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自然栽培の新米


  

夏に予約した、自然栽培の新米が届きました。
新潟県の自然栽培のお米農家さんから直接買っています。
自然栽培に取り組んでおられる農家さんは、食の安全にも、
環境にも、常に真摯に向き合っておられ、いつも頭が下がります。
そしてやはり、新米は感動的な美味しさで、
生きていて良かった.......としみじみ思ってしまいます。
品種は「コシヒカリ」と「ササシグレ」です。
「コシヒカリ」は一般的で、甘くてモチモチした美味しいお米ですが、
「ササシグレ」は、あまり知られていない原種に近いお米で、
「ササニシキ」の親に当たります。
パサッとした、サッパリしたお米で昔食べていた懐かしい味です。
多分私が昔食べていたのは、「ササシグレ」より前の
農林◯号とかいうやつではないかしら...。
昨今は品種改良が進み過ぎて、お米アレルギーの方も
いらっしゃるそうですが、「ササシグレ」は、アレルギーの方が
食べても症状が出にくいそうです。
そんな「ササシグレ」は「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんが
復活させた品種です。
私がお願いしている農家さんでは、「亀の尾」という品種も
栽培されていて、これは、更に更に原種に近いお米です。
新米が来る前に頂いていましたが、素朴なほっこりする味わいでした。
他に、岡山県の「朝日」というお米も、昔の品種だそうです。
少し前の話ですが、プロフィギアスケーターの浅田真央さんが、
木村秋則さんとのツーショットをインスタに上げられていて、
真央さんは生のリンゴアレルギーだそうですが、
木村さんのリンゴは大丈夫だったとのこと。
やはり、身体は正直ですね。

  

玄米で食べたり、精米機で分づき米にしたりしていますが、
分づき米のとぎ汁は、最初の2回はミルクのように濃いので、
もったいなくて捨てません。
以前にも書いたように水キムチに使ったり、スープを作ったりします。
このスープは、とぎ汁で野菜を煮て、アク取りを丁寧にして、
豆乳と味噌で味付けしたものです。
とぎ汁って、米粉を水に溶かしたようなもの...と思って作ってみたら、
程よいとろみが優しく、美味しく出来ました。
だし汁やだし粉を入れれば和風に、きのこスープの素
コンソメを入れれば洋風にもなります。
野菜は何でもよいのですが、これはタマネギ、ニンジン、
ぼうふらカボチャ、しめじなどです。
とぎ汁で茹でると、野菜が柔らかくなります。
木の枝のように固いゴボウだって、柔らかくなります。


















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