ニューイヤーカップ。タガタメが逃げて外にバッケンレコード。その後ろにアンパサンド、サイレントドリーム、クールヴォイスの3頭が併走する展開。ただし前半の800メートルは51秒0で、ミドルペースでした。出遅れ気味の発走から中団馬群の後ろのインに控えていたザマローレルが、向正面で馬群の外を一気に進出。これの内からレッドドラゴンも一緒になって上昇し、3コーナー過ぎではこの2頭で先行する全馬を捲りきり、後続に大きな差をつけて完全にマッチレースの様相になりました。結局、終始手応えがよかった内のレッドドラゴンの方がクビ差で凌ぎきって重賞初制覇。鞍上の坂井英光騎手も重賞はこれが初優勝。昨年から一気に勝ち星を増やしてきている期待の若手騎手のひとりです。ザマローレルが2着ということで、ハイセイコー記念の3・2着馬のワンツーとなりました。今日は向正面で一気に動いたふたりの騎手の好判断であったと思います。前のもつれのために一旦は控えざるを得ず、立て直して大外に持ち出したアンパサンドが3着。これは展開のあやで、全日本2歳優駿でも3着(ザマローレルには大きく先着)になった確かな能力は見せたと思います。今日のレース振りだと距離が伸びても大丈夫そうです。タガタメは持ち前のスピード能力を生かすためにはペースを少し落としすぎたかも。今日のバテ方だと逃げ馬とみなしてよさそうです。
明日から王将戦の第二局。後手の佐藤棋聖の作戦に注目です。
第一部定理一六を僕は文章そのものとは別様に解釈しているのですが、その前に、冒頭部分についても僕は、神の本性の必然性から、というのを、神の本性から必然的に、とここでは置き換えて理解します。ただし、これには疑問の余地があると思うので、その根拠を示しておくことにします。この必然性というのは、法則ということばで表されるような意味をもつのですが、スピノザがエチカにおいて与えられた法則とみなすのは因果論だけですので、これは原因と結果の間にある必然性を示していると思います。そこでかつてテーマにした第一部公理三に注目すれば、原因が与えられれば必然的に結果が生じるわけですから、この必然性というのはもっぱら原因の側に属するといえます。ところで、定理一六を神と様態との関係でみれば、神を原因として無限に多くの様態が生じるということがいわれているのです。したがって、この必然性は原因である神の側に属するといえると思います。なのでこれは、原因である神(の本性)の必然性から様態が結果として生じるということを意味します。そこで僕は、この必然性を、原因としての神ではなく、神と様態との関係を修飾するために必然的といい換え、神の本性から必然的に、といいます。この置き換えにはこれ以上の意味はありません。ただ、ここでの目的は様態の実在性を確証するという点にありますので、この方法を用います。
明日から王将戦の第二局。後手の佐藤棋聖の作戦に注目です。
第一部定理一六を僕は文章そのものとは別様に解釈しているのですが、その前に、冒頭部分についても僕は、神の本性の必然性から、というのを、神の本性から必然的に、とここでは置き換えて理解します。ただし、これには疑問の余地があると思うので、その根拠を示しておくことにします。この必然性というのは、法則ということばで表されるような意味をもつのですが、スピノザがエチカにおいて与えられた法則とみなすのは因果論だけですので、これは原因と結果の間にある必然性を示していると思います。そこでかつてテーマにした第一部公理三に注目すれば、原因が与えられれば必然的に結果が生じるわけですから、この必然性というのはもっぱら原因の側に属するといえます。ところで、定理一六を神と様態との関係でみれば、神を原因として無限に多くの様態が生じるということがいわれているのです。したがって、この必然性は原因である神の側に属するといえると思います。なのでこれは、原因である神(の本性)の必然性から様態が結果として生じるということを意味します。そこで僕は、この必然性を、原因としての神ではなく、神と様態との関係を修飾するために必然的といい換え、神の本性から必然的に、といいます。この置き換えにはこれ以上の意味はありません。ただ、ここでの目的は様態の実在性を確証するという点にありますので、この方法を用います。