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ドリアン

2014年06月14日 | グルメ
マレーシアの病院に訪問した時にいろんなフルーツを食べさせてもらいました。その中でも一番インパクトがあったのがドリアン。マレー半島の果物ですから、まさに名産です。
私はドリアンが「果物の王様」と呼ばれているのは知っていましたが、これまで食べたことがありませんでした。においが強烈、ということでなんとなく避けていたのです。

さて今回は一人一つ分目の前に出てきたので、半ば強制的に(!?)チャレンジすることになりました。
見た目はイガイガとしたトゲがいっぱいあるのですが、内部はいくつかの部屋からなっていて、各部屋に2-3個の大きな黄色いナマコのようなものがありました。薄い皮をかぶったそのナマコのようなものの中に種があり、その周りの黄色いクリーム状の部分が食べられるのです。今回はにおいはそれほど強烈ではありませんでしたし、「食べごろのものはあまりにおわない」と、現地のドクターとナースが言っていました。そこで、おそるおそる口に運ぶと…

カスタードクリームのようにネットリしていて、とても甘く、なんというか少しクセがあって、濃厚チーズと熟したバナナを混ぜたような感じでしょうか。周囲の人は「甘いフルーツにヨーグルト?ウニ?豆腐餻?が混じっている感じ」とコメントしていましたが、私は結構イケルなと思いました。
ただし「果物の王様」は言い過ぎではないかと思い調べてみると、ドリアンは栄養豊富でビタミンが多いため、当時の国王が好んで食していたことから「王様の果物」と呼ばれていて、それがいつしか「果物の王様」になったとか…納得。

ところでドリアンは臭いが強烈なため、飛行機内への持込みが禁止されているそうです(^ ^;)。私の隣の人は5-6個平らげていましたが、現地の人が「あんまり食べると汗がドリアンのにおいになるから飛行機に乗る直前は大量はだめだよ」とアドバイスしてくれたので、その日に飛行機に乗る予定だった私は1個でやめました。
公共の建物やホテルも、持ち込み禁止にしている所が多いのだそうですが、自分が食べたものはそんなににおわず、種類とか熟れ具合によって違うようでした。

いやあ、面白い経験をしました。
皆さんも機会があればぜひ試してみて下さいね!
コメント (4)
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