(つづき)
福岡市東区と博多区の境界に位置するJR九州バス「九大病院県庁前」バス停。
西鉄バスは、南西側を並行する地下鉄箱崎線上の新道を通るが、JR九州バス(博多駅~九大病院県庁前~馬出~箱崎駅西口~巴町~多々良~深井~山の神~犬鳴峠~脇田温泉~福丸~宮田~直方)のほうは、頑なに(?)九大病院の塀沿いの旧道を走る。
本線を離れ、病院の玄関近くにまで乗り入れることができるのは、鉄道にはできないバスの優位性というか独自性といえるのではないだろうか…とつい最近も書いた。
より九大病院に近いところを通るので、西鉄よりもJR九州バスのほうが病院利用者向きかとも思えるのだが、西鉄バスには、新道を離れて病院構内に乗り入れる路線もあるため、本数やネットワークなども含めた総合点で評価するとやはり西鉄バスのほうに軍配が上がりそうだ(とはいうものの、JRのバス停のほうもちゃんと利用はされていますが)。
ただ、この付近には地下鉄「馬出九大病院前駅」があり、さらに、駅の地下通路を延伸して、九大病院の敷地内に出入口を設置する工事も現在行われていることから、病院利用者にとっての交通機関として「バス」が占めるプレゼンスというものは低下傾向にあるのかもしれない。

こちらは博多駅方面の乗り場。

こちらは久山、直方方面の乗り場。
21世紀に入って10年以上が経った現在でも、ここから直方まで直通で行ける(それも高速道路、有料道路などを一切通らずに)という事実はかなり魅力的。
(つづく)
福岡市東区と博多区の境界に位置するJR九州バス「九大病院県庁前」バス停。
西鉄バスは、南西側を並行する地下鉄箱崎線上の新道を通るが、JR九州バス(博多駅~九大病院県庁前~馬出~箱崎駅西口~巴町~多々良~深井~山の神~犬鳴峠~脇田温泉~福丸~宮田~直方)のほうは、頑なに(?)九大病院の塀沿いの旧道を走る。
本線を離れ、病院の玄関近くにまで乗り入れることができるのは、鉄道にはできないバスの優位性というか独自性といえるのではないだろうか…とつい最近も書いた。
より九大病院に近いところを通るので、西鉄よりもJR九州バスのほうが病院利用者向きかとも思えるのだが、西鉄バスには、新道を離れて病院構内に乗り入れる路線もあるため、本数やネットワークなども含めた総合点で評価するとやはり西鉄バスのほうに軍配が上がりそうだ(とはいうものの、JRのバス停のほうもちゃんと利用はされていますが)。
ただ、この付近には地下鉄「馬出九大病院前駅」があり、さらに、駅の地下通路を延伸して、九大病院の敷地内に出入口を設置する工事も現在行われていることから、病院利用者にとっての交通機関として「バス」が占めるプレゼンスというものは低下傾向にあるのかもしれない。


こちらは博多駅方面の乗り場。



こちらは久山、直方方面の乗り場。
21世紀に入って10年以上が経った現在でも、ここから直方まで直通で行ける(それも高速道路、有料道路などを一切通らずに)という事実はかなり魅力的。
(つづく)