後楽園では今朝4時から開園して、ハスの開花を鑑賞する会があったそうです。琴の音の流れる中、ゆっくりと開花していく様子をたくさんの人が鑑賞したと聞きました。が、その時間に出られなかった私は、日も高く上った9時過ぎに立ち寄ってみました。
猛暑が続く毎日ですが、朝とは思えない強い日差し。そんな中を、日傘をさした人たちが次々に蓮を目指して歩いていました。
花葉(かよう)の池。白い大きなハス、一天四海(通称大名ハス、と書いてありましたが、別種という意見もあります)が生い茂っています。
中央の沢の池の奥にある水田の一角にもハス畑があります。
大賀ハス。昭和26年に千葉県で発掘した地層の中から蓮の実3粒が見つかりました。そのうちひとつが、岡山市出身の植物学者大賀一郎博士の手で発芽し、弥生時代の蓮がよみがえったとして話題になりました。その子孫が昭和31年に後楽園に植えられました。古代の蓮、2000年のロマンです。
日当たりの良い場所に咲く蓮の花の鑑賞は、早朝に限りますね花どころではなくなってきました・・・暑い。。。