「美女づくりの湯」と呼ばれる寸又峡温泉は、南アルプスの麓に位置する、山深く自然に恵まれた
10軒余りの静かな温泉郷である。 寸又峡を巡る遊歩道や、町営の露天風呂などが整備されている。
温泉と大井川鐵道の奥泉駅や千頭駅には、便数は少ないがバスが連絡しているので不便さは無い。
千頭駅からは井川駅まで、井川線のトロッコ列車が走っている。
「南アルプスあぷとライン」と呼ばれるこの路線は、昭和29年に中部電力がダム建設のために
開通させた専用軌道がその前身である。
広い千頭駅の横に、「南アルプスあぷとライン」の乗換駅は有る。
赤色に塗られ白いラインの入った可愛らしいミニ列車(トロッコ列車)は、ここから南アルプス
の懐深く入り込む。千頭駅の標高は約300m、終点の井川駅が約700mだから、25Km余りの
路線で400mほどの急勾配を登る山岳列車でもある。
トロッコ列車だけに、天井も低く車内は狭い。
両側に有る二人掛けのシートに大人が座ると、肩が触れ合う程で、通路を塞いでしまう。
乗り心地は、お世辞にも良いとは言えないが、ここからは、大井川上流域の渓谷が車窓の友と成り、
奥大井への旅の期待感を掻き立てる。
途中の奥泉駅は、寸又峡温泉への玄関口。
駅前のバス停やトイレは、近くにある下開土遺跡を模した形をしている。
駅には沿線のポスターや写真が壁いっぱいに貼られている。
トロッコ列車のホームらしく、その高さは無く、足元と同じ位置に線路が引かれているのが面白い。(続)
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10軒余りの静かな温泉郷である。 寸又峡を巡る遊歩道や、町営の露天風呂などが整備されている。
温泉と大井川鐵道の奥泉駅や千頭駅には、便数は少ないがバスが連絡しているので不便さは無い。
千頭駅からは井川駅まで、井川線のトロッコ列車が走っている。
「南アルプスあぷとライン」と呼ばれるこの路線は、昭和29年に中部電力がダム建設のために
開通させた専用軌道がその前身である。
広い千頭駅の横に、「南アルプスあぷとライン」の乗換駅は有る。
赤色に塗られ白いラインの入った可愛らしいミニ列車(トロッコ列車)は、ここから南アルプス
の懐深く入り込む。千頭駅の標高は約300m、終点の井川駅が約700mだから、25Km余りの
路線で400mほどの急勾配を登る山岳列車でもある。
トロッコ列車だけに、天井も低く車内は狭い。
両側に有る二人掛けのシートに大人が座ると、肩が触れ合う程で、通路を塞いでしまう。
乗り心地は、お世辞にも良いとは言えないが、ここからは、大井川上流域の渓谷が車窓の友と成り、
奥大井への旅の期待感を掻き立てる。
途中の奥泉駅は、寸又峡温泉への玄関口。
駅前のバス停やトイレは、近くにある下開土遺跡を模した形をしている。
駅には沿線のポスターや写真が壁いっぱいに貼られている。
トロッコ列車のホームらしく、その高さは無く、足元と同じ位置に線路が引かれているのが面白い。(続)
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