愛知県の洋館⑤
聖ヨハネ教会堂(重要文化財)
愛知県犬山市内山(明治村)
アメリカ人宣教師で建築家のガーディナーが1907年、京都に建てた。1階はレンガ造り、2階の会堂内部はテントのように木が組まれ、天井にはられた竹のすだれ、ステンドグラスの大窓が明るく開放的な空間を作り出している。
旧所在地:京都市下京区河原町通五條 建設年代:明治40年(1907)
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近衛局本部付属舎(登録有形文化財)
愛知県犬山市内山(明治村)
切石の基礎上に建つ木造平屋建,寄棟造,桟瓦葺の建物で,軒蛇腹を廻す。内外壁を平滑な白漆喰塗とし,欄間付きの両開き戸の出入口と上げ下げ窓を開く。正面アーケードの柱頭高から半円アーチに沿わせた細いコーニスが意匠の中心となっている。
旧所在地:東京都千代田区千代田 建設年代:明治21年(1888)
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三重県尋常師範学校・蔵持小学校(登録有形文化財)
愛知県犬山市内山(明治村)
木造2階建,桟瓦葺,外壁は玄関部が漆喰塗,教室部が下見板張。軒先持送りと胴蛇腹の下に飾りパネルを付け,簡素な上げ下げ窓を配す。玄関部と1階廊下にトスカナ式円柱を配し,入母屋破風とポーチ扁平アーチを植物意匠で飾る。設計は三重県技師の清水義八。旧所在地 三重県名張市蔵持 建設年代 明治21年(1888)
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大井肉店(登録有形文化財)
愛知県犬山市内山(明治村)
大井牛肉店正面を飾る柱のデザインは、ギリシャ・ローマ建築の様式の一種で、コリント式と呼ばれ、華やかなものとして知られている。手摺を支える"とっくり型"の手摺子はルネサンス以降に発達したものである。
旧所在地:神戸市生田区元町 建設年代:明治20年(1887)頃
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名古屋市役所本庁舎(洋館)
愛知県名古屋市中区三の丸三丁
名古屋市役所本庁舎は、天皇御大典事業として建設されました。外観設計は懸賞募集で公募され、隣接する愛知県庁と共に帝冠様式の代表作となっています。高さ53mの中央塔の上部に二層の屋根を付し、最上層の四注屋根先端に四方にらみのシャチをのせて、名古屋城との調和を図っています。内部の玄関ホール、階段の大理石は国会議事堂で使われた山口県産『小桜』の余材が使用されました。この材が使用されているのは、国会議事堂と名古屋市庁舎のみとなっています。また、市政を丸く治めようと正面奥には珍しい円卓議場(名古屋市会本会議場)があります。 昭和8年(1933)建築
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愛知県庁本庁舎
愛知県名古屋市中区三の丸三丁目
愛知県庁本庁舎は、名古屋市役所本庁舎に隣接して建設されました。帝冠様式の外観は、庁舎建設について諮問を受けた建築会の重鎮や県当局側からの発想といわれています。市庁舎の抽象化された塔屋に比べ、県庁舎では城郭風の屋根が乗せられています。下層部はテラコッタタイルですが、上部は白色磁器モザイクタイルで作られています。 昭和13年(1938)建築
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愛知県の洋館①
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