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ボクシング・前WBA世界ライト級チャンピオンの
小堀佑介君がインドへ到着しました。

便名も航空会社も判りませんでした。
到着時間は深夜になると想像は出来たのですが、
空港内で夜を明かす事も考えられた為、
ニューデリーの空港へ迎えに行くのは断念しました。

家で連絡を待つ事にしました。

着信番号を見ると「81-XXXXX」とあり、
81は日本の国番号ですので、どうやら日本からのようです。
(同行した元ジムメイトのA君が成田空港で借りた、
プリペイド携帯からの発信だったと後で判明。)

いつもと変わらぬ小堀君の声が聞こえました。






そうしたら駅で『そこは危ないから安全な場所に移動しましょう。』
と親切な人に日本語で話しかけられ連れられて来ました。」





・・・ってなわけで、約40分後の午前5時45分・・・・
インドの洗礼を受け顔面蒼白になった小堀君と友人のA君を無事、
捕獲・・じゃなく保護したのでした。


呆然としているところに絶妙なタイミングで、
日本語がペラペラな親切なインド人が登場し、
『そこは危ないから安全な場所に移動しましょう。』と囁き、
コンノートプレースにあるインチキ旅行会社に連れた行ったそうです。
カチアゲた子供も、相手がまさか世界チャンピオンだった、
とは知らなかっただろうが、
いきなりカチアゲられた小堀君も相当びっくりしたみたいです。
おそらく子供にペテン師がいくらかの小遣いを渡して、
やらせたに違いないのですが。
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プロレスなら先制攻撃を仕掛けられた混乱の中で、
いつの間にかゴングが鳴らされる事もある。
そんな思わぬ先制攻撃に、さすがの前チャンピオンも面食らってしまい、
後はインド人のなすがまま・・・きゅうりがパパになったそうだ。
しかし・・・元ボクサー二人旅でも、インドは甘くない。

『インド、ハンパないっす!!』(小堀語録)
まずは、第一報でした。

