カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

カルマヨガ

2009年10月02日 21時38分43秒 | ヨーガ / YOGA
主に日曜日だけだが、
パハール・ガンジにある某旅行会社で、ボランティアをしている。

その旅行会社は、私が旅行者だった時に、
チケットの手配などをお願いしていた会社で、
以前から近所に行った際には立寄って、
日本語メールの返信などお手伝いをさせていただいていた。

最初はちょっとした恩返しのつもりだった。
しかし、続けているうちに、
これは私にとってのカルマヨガである事に気づいた。

奉仕による修行 - Yoga of Action
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サティヤ サイ出版協会

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7月からやっているので、見かけた人もいるだろう。
会社のメンバーとバッタリ遭遇した事も何度もあった。

 カウンターに座っているので、さも従業員に見えるのだが、
給料を貰っているわけではないので、
人に聞かれれば「お手伝いです。」とか
ボランティアです。」と答えている。

偶然通りかかり立寄って行く日本人の旅行者たちに
質問されれば知っている限りのアドバイスをするし、
必要と思えば予備知識をささやきもする。
近所のホテル探しや買い物について来て欲しいと言われれば、
時間があればお付き合いもする。

その多くはお互いに名前さえも知らない人たちである。
中には食事を一緒にさせていただいたり、名刺を頂く事もあるが、
だいたいはその場限りで二度と会わない人たちだ。

 私がインドで得た経験や知りえた情報を、
     このまま自分だけの物にしておいても仕方が無い。
 誰かの役に立つのであれば、喜んで伝達させてもらう。

パハール・ガンジの旅行会社で、
もし日本人を見かけたら声をかけて下さい。
それはきっと私です。遠慮せず、どんどん使ってください。

 もともとこのブログを始めたキッカケは、
(老化のための)健忘録と言う事もあったのだが、
不特定多数の人のお役に立てれば・・・と言う思いもあった。

『2009年11月30日をもちまして、
 この旅行会社でのカルマヨガは終了しました。
 ありがとうございました。』
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ヨーガとは・・・・・・・?

2009年10月01日 12時23分23秒 | ヨーガ / YOGA
クリシュナがアンジュナにこう悟したそうだ。

「本分を尽くして働け。
  しかしお前の行為から、
    いかなる成果も期待してはいけない。」

 ある事があって、この何日かヨーガについて考えていた。
 
とある人が私に対してヨーガについて語った話の内容が、
腑に落ちなかったからだ。
いや・・・話の内容もそうだが、言われた事自体、
何でそんな事を言われなきゃいけないのだろう、
と感じたのだった。

ヨーガとは、閉鎖的なものではなく、
広い心を持ち、愛にあふれるものだと私は思っていたし、
そうあろうと実践してきたつもりだ。

そして・・考え抜いた末に、この一言に辿り着いた。

自分の行為に対して何らかの見返りを求めたり、
相手によって態度を変えたりすることは、
ヨーガではないと思う。

ヨーガとはアーサナだけではないので、
上手くポーズが取れれば良いと言うものではない。
肉体を制する事によって、心を制御するのだ。

いや・・・心を制御する事ができるようになる為に、
アーサナによっていやしい肉体を制御するのである。

「本分を尽くして働け。
  しかしお前の行為から、
    いかなる成果も期待してはいけない。」

この結論に達した日に、
日本から3ヶ月前に送った船便の荷物が、
長旅を終えて到着した。

何を送ったか記憶すらなくなっていたが、
冬物のフリースの中からヨーガの本が2冊出てきた。

1冊は「ハタ・ヨーガの真髄」。

ハタヨガの真髄
―600の写真による実技事典

B.K.S. アイアンガー
白揚社

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そしてもう1冊は「ヨーガ・スートラ」だった。

インテグラル・ヨーガ
―パタンジャリのヨーガ・スートラ

スワミ・サッチダーナンダ
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「ヨーガ・スートラ」の最後方のページにこう書いてあった。

「通常、ヨーギー(ヨガをする人)というものは他者のために行為する。
 彼は自分自身のためには何もしない・・・・・」

私のたどり着いた結論は、間違っていなかった。
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クリア・ヨガ・アシュラム

2009年06月30日 21時14分59秒 | ヨーガ / YOGA
ラム・ジュラー橋あたりからは建物の上部だけが見えるので、
ずーっとモスクかと思っていた。

大通りをラクシュマン・ジュラー橋への道を登っていくと突き当たりにある。
壁面には「クリア・ヨーガ・アシュラム」と書いてあったので、
ヨーガのアシュラムのようだ。

道路を右手へ進むと入口があるのだが、
門は開いてるが人気がない。
宿泊施設と思われる建物も見えたが、
やはり人気が感じられなかった。

「クリア・ヨーガ」とは、
呼吸法・ポーズ・塩水を飲むなどの方法を通して、
身体を浄化するヨーガである。

ヨガニケタンで私が体験した・・こんな事をするのであろう。
      
初めてのクリア(泣)。

現代人のためのヨーガ・スートラ (GAIA BOOKS)
グレゴール・メーレ
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マハリシ・マヘーシ・アシュラム(跡地)
パラマータ・ニケタン・アシュラム

   
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パラマータ・ニケタン・アシュラム

2009年06月29日 21時49分59秒 | ヨーガ / YOGA
このアシュラム・・・純粋なヨーガ・アシュラムなのかどうかは不明だが、
HPによるとヨーガも出来るみたいだし、
毎年3月の第1週目に「国際ヨーガ・フェスティバル」を主催しているのだが、
施設の中を見学してみても、それらしくはない。

色とりどりの神様の像がテーマパークのように飾られている。
ガンガー(ガンジス河)のガートは、
このような門になっており、門の左側には時計塔まである。





夕方5時半になるとアラティと言う儀式が行われ、
ガートの階段に大勢の人々が詰め掛ける。
バジャン(神をたたえる歌)が繰り返され火が灯される。
小さな灯明に火を灯し河に流す人々。

まだ明るいのでイマイチなのだが、
冬場はきっと暗闇の中で綺麗だろうと思う。

私を発見するヨガ
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マハリシ・マヘーシュ・アシュラム(跡地)

2009年06月28日 23時56分59秒 | ヨーガ / YOGA
リシケシを有名にした出来事・・・・それは・・
1968年2月にビートルズがやって来た事だろう。

マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーと言う聖者の下で、
TM瞑想(トランセンデンタル・メディテーション)を行った。

ザ・ビートルズ

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新TM瞑想法がよくわかる本

ダイヤモンド社

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しかし、リンゴは食事の問題でわずか11日間でインドを去り、
ポールは予定通り1ヶ月間滞在し帰国。
ジョンはガールフレンドにマハリシが手を出したとかで幻滅し、
2ヶ月ほどでインドを離れる。
ジョージだけはその後もインドの宗教や哲学への傾斜を強めていった。

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―存在の科学と生活の技術 (1977年)


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現在は使われていない、このアシュラムの跡地は、
シュリ・ヴェド・ニケタン・アシュラムの先を進むと左手に現れる。

入口の門の上には特徴のある円錐型の屋根がある。
神戸異人館のような佇まいである。
門は閉まっており南京鍵でロックされており、
しかも「NO ENTRY」と書かれている。

門の左側の山の傾斜をよじ登れば不法侵入は出来そうだが、
けっこう急斜面で危険を冒してまで登らなくてもなぁ・・・。

 しばらく覗いていると、中からオジさんが出てきた。
門の外側から鍵がかかっているのに、内側に人がいるとは・・・。
それもサドゥーっぽい衣装ではなく、
普通のポロシャツを着たオジさんである。

誰だか知らないが、ダメもとでヒンディー語で聞いてみた。
  「入ってもいいですか?」

すると、どうだ。オジさんは言った。
  「マネー!」
ええっ それは初対面の人に向かって、
イキナリ言う言葉だろうか。

 さすがはインドである。
このオジさんは勝手に住みついてるだけであり、
地主でも管理人でもないだろう。

値段交渉すると後が面倒なので、
いくらで入れてくれるのかは聞かなかった。

TVや雑誌の特集で内部を見た事はあるのだが、
取材ではこのオジさんにお金を支払ってるのだろうか?

これだけ有名なのだから、跡地をきちんと整備し、
名所として入場料を取ればいいのにと思う。
リシケシに観光地は少ないのだから。

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オームカラナンダ・ガンガー・サダン(リシケシ)

2009年06月13日 20時25分59秒 | ヨーガ / YOGA
リシケシのリクシャースタンドの手前の右側にある。
アイアンガー・ヨーガのアシュラム。

写真は、オームカラナンダ・ガートの入口にある、
オームカラナンダ先生のお言葉。

ヨーガホール内は、フローリングの床で中央にステージがある。
ブロック、ベルト、ブランケット、ボルスター、ロープ等、
アイアンガー特有のポーズ矯正グッズがある。

ヨガブロックA
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時期にもよると思うが、私が滞在した時は、
月~土曜の18:00~19:30の1週間のコースが、
950Rs(約1900円)だった。

毎週月曜日の朝7時にその週の申込み受付があり、
参加出来る曜日を申請して料金を支払うシステム。
私は月曜1回だけの参加だったが、300Rs(約600円)だった。
 どう言う計算かは不明。

 Uと言うインド人の名前だが、
どうやら北欧出身らしい年配の小太りの女性が先生で、
物凄いサディスティックな指導をする。

脚に怪我の跡があり自分でポーズを取ったりはしないが、
指導している内容は至極まともなようであった。
(英語に堪能でないので、経験上そう感じた。)

スタジオ内へは一切の私物は持込禁止。
持込んだ場合は激しく注意される。

1日に6・7種類のアーサナしかやらず、
各アーサナの基本をみっちり学習できる。
筋肉の動きを確認しながら行うので、
短パンでの参加が義務付けられる。短パンでない場合は、
太ももまで出来るだけめくり上げるように注意される。

1つのアーサナを全員が完璧に出来るまで先生が確認して回るが、
その間は常につま先と膝上の筋肉をアップしたまま、
キープしておかねばならず、かなりキツイ。

 出来ていない人は容赦なく前に呼びつけられ、
ダメなサンプルとして全員の前でポーズを取らされ、
先生が何処がどうダメなのか全員に質問する。

初心者はほぼ毎回、前に呼ばれる事になり気の毒な気がしたが、
何の下準備もせずに来たのは自己責任なので、
厳しいようだが同情はしない。

これは聞いた話であるが、
言う通りに出来ていない生徒に対して、
「出て行きなさい!」と言って退出させ、
それ以上の参加を認めなかったケースもあるらしい。

またターゲットを決めると徹底的に集中攻撃する傾向がある。

アイアンガーについて勉強する意欲があって、
打たれ強い方にはピッタリだと思う。

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出稽古その②。

   
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シバナンダ・アシュラム(リシケシ)

2009年06月12日 23時54分59秒 | ヨーガ / YOGA
広大な敷地のシバナンダ・アシュラムは、
大通りの左手の山側に寺院と並んであるのだが、
ヨーガホールの場所はちょっと解りにくい。
私は自力で見つけられなかったので、
ディヴァイン・ライフ・ソサエティのレセプションで尋ねた。

リシケシのリクシャースタンドから
ラクシュマン・ジュラー橋へ向う大通沿いの右手にある、
ディヴァイン・ライフ・ソサエティと
シバナンダ病院の間の階段を下りていった所にある。

またはリクシャースタンドからラムジュラー橋に向かって行き、
左手にあるシバナンダ郵便局と土産物屋の間の・・・
 えっこんなとこ入っちゃっていいの」と思う様な、
狭い階段を登って行くと左側にある。

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フローリングの床の清潔なホールで、
25人程度が定員と思われる。
使用しなかったがエアコンが設置されていた。

男子の部が6:00~7:00(インド人男性の先生)、
女子の部が16:30~18:30(日本人女性の先生)と、
何故だか女子の方が長い。日曜日は休み。
男子の部に参加した人に聞いたところ、
やはり内容は女子の方が充実していた。

女子部は、呼吸法をみっちりやった後、太陽礼拝をみっちりやり、
ボートレッグ、ヘッドスタンド、ショルダースタンド、
とみっちりやる。ここまで約1時間。

その後は、バッタのポーズ、前屈系、ツイスト系、スタンド系と
前半に比べればやや軽い感じ。
シバナンダ流なので各ポーズの間にシャバアーサナが入る。

終わった後は、やり遂げたと言う充実感と言うか、
満足感と言うか、爽快感があったので、
滞在していたシュリ・ヴェド・ニケタン・アシュラムからは、
片道3Km程あったが、毎日の様に通った。

 先生は日本人だが、説明は英語で進められ、
勝手が解らない初日は、指導が厳しい感じがする。
しかし何日か通っているうちに、
クラスの前後に日本語で会話したり、打ち解けてくれる。

料金が「お布施」と言うのが頭を悩ませる所だが、
BOXにお金を入れる所を見ていたら・・・
10Rsの人もいたし、入れない人もいた。

なお、シバナンダ・アシュラム内の宿泊施設に滞在するには、
ディヴァイン・ライフ・ソサエティに事前申し込みが必要。
初めての人は10日間がMAXのようだった。
こちらも料金はお布施・・・・。
 インド人は10日間で数百ルピーらしいが、
日本人は10倍は期待される模様・・・。

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出稽古。

   
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ヨガ・ニケタン(リシケシ) その③

2009年06月10日 19時51分59秒 | ヨーガ / YOGA
ヨガ・ニケタン・アシュラムで提供される食事について紹介する。

アシュラム内の滞在者は、各自の食器を与えられる。
ターリー皿、ダール用カップ、飲料用コップ、スプーンである。
ゲストハウス滞在者は毎回ダイニングホールの厨房で借りる。
使った食器は自分で洗って返却する。

4:30起床で、5:00~瞑想、6:30~ヨーガの後、
待ちに待った8:00~朝食であるのだが・・・
朝食は軽く・・・と言うのがインド流、この日はウプマとチャイだった。

朝食メニューは4種類で7日間に順番に出る。
基本的に何か一品とチャイである。

 少食な私でも、これぢゃ足らないな・・と言う感じ。



              
12:00 やっとランチ。朝が軽かったので、
さすがの私もライスは多めにもらった。

写真上部左側よりマンゴー・チャツネ、サブジ、ダール、キュウリ、
左側下部左側よりライス、チャパティ。

チャツネは付かない場合が多く、基本的なメニューとしては、
ダールとサブジとライスとチャパティが定番。
キュウリの代わりにスイカが出た事もあった。

ダールはその時によって中身が若干変わり、
サブジはジャガイモとオクラ、ジャガイモとナス、
ジャガイモとキュウリ、などが多いのだが、
この日は見たこともない繊維質の物が

聞けばジャックフルーツとの事。

  庭になってたコレか~

いや・・・マズかった。どれくらいマズかったかと言うと、
インド人以外はおかわりしてなかったもん。
しかも相当残ったらしく・・・その日の夕食にも出たし・・・。

全体的にヨーガ食と言う感じで、
刺激物であるニンニク、玉ねぎ、チリは使用してないようだ。
当然、辛さは控えめであった。チリはお好みで配給された。

なお、嬉しい事に食べ放題。



              
 続いて16:30~は、ティータイム

チャイとビスケット。以上。
ビスケットの種類が変わるのかと思ってたら、
毎日、同じメニューだった。定価1RS(約2円)と記載あったが、
なんと4枚入りとお徳だった。



              
17:00~ヨーガ、18:30~瞑想の後、20:00~ディナー

写真上部左側よりダール、サブジ、キュウリ、
左側下部左側よりライス、チャパティ。

サブジはジャガイモとピーマン。

こうして4日間、ゲストハウスより1日3回、
坂道を登りアシュラムに通ったわけだが、
先生達もスタッフ達も滞在者のみなさんも
みな親切で楽しく過ごす事ができた。

なによりヨーガを勉強すると言う同じ目標を持った、
各国のヨギー達と出会え、一緒に学べた事が嬉しかった。

また、私の身体が1日3食インド食を受付けるかどうか心配だったが、
全く問題なく美味しく頂けた。

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ヨガ・ニケタン(リシケシ) その①
ヨガ・ニケタン(リシケシ) その②

   
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ヨガ・ニケタン(リシケシ) その②

2009年06月05日 22時21分59秒 | ヨーガ / YOGA
朝晩の瞑想と午後のレクチャーが行われる「瞑想ホール」。
照明を落とした室内は静かでヒンヤリとしていた。
座布団と椅子と壁は自由に使える。

瞑想は、最初に先生の説明があって、
それを聞きながら各自が瞑想に入る。
最後にベル(アラームか?)が鳴って終了となる。
朝晩の先生は別。

レクチャーは名物スワミ(白髭と白髪の先生)が、
瞑想とは・・・・と語り始め、
それが終わると各自の質問にスワミが答えてくださる。

毎回の参加者は2名ほどらしい。
いない場合は解散となるが、滞在者に聞いたところ、
みな1回は参加しているようだったので、
私も思い出作り(記念)のために英語も解らないのに参加してみた。

質問は2つ。「ヨーガの最終目的は解脱でしょうか?」、
「ベジタリアンでなければヨーガをする意味がないのでしょうか?」。

スワミの答えは「アーサナだけでなく瞑想で解脱に達するのだ。」と、
よく解らないが仏陀を例に出して説明してくださった。
「ベジタリアンであるとかないとかは関係がない。継続するべし。」

英語が良く解らない私の、想像又は推理又は妄想又は勘違い、
あるいは思い込み・・・かもしれない。


                
こちらがヨーガホール、入口は建物の左側にある。
ホールの中央にはガラス張りの別室があり、
その中央に白いBOXが置かれている。
・・・・その中には・・・ヨーガの大先生が、
蓮華座を組んだまま昇天されているそうだ。(未確認)

ヨーガを始める前に先生達はこの別室に入り、
BOX内の大先生に祈りを捧げてから指導を開始する。

ホールの床は布製のラグが敷き詰められ、
その上にさらに個人用の緑色の短いラグが敷かれている。
風通しが良くないので朝ヨーガでもかなりの汗をかく。

ヨーガは、1回に付き1つか2つのテーマを絞って行われる。
太陽礼拝は行わず、いきなり始まり、
テーマがバランスなら、バランスのポーズのバリエーションを行う。
つまり基本が出来てる事を前提にして考えていると思われた。
これでは・・初心者は厳しいと思う。


           
スケジュールの始まりには鐘を鳴らして合図する。
このスタッフは私の事をラクシュミーと呼んで親切にしてくれた。
 サントーシーだって言ったのにも関わらず・・・。

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ヨガ・ニケタン(リシケシ) その①

   
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ヨガ・ニケタン(リシケシ) その①

2009年06月04日 21時19分59秒 | ヨーガ / YOGA
当初の予定では、シュリ・ヴェド・ニケタン・アシュラムで、
1・2週間ほど身体を慣らした後で入門しようと考えていた。

 しかし、リシケシ滞在中に得た情報によると・・・
参加するにはアシュラムに15日以上滞在するか、
それ以下の滞在日数の場合はゲストハウスに滞在しなければならない。
他の宿泊施設から通う事は不可能で、見学さえもお断り。

 また日本や他国の旅行代理店と提携して、
パッケージ旅行で金儲けに走っている。
ヨーガの指導もイマイチである・・・などなど、
マイナスの意見が多かったので、足踏みをしてしまった。

 リシケシ滞在あと10日!!と言う時になって、
ここで入門せずに帰ったとしたら悔いが残るし、
指導については個人に合うかどうかの問題であるので、
やはり行ってみる事にしたのだった。

カレンダーを見てメニューのない日曜日はさけて、
ゲストハウスに4泊する事にした。1日550Rs(約1100円)、
食事代1日150Rs(約300円)が別と言うのは予想外だったが。

 結論から先に言うと、入門してみて正解だった。

他の宿泊施設からの参加や見学を断っているのは、
ヨーガに集中できる環境と秩序を守っているからだ。

大通りから坂道を登って行った所にある施設は、
15日以上の滞在が必要で、1日500Rs(約1000円)で、
全ての指導料と食事代まで含まれている。

3度の食事とお茶も先生と宿泊者で一緒に食べる。
これで共同生活の中で一緒に頑張ってると言う、
家族にも似た雰囲気や連帯感が生まれる。

天空の施設内は全く下界の騒音が排除されており、
素晴らしい環境だった。入出には名前と要件を書く必要があり、
セキュリティーもしっかりしている。
まぁ特に用事がない限り施設から全く出る必要がないのだ。

  スケジュール表。

次回、もしリシケシで修行するならヨガ・ニケタンにしたい、
・・・・などと思っていたら、私の滞在した2日後に事件は起こった。

なんと三人いたヨーガの先生の内、
二人が辞めて上海に行く事になったそうだ。
代わりの新しい先生を見つけたらしいのだが、
どんな先生やら解らない。

滞在者からの続報を待ちたい。
どうなるヨガ・ニケタン


   
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インドでヨーガをするならば・・・。

2009年06月02日 20時27分59秒 | ヨーガ / YOGA
一般的にヨーガの聖地とか発祥の地と言えば、
「リシケシ」と言う事になっているが、
実際にはヨーガの流派(種類)によって発祥の地は異なる。

例えばアシュタンガならカルナータカ州のマイソールだし、
アイアンガーならマハラシュトラ州のプーナである。
またアメリカ生まれのクリパルやアヌサラのように、
インド以外の国が発祥の流派もある。

 さて本題に入ろう。

私はヨーガを始めてたった4年であるが、
(欧米人にこう答えたところ、 大いに驚いていたが、
 ヨーガ=人生なので、4年は短いのだ。)
ようやくインドへ行ってみる決心をした。

聖地(と呼ばれる場所)に向う為には、
それなりの準備が必要だと考えていた。
インストラクター・レベルの人でないと、
とてもじゃないが行ってはいけないと、真面目に思っていたのだ。

私は東京のあるヨガスタジオに週1~4回のペースで通っていた。
(もちろん自宅でも出来る限り行っていた。)
いろんなヨーガがベースの先生に習った。
先生によって重要視するポイントが違うし、
コースによってはポーズの種類や難易度が異なる。

1か月のリシケシ修行の途中で気づいたのは、
私が教わった先生達はみんな非常にレベルが高く、
広い範囲でとても良く勉強していたんだ、と言う事。

そして、その教えが(全部ではないが)身についていたと言う事。
インドの先生の説明が不足していたり、英語が理解できなくても、
なんとか知識と体力でついていけたので、
リシケシで私は日本で習った先生達に感謝した。

インドの先生は日本の先生の様に、こと細かく丁寧に説明したり、
1cm単位でアジャストしてくれたりはしない。
それから初心者クラスは、あまりないので、
とにかく解らなくても見よう見まねで、やるしかない。

もし英語が堪能であれば、まだ理解できたり、
質問できたりするだろうけど、
旅行者レベルの英語力ではついて行けない。

 みなヨーガに対する考え方が違うので、
反論もあろうかと思うが、ちょっと言わせていただこう。

(注) あくまでも・・・長期滞在した
    シュリ・ヴェド・ニケタン・アシュラムを中心に語ります。

 例えばフランス料理の修業にパリに行くとする。
その場合、使い慣れた自分の包丁は持って行くだろう。
フォン・ド・ボーが何であるか知らない人や、
フランス語が解らない人、まさか包丁を握った事がない人は、
行くはずがないだろう。

 ジャズを習いにニュー・オーリンズに行くとしよう。
その場合、自分の愛する楽器は持って行くだろう。
コード進行や音階が解らない人や、
まさか譜面が読めない人は、行くはずがないだろう。

 プロレスの武者修行にメキシコに行くといよう。
見物ならいざ知らず、受身の経験もない人が行くだろうか?

 ヒマラヤ登山に行くとしよう。
高地や体力に自信がない人や、
日本でも登山経験のない人が行くだろうか?

 ところがヨーガはどうだ。
全くの初心者やヨーガが何であるか知らない人が沢山いた。

アシュラムによっては布製のラグや小汚いマットは置いてある。
ヨーガ・マットはリシケシでもそれなりの物が、
200~250Rs(約4~500円)で買える。
日本人は持参して来た人や購入する人が多かったが、
欧米人は・・・・・。
全くヤツらはナンなんだ。

朝一番のプレヨーガから参加しない、途中から参加してくる、
途中で退出する、ほとんど参加しない、
関係のないポーズをする、ずーっとシャバアーサナをしている、
後から来たくせに状態のいいマットをよこせと言う。

私も自分のヨーガに集中してはいたが、
やる気のないマイナスのエネルギーが多すぎる。
真剣にやる気がないなら、とっとと国へ帰れ  
目ざわりなんだよ   (失礼しました。)

きちんとやりたい人は、
事前にある程度は勉強して行った方が良いと思った。

またインドで始めた人は日本で習ってみると、
痒かった所に手が届くだろう。

ヨガワークス トラベラー マルタ

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私もリシケシから入るなら現地で購入しようと思ったが、
南インド周遊があったので、日本から持参した。
ヨガワークス社製の「トラベラー」と言うマット。
厚さ2mmと薄くA4サイズに折畳み可能、
わすか900gの優れ物 
私のは「マラケシュ」と言う暖色系の色。

   
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シュリ・ヴェド・ニケタン・アシュラム(リシケシ) その③

2009年06月01日 23時58分59秒 | ヨーガ / YOGA
通称「朝の先生」と呼ばれていたヴィクラント先生は、
その落ち着いた風貌に似合わず25歳。

ヨーガ指導中はニコリともせず、
鉄仮面の様に表情ひとつ変えない。
自分のポーズを決めると、
ギロリとにらむ様に生徒のポーズをチェックするので、
最初の頃はとても怖かった。

アシュラムの近所にお父さんと雑貨屋を開いており、
そこで会うとヨーガの時が嘘の様にニコニコと機嫌が良い。

通りがかって先生が店にいると、用事もないのに寄ってしまい、
ついつい冷たい飲物やビスケットやら日用品やら購入してしまう。

               

残念だったのは、
シュリ・ヴェド・ニケタン・アシュラム その①でも書いたが、
生徒の中に観光ヨーガの人が多く、
ズーッとシャバアーサナの人、違うポーズをしている人、
プラクティスの途中から参加してくる人や
平気で途中で退席するような礼儀すら知らない欧米人が多かった事。

また、参加者全体のレベルが低すぎて、
おそらくモチベーションが上がらないと思われたが、
ヨーガに対してはとても真剣で妥協を許さない、
真摯な態度が好きだった。

プラクティス終了後にインド人の弟子達に稽古をつけるのだが、
真面目な私たち数人の日本人は居残って、
一緒に稽古をつけてもらったりしたので、
かなり打ち解けてくれていた。

 なお、もう一人の先生、
通称「夜の先生」と呼んでいたマニーシ先生の方は、
参加者の態度のせいでテンションが上がらないらしく・・・
あまりやる気が感じられなかったので、
私は最初の5日間だけ参加し、
後はシバナンダ・アシュラムの夕ヨーガに参加していた。

 ≪ 関連記事 ≫ 

シュリ・ヴェド・ニケタン・アシュラム(リシケシ) その①
シュリ・ヴェド・ニケタン・アシュラム(リシケシ) その②

   
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シュリ・ヴェド・ニケタン・アシュラム(リシケシ) その②

2009年05月31日 19時54分59秒 | ヨーガ / YOGA
その優しげな眼差しと説得力のある口調から、
日本人滞在者の中で通称「おじいちゃん」と呼ばれていたが、
実は偉大なるスワミ(であろう)セント・シュリ・ハリ先生。

毎年3月にリシケシで行われる「国際ヨーガ週間」にも
参加されているようで、ポスターに写真があった。

朝のプレ・ヨーガ&呼吸法と
夕方のマントラ・チャンティング&瞑想法を担当している。

 参加者が少なくても、 途中で睡眠に入ろうとも、
何事もなかったかのように、
毎日ほぼ同じスケジュールをこなす。

さすがは人間が出来ている・・・・。
見習いたい。

天井から下がってるこの銅鑼をたたいて、
開始時間を知らせる。
           
 

未確認ではあるが・・・
シュリ・ヴェド・ニケタン・アシュラムを開いたスワミ、
と思われる像が庭にあった。



 ≪ 関連記事 ≫ 

シュリ・ヴェド・ニケタン・アシュラム(リシケシ) その①

   
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シュリ・ヴェド・ニケタン・アシュラム(リシケシ) その①

2009年05月30日 21時59分59秒 | ヨーガ / YOGA
リシケシのラムジュラ橋を渡り右折し、
とことん行った所にあるアシュラム。

 何処まで歩けばアシュラムがあるんだろう・・・
こんなに遠いならリクシャースタンドからすぐの所にある
ヨガニケタン・アシュラムにしとけば良かった・・・
と後悔しつつ、40℃を超える酷暑の中、
13Kgのバックパックを担いで、
ヘロヘロになりながらたどり着いた。

リクシャースタンドから4Kmはあるだろう。
私にとっては体力の限界ギリギリだった。

部屋はバス(水シャワー)・トイレ付150Rs(約300円)と
(湯沸器のある場所からお湯をバケツで持って行く事は可能)
バス(ホットシャワー)・トイレが共同の100Rs(約200円)、
値段は解らないがダブルルームがあり、全部で200室ほどある。
初回は3日以上の滞在が必要で、その後の延長は日数制限なし。

  150Rsの部屋。

この値段で朝晩のヨーガと呼吸法&瞑想法、
マントラ・チャンティングが無料で受けられるのは、
リシケシでも最安値であろう。

あまりにも安いのでヨーガをせずに、
宿泊のみしている長期滞在者が多いせいで、
ほぼ満室の事が多いのにはビックリ!

これと言って観光地の少ないリシケシで
ヨーガをせず何をしているのか 私には良く解らない。

アシュラム内での自炊はOKのようだが、
肉、魚、アルコールは持込禁止。さらにドラッグ(当り前)、
煙草は禁止なのだが、部屋で喫煙している人もいた。

  道場。

AM6:30~8:00 プレ・ヨーガ&呼吸法
   8:00~9:30 ヨーガ

PM4:00~5:30 マントラチャンティング&瞑想法
   5:30~7:00 ヨーガ

上記スケジュールで最も参加者が多いのが、
AM8時からのヨガである。
約1ヶ月の私の滞在中、AM6:30から真面目に参加したのは、
私以外は数えるほどしかいなかった。だいたいが日本人だった。

欧米人は観光ヨーガの人が多く、
3文の得と言われている早起きをせず、
しかも身体が固いクセにプレ・ヨーガでほぐさずに、
いきなり朝ヨーガに入るので変な格好になる。
夕方は4時と言ってもまだまだ暑いので参加しない人が多い。

 このアシュラムが「地球の歩き方」でも、
ラフなアシュラムと紹介されているのは以下の理由である。

 ① 宿泊者の半分以上はヨーガに参加しない。
 ② ヨーガ参加者の90%は観光ヨーガの欧米人だ。
 ③ 残りの10%のうち、ファッション・ヨーガの人が5%。
 ④ 真面目にヨーガ修行に来ている人は、たった5%。
 ⑤ 途中参加、途中退場は当り前の礼儀知らずが多い。


<観光ヨーガ>

 たまたま訪れた場所でヨーガをやっていたので参加した人。
 ヨーガ未経験者で自国に帰国後もたぶん継続しないであろう人。

<ファッション・ヨーガ>

 一応は経験者で、流行っているのでやってとか、
 ヤセるためにやっている人。
 多少のポーズは出来るがヨーガ本来の意味が解っていない人。
 ちょっとどうかな?と思う様な派手なコスチュームの人が多い。

   私が勝手に名付けた物であり、
     一般的には通用しません。悪しからず。

 まぁでも宿泊だけの人を排除してしまうと、
ヨーガ修行と言う秩序は守れるけど、
経営が大変なんだろうなぁ・・・。

   
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初めてのクリア(泣)。

2009年05月23日 13時36分03秒 | ヨーガ / YOGA
 ヨガニケンタンの朝ヨーガでクリアを体験しました。

軽く身体を動かした後に先生から、
外に出るようにとの話がありました。

 クリアを行うとの事

私はヨーガ本で見た事はありますが、
知識だけで全くの未経験です。
これは解る人にだけ解ると思いますが・・・・
クリアとは、身体の中を洗浄すると言う事です。

            

まずは「ネティ」と言う鼻の洗浄です。
食塩水を右鼻から入れて左鼻から出します。
食塩水は吸わなくても、顔を傾ければ自然に出てきます。
花粉症や鼻炎にも良いそうですので、
体験されている方もいるかもしれません。

次は胃の洗浄です。
食塩水を大量に飲んで・・・・ 吐きます。
胃が空っぽになるまで・・・・ 吐いて、吐いて、
吐きまくります。かなり苦しいです。

私の胃は通常の人の半分しかありませんので、
食塩水もカップ2杯半ほどで、すでに吐き気が。

 アシュラムの庭の写真の様な綺麗な花畑に向かって、
日本人も韓国人もインド人もブラジル人もフランス人もロシア人も、
全員で吐いたのでした。・・・・スゴイ光景でした。

 最後はヒモを使用して鼻の洗浄です。
片側の鼻の穴からヒモを入れて・・・
なんと 口から出します。

私はフツーの人間で奇人変人ではありませんので、
できるはずがありません。

まず・・・鼻の穴から数センチ、
ヒモを入れるとくしゃみが止まりません。
その場所を超えると行き止まり、ヒモが入らなくなりなります。
 どこかに脳みそ方向に開いてはイケない、
新しい穴が開いてしまうんじゃないか?と思いました。

さらには、近くに信頼の置ける病院はあるだろうか?
シバナンダ病院があったけど、腕は確かだろうか?
旅行保険は効くのかな?

突当たってからが相当に難しいです。
自分で達成できない人には先生がやってくれますが、
怖いです。

先生が私の鼻の穴に入れたヒモを、
動かして奥まで入れようとしました。

 「大丈夫ぢゃないです!」
 「絶対にイヤです!」

ヒンディー語で拒絶する私に先生は言いました。

 「ヒンディー語ができるのか?」

もちろん、ヒモと私の頭は先生の手で固定されたままです。
ヒモが口の奥から出てきました。

 「少し話せます・・・。」

先生は言いました。
 「どこでヒンディー語を習ったのか?」

自分の手で鼻から入れたヒモを口から出して引っ張りながら、
鼻水とよだれと涙を流しながら、私は答えました。

 「日本で習ってます・・・・。」

なんで、こんな状況で答えてるんだろうと思うと、
自分で自分がおかしくなり笑いまで出てしまいました。
もちろん、鼻水とよだれと涙を流しながら・・・。

貴重な体験でした。
身体がちょっと 綺麗なりました。
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