日本ウェルター級チャンピオン 日本ウェルター級1位
セムジュ・デビット(中日) 小畑 武尊 (ダッシュ東保)
6勝(4KO)1敗 14勝(6KO)6敗1分
ウガンダ出身でオリンピック選手だったセムジュ選手に
元暫定チャンピオンの小畑選手が挑戦した。
中日ジムは名古屋市にあり、ダッシュ東保は大分県別府市。
珍しい地方ジム所属選手の対決。
写真左側:青色のグローブがセムジュ選手。
写真右側:銀色のグローブが小畑選手。
1ラウンド:セムジュ選手が左ジャブからワンツーで仕掛ける。
小畑選手は右ジャブを細かく出す。セムジュ選手は迫力のある大きな
右オーバーハンドを振るう。小畑選手は右ジャブで前進すると、
セムジュ選手は右フック。小畑選手が距離を詰め左フック、
セムジュ選手は左フックから右アッパー。
(セムジュ選手:10-9:小畑選手)
2ラウンド:セムジュ選手は左ジャブをボディへ打ってワンツー。
小畑選手は身体を柔らかく動かす。セムジュ選手が距離を詰める。
小畑選手の左ストレート。セムジュ選手はガードを固めて前に出て
右ストレート、小畑選手は左ストレートを上下に・セムジュ選手が
コーナーに詰めて右ストレート。
(セムジュ選手:10-9:小畑選手)
3ラウンド:セムジュ選手が先にワンツー、小畑選手の左ストレート。
セムジュ選手が細かく手を出しながら追う。小畑選手も左アッパー、
左ストレートと出すがセムジュ選手が柔らかい動きで当てさせない。
(セムジュ選手:10-9:小畑選手)
4ラウンド:セムジュ選手が右ストレートを上下に打ちロープに詰め、
細かい連打を浴びせる。右ボディ、右ストレートでコーナーに詰めて
小さなパンチを集める。
(セムジュ選手:10-9:小畑選手)
5ラウンド:セムジュ選手が前進、小畑選手は左ストレート。
セムジュ選手がロープに詰めて右ボディ、左フック。小畑選手は
左ストレート、右アッパー、左ストレート。セムジュ選手が手を
出し続けるため小畑選手が圧倒されている。小畑選手の左ストレートで
セムジュ選手は腰が落ちるが前進し続ける。
(セムジュ選手:9-10:小畑選手)
ここまで49-46でセムジュ選手の優勢。
公式採点は48-47が2者、49-46が1者でセムジュ選手を支持。
6ラウンド:接近戦。セムジュ選手が右ストレートから前進しコーナーへ
詰めて右ボディ。小畑選手は押されながらも左ストレート、左右アッパー、
右フック、左アッパー。セムジュ選手のプレッシャーが強く手数が多いため、
小畑選手は下がってしまい押されている印象が強い。
(セムジュ選手:10-9:小畑選手)
7ラウンド:。セムジュ選手の前進は止まらずそれほど強打はないが、
多彩なパンチで連打を続ける。小畑選手が左ストレートを当てても、
セムジュ選手のしつこい連打を止められない。
(セムジュ選手:10-9:小畑選手)
8ラウンド:セムジュ選手の前進を小畑選手が前進する事で止める。
頭をつけての打ち合い。小畑選手の左右フック、セムジュ選手は右ボディ、
左フック、手数で圧倒。
(セムジュ選手:10-9:小畑選手)
9ラウンド:セムジュ選手は左をボディへ打って右ストレート、
右アッパー、左フック。小畑選手が前に出て左ストレート、接近戦では
セムジュ選手の回転のよい連打が目立つ。
(セムジュ選手:10-9:小畑選手)
10ラウンド:小畑選手が前進しコーナーへ詰めて行くがセムジュ選手の
連打にクリーンヒットは少ないが左フックでコーナーに詰めワンツー、
右フック。セムジュ選手は右アッパーで押し返す。打ち合い。
小畑選手の連打、左ストレート。
(セムジュ選手:9-10:小畑選手)
私の採点は98-92でセムジュ選手の圧勝。
公式採点は97-93が1者、98-92が2者。
3-0でセムジュ選手の判定勝ち。
圧勝ではあったが初回から同じような展開で、
観ている方はちょっと辛かった。
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