スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

オールスターカップ&第二部定義二

2007-01-03 22:38:02 | 地方競馬
 第43回オールスターカップ
 愛知のキングスゾーンが逃げて笠松のクインオブクインが2番手。これに1周目の正面ではトキノフレンチとビービートルネードも加わるような態勢。稍重馬場で,馬群もわりに詰まった展開でしたが,この距離にしては速いペースでした。
 この中から2周目の向正面でトキノフレンチ,3コーナーを過ぎてからクインオブクインが後退。逃げるキングスゾーンを抜いて直線入口でビービートルネードが先頭に立つと,かなり馬場の外の方に出てきましたがまずは危なげない内容で優勝しました。9月の戸塚記念以来の勝利で南関東重賞3勝目。年が明けてまだ4歳の若い馬の勝利はよかったと思います。次は川崎記念と思われますが,もう一段階レベルアップして,全国区で戦ってもらいたい馬です。
 中団につけていたジルハーが外から差してきての2着。埼玉新聞杯で全国区の2頭の後ろの3着,JBCマイルでも5着に入っていましたので,ここでは力量上位であったようです。
 3着争いは3頭による接戦でしたが,好位から一旦は内に控えていたベルモントストームが確保。昨年の2着馬ですが,距離はやや長く,得意の川崎で健闘したといえるでしょう。
 4着には笠松のゲットゥザサミット。前走は船橋に遠征してオープン勝ち。左回りがよいのかもしれません。
 逃げたキングスゾーンは5着まで。
 ここまで12戦10勝2着2回だったトキノフレンチは最下位。スパーキングサマーカップでは2着でしたので,ここは距離が応えたようです。

 明日から立川記念です。

 今日から新しいテーマです。
               
 これについては,僕がこのブログを開設した当初の目的とずれている部分がありますので,いささか逡巡する気持ちのあったことも確かなのですが,長い目で見た場合には,これについては扱っておいた方がいいのではないかと思いますので,あえて第二部定義二をテーマとして立てることにしました。
 「それが与えられればある物が必然的に定立され,それが除去されればそのある物が必然的に滅びるようなもの,あるいはそれがなければある物が,また逆にそのある物がなければそれが,在ることも考えられることもできないようなもの,そうしたものをその物の本質に属すると私は言う」。
 これは前にもいったことがあるかと思いますが,僕が使用している岩波文庫版の『エチカ』では,essentiaというのが本質と訳され,naturaというのが本性と訳されるのですが,このふたつのことばはほとんど同じ意味と考えて差し支えありません。無意味な混乱を避けるため,僕は本性ということばで統一していますので,この定義Definitioは本性の定義であるということになります。
コメント
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