地震被災の皆さま、お見舞い申し上げます。
M8.8とは信じがたいエネルギーです。神戸の大震災は神戸地域のピンポイントの直下型でしたが、今回は仙台地域という狭いものではなく東北全域にわたる広域地震なのでどのように救済していくか大変難しいように感じます。局地戦ではなく一気に広域戦になったという状況です。指揮官としての力量が問われます。
それはともかく、東北地方の被害とは比べるべくもありませんが、我が家も本日子細にチェックすると細かな被害があります。一番は老父の住む家の瓦が一部崩落しています。屋根の一番上、棟という半丸の抑えの瓦が三分の一ほど落ちています。地上まで落下せずに屋根に引っかかっています。道路に落ちることはありませんが危険には変わりありません。急な屋根なので私には手を付けられません。知り合いの工務店に連絡しました。家のそばからは見えないので気が付かないままでしたが、家に立ち寄った伜と近所の方から指摘されました。 工務店の話によると作業中の家で同じ被害が出ているとのこと、環八沿いにも幾つか瓦の剥落を見たとのことでした。 やはり古い家の重い瓦は地震には弱いようです。
家の中は幸いにも食器類の破損はありませんでした。台所の棚の開放防止装置は地震にうまく作動してくれました。 棚の上に無造作に置いた箱の落下が目立ちました。タンスや棚は、倒れ防止支柱を付けていたので無事でしたが、支柱を確認するといつの間にか緩くなっていた箇所があったので締め直しました。
私の工場?に保管していた機関車が3台落下、見た目の被害は微少でした。ホコリ除けの布とともに落ちたので救われたようです。ただ、Kingは修理のためむき出してにしていたのでテンダー後縁が曲がっています。いずれ板金作業が必要なようです。 その近くに置いていたプラモデル類は破壊されていました。定置型蒸気エンジンも落下し、蒸気取り出し口が外れていたので半田修理が必要です。 例の鐵道は地震の揺れでレイアウト全体が動いたせいで外周線の一部が壁に当たって浮き上がり、線路上の車両は全て脱線転覆しています。まさに地震災害直後の体をなしています。 やはりガレージという簡易な建物なので揺れが激しかったようです。揺れの向き次第と震度があと少し大きかったら建物自体が危なかったかも知れません。
東北の方には恐縮ですが、東京住民にとっては大震災のシミュレーション的地震と言えるそうです。 反省すべきことに多々気が付いたので何とかしておかなければと思います。公的機関のやるべきことは色々あると思うのですが、個人の家で考えるべきことは次のことだろうと感じました。各論で色んな方法が出てきそうです。
・火を出さない。
・食料、水、照明、情報通信の確保。
・家族の安否確認
理想的に云えば、ミニ発電機などでの電気確保、井戸などでの水確保、下水利用の簡易トイレなどを思いつきます。今日は子供達が家に来てくれたので心強かったですね。(笑) お礼にミニ菜園で小カブ、二十日大根、小松菜を採り入れて貰いました。
えーとこれだけだったかな?
それにしても原子炉の事故、メルトダウンになっていなければいいのですけど。想定以上の強度の地震が効いているようです。
相変わらず余震が続いていますね。
ところで、BBC(http://www.bbc.co.uk/news/)は福島原発で「大爆発」とビデオ付きで報じていますが、民主党政府は「爆発音があった模様」等と曖昧な言い方で誤魔化していますね。
どうもあの連中は信用なりません。
うまく鎮火させてくれればいいのですけど。梅雨時でなくてよかったと思うほかありません。