安上がりなところも「極上」と自負しています。植物を
愛で、自給自足のフラワーアレンジ、そして何かを作る、描くなどです。
極上のひとり遊び
遊びをせんとや生まれけむ展 完全版
池袋西武で開催されている樹木希林さんの展示に行って来ました。
前回の渋谷の展示に、大幅にたくさん加えられたわけではないですが、
映像が増えて、ゆったりと鑑賞出来る感じでした。
そしてこのA4の半分の小さな図録は、
書籍のように隅々まで読みたくなる、
それでいて希林さんのアルバムのようでもあり、
入手できて、とても良かったと思っています。
多分これからずっと、ときどき眺めたくなると思います。
特に印象に残ったのは、高校生のときに描かれたという
一枚の油絵です。
横浜の風景を描いたものだそうですが、
なんか、ユトリロのような構図、印象派的な色使いで魅力的です。
このささっと描いたような自画像も、
柔らかな枯れた線で、巧みに描かれていると思います。
絵心もある方なのだと思いました。
また、断捨離と言ってポイポイ捨てること、
いつか役に立つのではと取って置いて片付かないこと(私)は、
誰にでも出来るけれど、整理しつつリメイクして活かすことは、
かなりのセンスとデザインの才能がないとできない..............
デザイナーの端くれだった者として、いくらか解るのです。
それは生き方にも通じるもの.......。
お召し物やインテリア、すべてに通じるセンスを備えた、
多彩な方だったのだと改めて思いました。
そして、図録の中に希林さんの言葉として
「自分の人生は全て必然と断言」と書かれており、
これはスピリチュアルな世界ではよく云われることです。
またその後に「人の出会いも似たような資質が呼び寄せる必然のもの」
とも書いてあり、これはスピリチュアリズムにおける法則のひとつで、
類は友を呼ぶという「波長の法則」と云われるものです。
同類の人々が引き寄せられ、お互いを鏡として切磋琢磨しながら、
気づきを得て、たましいを向上させるという法則です。
なんか、面白いな.......と思いました。
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