植物の不思議な話（４）

　

これは、当たり前といえば、
当たり前の話ではありますが、
私たちは、植物や自然に養われていると、
ときどきしみじみと思うのです。
水や土、太陽の光で植物が育って、
植物が出した酸素で呼吸したり、
食べ物として頂いたり、
肉や魚だって、草や海藻を食べたりしています。
謙虚な気持ちで、生かされていることに感謝すると、
とても、よい気持ちになります。
そして、このことをいつも忘れては
いけないと自分に言い聞かせます。
忘れてしまうと、すぐに傲慢になるからです。
この傲慢さが、さまざまな環境破壊や
経済市場主義の大本だと思います。
自然の猛威の前で、人間は本当に小さき者だし、
養って頂いてもいるので、そのことを重んじて
暮らしていかなければと思います。
地震や津波、竜巻など様々な災害に襲われるたび、
「まだ解らないの？」
と言われているような気がします。
今、そのことを解るか解らないかの
分岐点に立っているような気もします。
自然界には、人知を超えた
科学で証明できないようなことも、
起きて当然だと思っています。