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「冬のおしゃれ」





池田重子さんという方の
ゾクゾクするほどおしゃれで、
カッコいい和服の本です。
観ているだけで日本人に生まれて良かったと思います。
きもの一着一着、帯、かんざし、
帯留めなどの小物ひとつひとつが全部素敵で
宝の山を眺めているようです。
最初の方の歌舞伎を観劇に行くための
コーディネイトなんて、凄いの一言です。
例えば、演目に合わせたコーディネイトは、
紋が付いているので黒留袖でしょうか、
「本朝二十四孝」のためのもので、
裾模様に諏訪法性の兜と八重垣姫のクドキの文句が
あしらわれています。
団十郎ファンのお誂えなどと云う、
粋なコーディネイトは、縞の御召に団十郎の錠紋の三升と
隈取りの柄の帯で超カッコいい!............なんて、
興奮してしまいます。
つぶさに観てゆくと様々なモチーフが
素晴らしく、さりげなくあしらわれていて飽きません。
表紙の梅の柄の帯に、うぐいすの帯留めも
ため息が出るほどステキです。
























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