簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

ノスタルジックな「天浜線」(JR乗り潰しの旅)

2011-07-22 | Weblog
 通称「天浜線」、地元の人々は愛着を込めてこう呼んでいる。
新居町から名古屋方面に二駅戻ると新所原、ここを始発とする「天浜線」は、天竜浜名湖鉄道(株)の
「天竜浜名湖線」の愛称である。
 昭和62年に開業した、第三セクター企業が運営する、67.7Kmを38駅で結ぶ、ローカル色豊かな路線
でもある。



 新所原からは、浜名湖の北岸を行き、奥浜名で進路を東に変え、途中天竜川を渡り、東海道本線
の掛川へと向かう。
 前身は、東海道本線のバイパス路線として開業した旧国鉄の二俣線で、平成22年に全線開通から
70周年を迎えている。



 TH2100型と言われる白をベースにした車体は、ブルー、オレンジ、グリーンのラインで彩られている。
このカラフルなデザインは、公募されたものらしい。
 ここは全線が単線で、そこをたった一両の、この小さなワンマン気動車が頑張って走っている。



 春先にはさくら並木が続き、菜の花も咲き、秋には彼岸花が咲き誇る沿線風景は、まさに日本の懐かしい
原風景を見る思いがするそうだ。
しかし観光客には美しく懐かしい風景ではあるが、沿線には大学や高校が多く立地しているので、ここは
正真正銘の生活路線、朝夕は通学の足として随分込みあっているとも聞いた。



 2010年12月には、沿線の11駅、橋梁・隧道・施設など36か所が、国登録有形文化財に登録され、
天浜線全線にわたっての一括登録が行われた。
映画やドラマ、CMなどにも良く登場する、懐かしく昭和が香る、ノスタルジックな路線でもある。(続)




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