大地の天使たち

だいぶ昔に買った本ですが、
とても好きで、いつも近くに置いています。
何人かの友達や、お世話になった方にプレゼントしました。
ドロシー・マクリーンという人が
スコットランドのフィンドホーン・ガーデンで
植物の妖精や天使から受け取ったメッセージを
美しい写真と共に紹介しています。
私は子供の頃からファンタジーな世界が好きで、
小学校の低学年までは、いつか絶対に
ほうきに乗って空を飛べると信じていました。
少しずつ大人になり色々な現実とぶつかるようになって、
目に見えることだけを信じるようになってゆくわけですが、
あるとき、やっぱり違うのではないかと思ったのです。
目に見えるものだけを信じていると、
人間はどんどん傲慢になるし、欲深くなる気がするのです。
いつも謙虚さを失いたくない気持ちと、
単純に妖精の存在を信じると、植物のお世話が
何倍も楽しく感じるのです。そして、ときどきは
あららっというような、不思議なことも起こります。
だからといって、現実からの逃げ場所にしてしまっては
絶対にいけないとも思っています。
現実とちゃんと向き合って、乗り越えてゆくための
大切な心のビタミンであり、癒しの場なのです。