簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
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食べたまま、書いてます。

瑜加大権現

2014-01-03 | Weblog
 これらの社寺に加え、黒住教本部の神道山、雪舟が修行した宝福寺も、岡山
市街地からは米子に向かう国道180号線の沿線に位置している。
そのため、初詣のシーズンには市街地を抜けるあたりから総社市にかけて激しい
渋滞が発生する。



 元々この国道は山陽側の2号線と山陰側の9号線とを結ぶ「陰陽連絡」の幹線で、
普段から通行量の多い道であるが、この時期の込み様は半端ではない。



 何年か前、正月一日に遅い朝食を終え、吉備津神社と、高松最上稲荷を目指した
ことがあったが、市街地を抜けると早々に渋滞につかまり何時間もかけてやっとの
思いで吉備津神社に辿り着いた。



 参拝を終え、再び国道に向けようとするのだが、車列で埋まった国道には中々割り
込めず、ほとんど駐車場に足止め状態で、いたずらに時間だけが過ぎていきやっと
乗ったものの車は動かず、結局最上稲荷に着いた特には日が暮れていた。

 加えて駐車料金が高松稲荷なぞはバカ高く、1000円も取る。
普段は無料なのに、正月だからと言って・・・どうかと思う。
吉備津の500円位なら納得もできるのだが・・・。





 こんなことがあって以来、この沿線での三が日の参拝は止めてしまい、代わりに
由加山に訪れるようになった。
決して渋滞が無いわけでは無いが、幾らかましなようだから。





 由加山は瀬戸内海国立公園の一角を占める山で、倉敷市の南部に位置している。
その山中に、天平時代に創建されたと言う由加山蓮台寺と由加神社本宮が有って、
ここは瑜加大権現と親しまれ、嘗ては、四国の金毘羅さん(金毘羅宮)との両参り
で庶民信仰を集めたところである。



 神社本宮での厄除け、蓮台寺の魔除けと、一気に両参りが出来ると人気で、ここも
正月には大勢の初詣客で賑わっている。(完)




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