2020年1月30日 【小倉・門司・下関】 福岡県
白洲灯台岩松翁記念塔
福岡県北九州市小倉北区城内
庄屋であった岩松助左衛門は、小倉沖の白洲と呼ばれる大暗礁での危険から航海者を守るため、文久2年(1862)小倉藩に白洲灯籠台築立願を提出し、岩松家の全財産を投じ、さらに、募金・借金と奔走しながら、苦節8年目・明治3年(1870)に基礎工事が完成し、明治4年(1871)には、建設が国策として明治政府に引き継がれ明治6年(1873)に灯台が完成しましたが、「世のため、人のため」を貫き通した助左衛門は、しかし灯台の点灯を見ることなく前年に死去しました。この記念塔は、岩松翁が設計した灯台を模したものです。
▼現在の白洲灯台(㊟写真は Wikipediaから転写)
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