スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

東京2歳優駿牝馬&第一部定理五まとめ④

2007-01-02 20:45:32 | 地方競馬
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 30日の東京2歳優駿牝馬。本命にしたグリーンヒルソングがやや立ち遅れ気味の発走。北海道から川崎に転入初戦のタガタメが逃げました。前半の800メートルは49秒4。この日は良馬場に回復していて,これはハイペースでしょう。ただ,この馬のスピード能力はここでは上位で,むしろついていった馬の方が苦しくなってしまいました。中団の後ろよりのインで控えていたヒビキウィンが3コーナー手前あたりでそのまま内から追撃開始。コーナーもインを回り,直線でもそのまま内からタガタメを交わして完全に抜け出し,勝利を決定付けたと思わせました。しかし同じように中団に位置し,ヒビキウィンより遅れて仕掛けたブラックムーンが直線は大外に持ち出して凄い伸び。一完歩ごとにヒビキウィンを追い詰め並んでゴール。最内と大外と大きく離れていたのでどちらが勝ったか分からなかったのですが,ブラックムーンがクビ差で差しきっていました。この馬は金沢から大井への転入馬で,転入初戦の前走を川崎で勝利。南関東ではこれで2連勝。金沢時代はデビュー後3戦は勝てなかったのですが,それ以降は全勝で,これで通算8連勝です。使っているレース数が多いわりにはこの日も発走後によれ,道中もふらふらして,他馬にいくらかの迷惑を掛けつつも幼い面を見せていて,逆にいえばそれはその分だけ上昇の余地があるということで,今後に向けては楽しみではないでしょうか。2着のヒビキウィンは北海道から船橋への転入馬。この日は仕掛けのタイミングもコース取りもばっちりの好騎乗でしたので,現時点ではブラックムーンとは着差以上の能力差があると思われます。ただ転入初戦のローレル賞からは上積みを見せたと思います。3着にはタガタメが粘りました。エーデルワイス賞4着の力は見せたといえ,距離延長は微妙ですが,展開次第ではチャンスをものにできる馬になりそうです。以下,パチョリ,カネショウバナナと入線,グリーンヒルソングは8着。ずっと先行して好走してきた馬なので,発走の失敗が悔やまれます。本命が沈み,相手とした5頭が1~5着というなんとも冴えない結果に終ってしまいました。
 明日は川崎でオールスターカップ。ここは愛知のキングスゾーン◎に期待。そしてビービートルネード○と愛知のタカラアジュディ▲の三つ巴を本線に,ジルハー△とトキノフレンチ△を押えます。

 もうひとつの証明方法は,数の問題から派生してくる事柄を用います。これについてもここでは詳述しませんが,もしも同一本性を有する複数のものが存在する場合には,そのものは存在するためにそれ自身の外部に原因を必要とするのです。いい換えればそれは自己原因ではありません。ところが僕の考えでは,定理一〇の中には属性は自己原因であるということが含まれていますし,少なくともそのことは,定理七から明白であると思います。ところが,もしも実体Aの本性が属性Xと属性Yによって構成され,実体Bの本性が属性Yと属性Zから構成されると仮定するならば,実体Aの本性を構成する属性Yと実体Bの本性を構成する属性Yは,同一の本性を有する複数のものということになりますから,属性Yは自己原因ではあり得ないということになり,不条理が生じてしまいます。したがって,この観点からも,共通の属性を有する複数の実体は存在しないというスピノザの考えは正しいと結論できると思います。
 このテーマは今日で終りです。明日から新しいテーマを立てていきます。
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