ツバキの実はほとんどはじけて落ちてしまいました。けれど、まだ鈴なりのままの木がある。これは大変。実をつけすぎて木が弱る・・・・かも。
もっと早く採ればよかった、一番気に入っている木なのに。
姫リンゴみたいに使いたかった。渋い肌色のケイトウを使いたかった。でもこうなりました。
敷いたのは、先日の、栗の渋皮煮で染めた布を・・・・①更にミョウバン媒染 ②栗の鬼皮を煮出した液で染めたもの・・・・少し黄色がかったように思います。
で、昨日、栗の渋皮煮染めの布や糸を見せてもらいました。大変美しいピンクで感激。写真はありません来年はぜひ絹で試します(誓い)
去年出会ったミヤコイバラ。秋の様子は?
ため池の周りの雑木がかなり刈り込まれて、この調子でいくとミヤコイバラの茂みがなくなりそうな勢いです。
ため池に向かって伸びたネズの木に這い登るミヤコイバラ。パワフル~
残った茂みに色づいた実が見えます。
立派な実をつけた枝。
ここで今年ピンクの花をつけていた枝を挿し木したもの。
去年、この近くの山で見事なノバラの実を見つけて種まきしました。春に芽が出て、夏を越し、ぐんぐん伸びて、あ~やっぱりこれもミヤコイバラみたいです。
面白がって種まきや挿し木をしていたらたいへんなことに、なりますね。
天気のよい昼下がり、フジバカマを背にのんびり寄せ植え作業中、目の端にふわりふわりと蝶の姿が~待ってました、アサギマダラです!カメラカメラ~。
去年のアサギマダラ体験以来、すっかりフジバカマファンになって、裏庭の一畳ほどのスペースの主導権を渡しています(と言っても、ミョウガ、ホトトギス、アジサイ、タカノハススキ、ミモザに混じって)。今年の夏は雨不足で、あまり成長はよくありませんがそれでも一面にひょろひょろのフジバカマがたくさん花をつけ始めていました。でもまだつぼみが多いし、だいいいち、ここにフジバカマが咲いているってそうそうわかるわけもなし、今年も来るとは限らない、そう思っていたところでした。
なのに、夕方の日差しの中に、よく見ると2頭も(蝶は頭で数えるらしいです)。
↑2頭入れて写したつもり、手前に亡霊が・・・・
どちらにもマーキングがありません。この時はじめて、私もマーキングしてみよう、という考えが浮ぶ。どの部分に何を書いていいのか調べていなかったので思いつくまま、すぐ側にいた1頭の羽をつまんで台の上に横向きに置き、細い油性ペンで「KURA M1」と記入。放すとすぐに空の彼方へ飛び去り、数分後もう一頭も舞い上がりました。結局一頭にしかマーキングできず。いったいあの二頭は、連絡しあって旅を続けているのか、またまたとても不思議なアサギマダラ体験でした。
オス2頭。暖かく風なし。滞在時間は、気がついてから15分。
ところで、去年我が家を訪れたアサギマダラにマーキングした石川県宝達山グループ。その後の成果は?と年末にお尋ねしたところ・・・・
「10月25日以降には、四国で3頭、喜界
島で1頭、沖縄本島で4頭が観察され、今年はこれまでに17頭
が各地で観察されています。
沖縄県南城市糸数城跡が、最も遠方で、ここで2頭観察されまし
た。移動日数は約2ヶ月。真っ直ぐ飛んだと考えると1450kmの距
離です。小さな体に秘められたパワーを感じずにはいられません。
再観察の割合は年々上昇し、宝達山から飛ばしたアサギマダラは、
今年は90頭に1頭が再観察されています。しかし、宝達小学校
の子供達は182頭にマーキングしているのに、まだ1頭も再観
察されず、不思議であり残念でなりません。
」とのお返事でした。
今年我が家に立ち寄ったあの蝶たちは今ごろ何処でどうしているのでしょう。
毎度、通りかかる岡山市北部の山里の草花です。
稲刈りが始まったら見えなくなってしまうと心配していたコナギの花。田の雑草ですから、踏みしだかれても何とか生き残った花が小さく咲いていました。絶滅しそうなミズアオイに比べるとはるかに小さい弱々しい花ですが、あちらこちらの水田に生えています。
今年はタデ研究年なのか、またまた、知らないタデに遭遇しました。ハナタデ、でしょうか、地味かわいい花です。あたりにはミズヒキも。
目を引く黄色い花、キバナアキギリ。
藪の奥に見えた・・・お茶の花?山で咲くとこんなにのびのび、可愛いお花。自生はしていないらしいので、誰かが植えたのでしょうか、近寄れなかったのが残念でした。
そして、水路脇にメリケンカルカヤに交じって・・・・オガルカヤ。
まだ咲き始めのようで、軸の色が大変きれいなのが印象的でした。
秋は学校のバザーシーズン。冬の室内水遣り用に、買ってしまいました、白い水差し。秋の草花を飾りました。
さて、渋皮染め・・・・とは、この下に敷いた布の事です。
栗の渋皮煮を作る時、濃い煮汁が何回もできますね。もったいないのでこれを使って染めてみました。木綿の薄い布は牛乳に浸して乾かしておいたもの。栗をゆでる時はアク抜きのために重曹が入っています。
このゆで汁を別にとって布を浸してから水洗いして干す。乾いたら次のゆで汁に浸す、ということを3回繰り返しました。
ピンクがかった茶色です。煮汁の色からは想像つかない色になって驚きました。案外染まりにくいですね。毛糸も染めてみればよかった。渋皮煮はおまけつきで楽しみ倍増です。