梅雨ですっかり作る気がなえていましたが、春に収穫した花や実たちが、出番を待っていました。よく冷えた部屋で作業開始ココまでが長い道のり、材料さえそろえばできたも同然。丸い実を中心に、可愛いバスケットになりました。水の心配をする必要がないところがドライフラワーのいいところ。日差しを避けて、1~2ヶ月も飾ったら思い切って処分しましょう
今日の材料は、スカビオーサ・ドラムスティックとニゲラのふっくら丸い実、ルナリアの団扇みたいな白い実、ラグラス、シロタエギクの葉、赤いバラ、ナガミヒナゲシの実。薄紫がきれいなのは、アサツキの花。
なぜサンゴジュなのか、少しオレンジがかった今の時期によくわかります。実のついている茎の部分も赤く色づき、実の先に残るめしべの柱頭だった部分もふくめて、珊瑚玉を針金で加工した飾り物によく似ています。
常緑で花も実も楽しめる丈夫な木。よく茂って葉に厚みがあるので、防火の意味もあって生垣に使われているそうです。