いと思うのはこんな時です。P1000758

新調したHexarで葉ボタンを撮ったものがこちらです。絞り値は f5.6 でした。

このように古いレンズでもデジタル写真を充分に楽しめますし、結果の意外性も期待できます。 もちろん駄目なレンズもあるようですが、この先の散歩の供にしてレンズのB級グルメを楽しみたいと思います。

もちろんフルサイズCCDでミラーレスカメラが適価で供給さるのであればいいのですが、現実には無理のようです。 特にマイクロフォーサーズのような小さなCCDでは、レンズ中央部を拡大して利用することになるので高解像度という基本性能の高いレンズを選ぶことが必須条件と思っています。

使ったカメラはこんなものです。

Dscn0861 ミラーレス一眼 パナソニックのG2ですが、小遣い切れの最近の私には、このカメラが一番だと思う最近です。古典レンズを使うための操作性は極めていいと思います。

接眼部に目を近づけるとLVFが自動的に切り替わり、ワンクリックで画面が拡大できるのでピント合わせが容易です。この機能をG3以降の新型では削除したのは疑問です。

やっと小降りになった雪です。これからちょっとだけ出かけなければなりません。


片付け色々

2011年08月16日 22時28分19秒 | クラシックカメラ

 今週一杯は暑い日が続きそうです。今年の農作業はこのところの暑さですっかり遠慮していますが、昨日の朝、急いで草取りとゴーヤ棚の修復をしました。 ゴーヤが二階に届くようになったのは良かったのですが、昨年使ったビニール製網を使ったせいで切れてしまうと云うハプニングが発生してしまいました。 持ち上げるとずっしりと重いので次回からは新品を使って日よけ棚を作ることにします。 今年はとりあえず元に戻して、切れたらジエンドです。 ゴーヤを4個収穫し、今夕味噌炒めで食べました。

Dsc_0932 二階まで伸びたゴーヤの先端を棚の落ちる三日前に撮っていました。(コシナ125mm/f2.5マクロ 開放

もう一つは、ついサボっていたためにヤブガラシ、カラスウリなどのツタが植木に絡まってしまいました。あまり頑張るつもりはなかったのですが、家人も出てきたので真面目に草取り、枝切り、袋詰めと汗だくになって完遂。大いに予定が狂いました。そして午後は炎天下を歩く用事があって夕方はボーッとしていました。(苦笑)

こんなことで二日連続して暑さの中で動き回るのは止めて本日は、家の中でひたすら本棚の片付けです。 すっかり忘れてしまった本がざくざく出てくるのでつい読み入ってしまいます。こんなことでは日が暮れるのは当たり前、思い切って全集ものなどをバッサリ縛ってしまいました。 これからどう整理していくかで悩みが続きます。 片付けている目的は、地震で被災した工場の移設とはっきりしているのでとにかくスペースを確保するよう努力中です。山積みしている本が本棚に入るだけで広くなったような気がします。 でも公開できる状態ではありません。新プロジェクト発足までまだまだかかりそうです。

被災工場から折り畳みの作業台を持ち込めるまでになったのはいいのですが、次は本より難しいレンズの整理が待っています。レンズを入れたタッパウェアを床に並べているのでこれも大変。デジカメで利用できるレンズを掘り起こそうと色々撮り比べているのですが、こちらも暑さで遅々として進みません。 上の写真もその一つです。重いレンズですけど、いい雰囲気を出してくれるので好きなレンズの一つです。 これを購入した直後に腱鞘炎になり仕舞い込んだままになってました。

P1000286 

これは  Nikon S型用Nikkor

35mm/f1.8 絞りf8 ですかって報道マンに使われていた有名なレンズですが、さていかがでしょうか?。 町田駅にて。

P1000463こちらは Lマウント Nikkor 5cm/f1.4  絞りf5.6 です。 雲が晴れた一瞬に撮ることの出来た木曽御岳です。

といった具合にデジタルでも破綻しないものを捜しているのですが、腕が悪い、写しに行かない、気合いが乗らない等々出来ない理由を並べております。 アナログとは違った撮影ノウハウがありそうなことが分かってきました。レンズごとに絞り具合を微妙に使い分けなければいけないようですね。それにピント合わせは全部マニュアルです。自分だけが頼りの作業であるのもなかなかいいものです。エネルギーが無いと出来ませんけどね。

このところ木曽御岳を撮ったNikkor 5cm/f1.4を パナG2に付けっぱなしにしています。このレンズのいいところはご覧のような写真を撮れることと45cmまで近接できることです。60年ほど前のレンズですが、陳腐化しないところはさすがにNikonです。 現代のNikonレンズはどうなのかは知りませんけど。(笑)

P1000241 同じNikkor 5cm/f1.4で 45cmまで寄って撮った初夏の写真です。 絞りはf4にしています。開放にするとソフトフォーカス的になるのでこの辺がNikkorらしい写りかも知れません。(追記)

さて、お盆が終わりそろそろ色々ありそうなので余裕のある今のうちに線表を進めておかなければならないのですけど来週初めに夏休み第二段も待っているのでどこまで進むのやら。それに青春18切符があと二枚あります。こちらも隙を見てエイヤーッと行ってきたいと思っています。中央線の木曽平沢から奈良井へ歩くコースを先日の旅行で気が付きましたが、日帰りは無理のようなので次の機会かなぁー?

書き始めているうちに違った方向になりましたが、これもまあご愛嬌でしょう。(ペコリ)


デジカメのレンズ

2009年12月08日 21時37分07秒 | クラシックカメラ

 お天気と暇とは連動しないものだから今日のような好天にも撮影行脚を断念しました。用があり駅前にでかけついでにちょっとだけ新宿に出たのですが、鞄にはGF-1を入れておきました。が、一枚も撮らずにお終いです。写すにはエネルギーが必要ですが、最近諸事に追われてその気分が消え去っております。

 ところで解像度の高いレンズはデジカメにも好適な性能であるというotomen師匠の言からsummicron 5cm/f2 を携行していましたが、当然のことながら本日は未装着でした。 出かける前に鳥が落とした種から自生した万両をこのsummicron + GF-1で撮りました。

Dc120806ピント合わせはマニュアルになりますが、拡大機能を使って合焦し、f2.8・1/800で写しました。この機能は便利です。 このライツのレンズは50年前のものとは思えない味のある写りです。

Dc120808  これは窓からの眺めをやはりsummicronで撮りました。50mmレンズなのでマイクロフォーサーズマウントでは倍の100mm相応になりました。望遠レンズになっています。半逆光の難しい条件ですが、よく写しています。

同じ50mmレンズで意外にも良かったのが、英国Cofield社のLUMAXです。パナソニックデジカメのブランドLumixに合いそうだとジョ-クを書いた覚えがありますが、これは使えるレンズでした。写真は割愛します。

GF-1オリジナルの20mm/f1.7もなかなかいい写りと思います。これで撮った最新作はやっぱり新しく入線した富山のトラムです。このKATOのトラムは極めて良くできた秀作の電車であると思います。驚いたのはモーター付き台車であることです。9mmゲージという小型電車の台車に本物と同じように超小型の電動機を組み込み、低電圧で駆動する仕掛けを持たしています。ノッチを上げても定速で動き新幹線のようにすっ飛ぶことがありません。しかも明るいLED照明です。車体にモーターがないことから車内に人物が配置できるのも好ましい限りです。 

Dc120827 人物を乗せるのはこれからですが、パンタグラフも上げずに走っています。実はこのレイアウトは有煙化歓迎鐡道でパンタグラフは低いトンネルに当たるので禁止であります。(苦笑)   メインラインを走る電車ではないのでいずれ側線に引っ込めますが、急坂を滑り止めのない車輪で軽やかに登るいい性能なので更に導入しても良さそうな電車です。 予算はありませんけど。(汗)

レンズのことを書いていたらこちらに飛んでしまいましたが、いつものことなのでご勘弁下さい。

新宿に出た際にGF-1と新しく出たオリンパスのEP-1の後継機種を比べてきましたが、身贔屓のせいか合焦速度と撮影の物理的切れ味ではGF-1がまさっているような印象でした。新しく付けたライブビューファインダーの解像度をGF-1より上げているように思いました。まだ愛機が頑張っているようです。それがどうしたという人もいると思いますけど。(笑)


レンズ余話

2009年11月17日 10時52分46秒 | クラシックカメラ

 ハヤタカメララボでマイクロフォーサーズマウントで使っても破綻をきたさないアナログレンズは何だろうという話を受講してきました。(笑)

 35mmライカ版サイズの半分のハーフ判CCDとデジタルカメラではフィルムにあたるCCD平面性の影響を考慮して選ぶとなると、高解像度と後玉の反射の少ないレンズになります。 Nikon党のotomen氏の言葉でありますが 「Nikonの玉は良い!」 というご託宣を拝聴し、早速試してみると確かに良いのです。まるでotomen氏の魔術にかかったようです。(笑)  「そりゃー解像度の高いNikonレンズがデジタルにも一番ですよ。」と云われた通りで、35mm/f2.8PCというシフトレンズやら200mm/f3.5メディカルニッコールという変人レンズて撮った結果がライツの戦前レンズを当然のことながら凌駕しています。メディカルはそのうち某氏に永久貸与予定ですが、あらためてその解像度の高さを確認しました。

もう一つ解像度ということで気になっていたライツのズミクロン5cm/f2リジッドですが、これもいい、その他何本か試しましたが、さらに良かったのはビゾ用のElmer 65mm/f3.5です。このレンズはこのところNikonF4に着けて使っていますが、発色と解像度ともに近年のレンズと同等以上と思っています。ピントや絞りは完全に手動でありますが、デジタルでも充分に利用価値のあるレンズです。

手元にあったこのショットは以前Elmer65mm/f3.5をパナソニックのGF-1に着けて何気なく写したものです。Dc100606

こんなことを合間合間にドタバタっと試しておりました。おかげで机の上はレンズだらけになっています。が、試写した画像はデジカメの中、いずれこれもネタにしようと思います。どうやら体系的に写して有用なレンズとそうでないものを選別しておく必要がありそうです。マイクロフォーサーズでは焦点距離が二倍になるのでちと扱いづらいのが難点ですけど遊べる大人のデジカメと言えそうです。あくまでも遊び(笑)

フルサイズのMマウントデジタルカメラが欲しいところですが、国内外ともに一桁高いのも大問題です。それにパソコン、プリンターも増強する必要もあって手を出す気は全く起きません。 でもマイクロフォーサーズマウントでは興味深い遊びに目覚めました。まだ一度も使ったことのないおまけレンズもあるので試してみます。アナログとはまた違った角度で楽しめるのがデジタルのいいところでしょう。 だからアナログが衰退するのは分かるのですけどアナログ時代の資産も生かしたいと思う矛盾した心が頭をもたげます。


ある一致

2009年10月01日 10時50分25秒 | クラシックカメラ

何となく仕事に追われている気持ちですが、物理的には時間がある。と云う状況なので外に出る気分が出ません。雨の昨日は高校の同窓会から頼まれた散文作成をしましたが、隔靴掻痒的文章になり、「むずがゆか文章は私には向いとらん。」(苦笑)

新型カメラもこのところの閉塞感からか出撃回数が増えません。これを脱却するために面白い遊びが出来ないかとレンズ箱をゴソゴソ漁っているとありました。Panasonicさんも気が付かない?ことを見つけましたよ。

Dc100101 何の変哲もない古くさい独逸的デザインのレンズですが、その銘板をみると

 Dc100102

LUMAX 何処かで聞いたことがあります。'71年頃に消え去った英国Corfield社製の50mm/f1.9レンズです。潜望鏡でピントを合わせるPeriflex用レンズです。これがL39マウント。いわゆるLeicaのネジマウントです。ところが距離計連動用のカムがないので目測でしか使えないやっかいなものです。私のPeriflexが不調なものでお蔵入りしてました。これらが復活できそうです。そういえば、お洒落な英国製カメラをここで紹介したことがありました

それはさておき、この度の新型カメラの俗称はLumix、ネーミングではこのLUMAXが勝っていると思います。

Dc100103 取るに足りない文字遊びでありますが、レンズのお尻キャップはご覧の通りです。

雨に濡れない場所からスタンダード設定で撮ってみたのが以下のものです。

 

Dc100127Dc100124

最初は開放で撮りました。50mmですが、マイクロフォーサーズでは100mm相当になります。周辺の具合は分かりませんが、レンズの中央部を使った結果です。 開放では小枝がぼけてウサギの表情が見えますが、二枚目はf5.6、小枝が目立ち顔の邪魔をするという変化が出ます。 本格一眼レフとは違いライブビュー画面では細かなものが見えづらいのですが、手持ち&手動で小父さんでもこの程度ピント合わせができました。MF時画面拡大機能は便利です。 ところで、レンズ遊びばかりやっているとフルサイズCCDデジカメが気になってしまいますが、極端に高い価格がその気を削いでくれるので安心しています。(笑)

久々に古いレンズを色々扱っているとその重厚さに古い銘品はいいなぁ-と思います。軽薄短小の時代は去っているのかも知れません。アナログフィルムを先日まとめ買いしたのでこちらの撮影も再開です。

さて、本日は午後来客あり、その後は新宿の楽しい会合に出撃です。

出撃と云えば、八月後半の仕事の暴発のおかげで頑張るつもりだった海上自衛隊観艦式の申し込みをすっかり忘れていました。あの叙事詩も既に六年前のことになってしまいました。三年に一度なので次は2012年、また事前公開で誤魔化すことになりそうです。残念。


LumixGF1でのレンズ遊び

2009年09月24日 20時08分32秒 | クラシックカメラ

 連休が終わるとさすがに雑用が気になります。せっかく我が家に来たカメラでありますが、本日は一日中お蔵入りでした。話のネタに数日前に毎年目を楽しませてくれるご近所の彼岸花を撮っておりましたので、レンズテストと云うことで載せました。コンパクトな?デジカメなのにボケを楽しめます。真っ赤な彼岸花、季節ですね。

Dc092232 このレンズはLumix用の20mm/f1.7を開放で使いました。35mm版では40mm相当です。従ってLeitzCLやミノルタCLEの標準レンズ40mm/f2と同じ画角になるのですね。なるほど。

デジカメでボケを楽しめるのも時代ですね。更には古い?レンズも同列に並べて論じることも。

しかしながらデジカメへの適不適はフィルムと違ってCCDの平面性が影響するので後玉のコーティングに左右されると聞いたことがあります。完全なコーティングでないと光線がCCDと後玉で反射し行ったり来たりしてフレアになりやすい。 たしかに乱反射するアナログフィルムと違い完全平面のCCDでは結果への影響が違うようです。 と云うことで典型的なアナログ用大口径レンズを使ってみました。これらも数日前の記録ですけど。(汗)

Dc092216_2 これは今は無きKonicaの名レンズHexanon 60mm/f1.2の開放で撮りました。レンズのくもりかと思いましたが、違うようです。やや逆光気味だったことも影響していると思います。

同じ開放で枝を撮ったら

Dc092217こんな具合です。背景は完全にぼけています。 このレンズをf5.6まで絞ってみると

Dc092218  同じ光景を写したのに背景が見えてきます。枝の印象も違ってくるようです。

これ以外にもNikkor 5cm/f1.4や5cm/f2についても開放ではモワーッとしたフレアが出てしまうようです。開放はアナログでも難しいと思うのですが、デジタルではレンズを更にシビアに選別して使う必要がありそうです。

とはいえ、このようなレンズ遊びが比較的簡単にできるのは楽しいですね。500mm/f8という反射望遠レンズがあるのですが、このカメラで使うと1000mmです。何に使うのだと云われても絶句しますが、いずれ写してみようと思います。

難点は広角系レンズです。広い角度の写真が好きなのですが、このままだと殆どが望遠系となってしまいます。さてどうするかと云う悩みが湧いています。

小さなレンズを持ってウロウロしたかっものの本日は休み。明日は出来るのかなぁー?


新兵器登場

2009年09月21日 11時14分49秒 | クラシックカメラ

昨日までの慌ただしさが一段落したのでホッと一息ついている朝です。今日は敬老の日、テレビが駄目になったので父の家に液晶テレビをプレゼントすることにしました。今日設置するはずです。 急用で熊本に行った家人からは藤崎八幡宮の随兵行列が今朝だったとメールが来ました。9月15日だと信じ切っていたのですが、どうやら休日にシフトしていたようですね。何よりでした。

ところで小人閑居して何とやらで昨日用を終えて新宿へ行き、テレビの手配をしたあとポイントが貯まっていることに気が付いていつの間にかこれを持って帰っておりました。(笑)

Dc092111 この度売り出されたカメラ、Lumix GF-1 まさか家に転がるなんて思いもしませんでした。Nikkor ED180mm/f2.8を装着するとこんな具合です。マイクロフォーサーズマウントなので実効焦点距離が360mmとなって手持ち撮影はほぼ無理、実用にはほど遠いのですが色々レンズ遊びが出来そうです。本体が軽いので手首不調の年寄りには向いていそうです。

これとは違う35mmの古いレンズ数本で撮影してみましたが、いい結果だったのがNikkor35mm/f2.5 水中カメラニコノスにも使われているこのレンズはデジタルでも具合が良さそうです。NikkorS時代に開発されてLeitzL39マウントから現代まで命脈を保っているだけのことはあるなと思いました。50年以上経ってもいいものはいいのです。デジカメは5年も持たないのですけど。

Dc092104 このレンズで撮ったとりあえずの画像です。70mm相当になっています。 開放では周辺が今一つだったのがf5.6ではすっきりしています。もっともレンズの中央部を使うのでアナログの感覚とは違うと思います。同じLeitzのSummaron 35mmは古いせいか全体的に鮮鋭度が落ちるようです。 こんな具合に各レンズで微妙に結果が違います。落ち着いてデジタルで使えるクラシックレンズを選んでみようと思いました。

マイクロフォーサーズマウントではレンズからフィルム面までの距離:フランジバックが短いのでアダプターで様々なレンズが利用できます。 メーカーが一生懸命開発した新機能はほぼ使えませんが、そこは工夫次第で色々遊べそうであることが分かりました。楽しめるカメラですね。 オリンパスEP-1もいいのですが、安い、ビューファインダーがあると云うことでこちらを選んでみました。Nikkor、Leica-M、L39、M42、OMの各マウントが制覇できる環境が整いました。まだ何かあったな(笑)

Dc092114 本来の姿はこんなものです。出っ張るので鞄に入れて持ち歩くにはちょっと辛いので携帯用は相変わらず今のCoolpix P6000で行くと思います。

Dc092109 そうそうLeitzrレンズの名誉挽回のためにElmer 90mm/f4という三枚玉を使ってみました。実効的には180mm相当のレンズになるので少しぶれていますが、まずまずです。来たばかりのカメラで操作に慣れないのでぶらしてばかりですけどこのレンズはデジタルでも使えそうですね。こんなことをやっているとフルサイズCCDカメラがあればいいなと思ってしまいますが、間違っても買わないと思います。(苦笑)

さて、連休に使う機会があるのでしょうか?留守居役なので遠出は出来ませんけど。


名機の肖像

2009年06月21日 22時20分04秒 | クラシックカメラ

 昨日は一週間前に実施した「ふれあいサンデー」の反省会でした。主催者発表(笑)では参加人員は何と3,000名、なかなか好評な結果に終わったようで一安心でした。地元中学の工作部主催による鉄道模型展示も大好評で、来年もやりたいという話に後援者としてほくそ笑みました。 高校同窓会総会と掛け持ちだったので準備と打ち上げに参加となり実際のイベントは知らないままだったので尚更です。 罪滅ぼしに先ほど反省会議事録を作成し、事務局幹部にお送りした次第です。皆さまご苦労様でした。

ところで昨日の反省会後、商業ベースではありますが、さるイベントの打ち合わせ。うまく行ったらおなぐさみですが、実現の雰囲気が高まってきたようで楽しみです。その後、浅草へ転進し、今日のテーマに至るわけです。

前置きが長くなりましたが、浅草ではotomenさんと対談してきました。土曜日とあって久々に奥さまにもお目にかかりました。整理中のカメラを委託するとともに先日BSで放映された表記番組を濃縮したDVDをハヤタカメララボ会員価格で購入しました。雨降りの本日、鑑賞していましたが、早田さんの舌鋒が冴えわたり浅草っ子らしいお話についつい引き込まれていつもの居眠りも忘れ鑑賞しておりました。 カメラの内部構造から設計コンセプトや会社の姿を推論する辺りはさすがに早田さんです。(笑)  「名機の肖像」は、クラカメファンにはお薦めの一本です。 門前の小僧習わぬ何とかではないバルナック修理名人の和尚様、吉川先生も登場されておりました。

ラボではこの度のオリンパス新型カメラについても話が及びましたが、その結果しばらく様子見いたします。或いはパナG1か???? いずれにしても高すぎるという点では合意しました。(苦笑) といいつつ「マイクロフォーサーズ・マウントアダプターあるよ。」とも・・・ Cマウントもあるとか。 いつかはクラシックレンズをデジカメでと言う日も近そうです。 ぐちゃぐちゃになった我が家のレンズ群を整理せねばと思いました。ペリフレックス用の英国レンズも使えるなと最近不調の同カメラの姿を思い浮かべておりました。 

 更には全く違った世界のお話でありますが、otomen氏も執筆した本を買ってねと見せられたのが、「星座天文」というやや萌え系の天文誌です。(汗) 一瞬引いてしまう自分を感じましたが中身はなかなか良さそうです。 秘密プロジェクト「天体模型・太陽系をつくる」への着手寸前の身としてはグラッと来そうであります。 あ、この話これが初めての公開です。otomenさんへは恥ずかしくて黙って帰りました。(苦笑)

楽しみ?にしていた神谷バー・デンキブランは、週末の大混雑で断念し、素直に帰宅しました。今度お付き合い下さい。 > 酔考さま