2020年1月30日 【小倉・門司・下関】 福岡県
門司港駅 重要文化財
福岡県北九州市門司区西海岸(門司港レトロ)
北九州市屈指の観光地・門司港レトロ地区の玄関口で、国の重要文化財でもある門司港駅が、約6年に渡る改修工事を終えてグランドオープンした。105年前の1914(大正3)年に竣工した当時の姿が甦る。2019年3月グランドオープン
東京駅の竣工も同じ1914(大正3)年だが、開業は東京駅が12月20日だったのに対し、門司港の現駅舎は2月1日の営業開始なので、少しだけ先輩に当たる。現役の駅舎として国の重要文化財に指定されているのはこの2つだけだ。
▼0哩標
ここは、九州の鉄道の起点となったとろです。
明治24年4月1日、この門司港駅 (当時の門司駅) から玉名駅 (当時の高瀬駅) まで鉄道が開通しました。このとき門司港駅に0哩標が建設され、九州の産業と文化は、ここを起点として延びる鉄路とともに栄えてまいりました。その後、駅舎の移転により0哩標は撤去されて今日にいたりました。
ここに、鉄道開業100周年を記念し、先人の偉業をしのびつつ再び0哩標を建立しました。
▼門司港駅は始発・終着駅
▼811系
▼帰り水
引揚者たちが門司港に着いたときにこの水で喉を潤したそうです。いつしか帰り水と呼ばれ、駅開設時の歴史を伝える重要文化財となっています。
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