「タカサゴユリを守る勇者!頼んだよ!」・・・・
ユリクビナガハムシは、最悪のユリの害虫です。唯一のカサブランカが無残な姿になって嘆いていたらこの虫を教えていただき、気をつけてみると・・・なるほど蕾や新芽にこのハムシの「幼虫」が群がって食害していました。その姿はあまりにグロテスクなので、写真に撮る気になれません。衝撃的な写真はこちらのサイトをご覧下さい。
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上の写真の「勇者」は、結局ユリクビナガハムシの成虫とすれ違い、見逃しました。見掛け倒し、いえいえ、思い込んだのが間違いですね、カマキリ君にも好き嫌いがあるようです。
ドライフラワーに最適、といううたい文句に釣られて植えた苗です。5月頃から、ちょっと珍しい色合いの、はかない紫色の花をつけ始めました。
キク科カエルレア属、地中海原産。和名瑠璃ニガナ。いい和名をもらいましたね。
よく調べてみると日本の暑さが苦手で、夏越しが難しいので一年草扱いの事が多いけれど、環境が合えば根付いて大株になるそうです。耐寒性あり。早速置き場所を変えて、夏越しを祈ることにします・・・
切り花やドライフラワーに人気、と説明に書いてありましたが、しかし、この花を切って吊り下げて乾燥させてもドライフラワーにはなりません。残念ながら、この花は閉じる性質があるのです。花を干しても閉じて、外の白いかさかさのガクの中にくるまってしまいます!
仕方なく花を摘んでシリカゲルに埋め込む方式でドライに仕上げました。色はきれいに残ります。