2016年4月10日 青森県
太宰治記念館・斜陽館 重要文化財
青森県五所川原市金木町朝日山
太宰治記念館「斜陽館」は、太宰が生まれる2年前の明治40年(1907)、父・津島源右衛門によって建てられた豪邸です。和洋折衷・入母屋造りの建物は、米蔵にいたるまで青森ひばが使用され、どっしりした重厚感が特徴となっています。国の重要文化財建造物に指定され、明治期の木造建築物としても貴重な建物。
太宰はここで、家の商売や自らの立場を感じ、兄弟の間にも存在する身分の差を実感。親代わりの叔母きゑ、子守のタケとの出逢いと別れを経験し、成長していきました。
この襖は右から春夏秋冬を表している
「書斎」あるいは「母の居室」。太宰ファンには「斜陽の間とも呼ばれている。そのわけは・・・
右側から3枚目の最後の部分に「斜陽」を見ることができる
2016-04-28 06:02:48
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