昨年のイード(イスラム教のラマザン明けの祭り)に公開される予定であったが、
何かの理由で公開が遅れていた。
時代背景は1990年代のグジャラート州。
グジャラート州は禁酒州であり一部(ディーウ、ダマン特別管轄州)以外は、
酒を作る事も売る事も飲む事も持ち込む事も禁止されている。
私はここ3年ほどの年末年始にグジャラート州を訪れている。
昨年末にはグジャラート州で唯一お酒が飲めるディーウに行っていたので、
何か縁があるな・・・と思った。
<ストーリー> 
ライース(シャールク・カーン)は少年時代、
貧しい母子家庭で育った。ある日学校の授業中に、
黒板の字が読めないかったことで視力が悪い事が解る。
しかし貧しかったゆえに眼鏡を作ることが出来ず、
ガンディーの銅像から眼鏡を盗み眼科医の元に行くが、
眼科医が良い人で眼鏡を作るお金を出してくれる。
ある日ルイースは友達と一緒に禁止されている酒を売る元締めを訪ね、
酒を運ぶ事でお金を得る。これが元になり成功したルイーズは、
成長して酒の密輸の元締めとなる。
取り締まる警察官(ナワーズッディーン・シッディーキー)との対立が見所。
ナワーズッディーンは流石の存在感だった。


私は初めてインド映画で認識したがポルノ映画出身の女優サニー・レオーネが、
アイテムソングで出演しSRKと絡んでいる。
ダンスシーンは下手な女優より上手かったし(初めはひどかったらしいが)
売りのセクシーさは際立っていた。(インド人男性は大好きらしい。)
思っていたより歌と踊りのシーンが多かったので、
インド映画ファンも楽しめるだろう。


SRKの奥さん役でパキスタン女優マーヒラー・カーンが起用されているが、
顔つきも表情もスタイルもインド女優にない物があり、
今後も見たい所ではあるが・・・・
ここのところの印パ情勢からこの映画以降は、
パキスタン人の起用はできなくなっているらしい。
(パキスタン人俳優排斥)
逮捕されたライースは獄中から選挙に打って出て当選する。
購入した土地に学校などいろいろな施設を建設し理想都市を造ろうと、
市民からお金を集めるが政治家の策略に巻き込まれ全てを失う。
市民にお金を返せなくなったライースはムンバイのギャングを訪ね、
ある仕事を引き受ける代わりに資金を得る。
しかしその仕事は麻薬取引だったはずだったが、
中身は爆薬だった。おりしもグジャラート州では、
ヒンドゥー教徒とイスラム教徒の抗争が勃発しており、
爆薬が抗争に使用された事を知ったライースは
ムンバイのギャングを皆殺しにする。
家族を警察の人質に取られた事を知ったライースは投降するが、
ラストシーンで射殺されてしまう。このラストシーンであるが、
なぜ警察が犯人を殺害してしまうのか?
これは逮捕した犯人の裁判に時間もお金もかかるため、
面倒なので抵抗したためやむを得ず射殺したと言う事にするらしい。
警察側はそれを認めない(認めるはずがない)が、
実は今でもあるらしい。
またやっぱり警察の拷問シーンがあるが、
この現代において・・・どうなのか?と思う。
それから選挙に打って出るくだりは、
ついにSRKもラジニカーント化したのかと思った。
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何かの理由で公開が遅れていた。
時代背景は1990年代のグジャラート州。
グジャラート州は禁酒州であり一部(ディーウ、ダマン特別管轄州)以外は、
酒を作る事も売る事も飲む事も持ち込む事も禁止されている。
私はここ3年ほどの年末年始にグジャラート州を訪れている。
昨年末にはグジャラート州で唯一お酒が飲めるディーウに行っていたので、
何か縁があるな・・・と思った。


ライース(シャールク・カーン)は少年時代、
貧しい母子家庭で育った。ある日学校の授業中に、
黒板の字が読めないかったことで視力が悪い事が解る。
しかし貧しかったゆえに眼鏡を作ることが出来ず、
ガンディーの銅像から眼鏡を盗み眼科医の元に行くが、
眼科医が良い人で眼鏡を作るお金を出してくれる。
ある日ルイースは友達と一緒に禁止されている酒を売る元締めを訪ね、
酒を運ぶ事でお金を得る。これが元になり成功したルイーズは、
成長して酒の密輸の元締めとなる。
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今後も見たい所ではあるが・・・・
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ある仕事を引き受ける代わりに資金を得る。
しかしその仕事は麻薬取引だったはずだったが、
中身は爆薬だった。おりしもグジャラート州では、
ヒンドゥー教徒とイスラム教徒の抗争が勃発しており、
爆薬が抗争に使用された事を知ったライースは
ムンバイのギャングを皆殺しにする。
家族を警察の人質に取られた事を知ったライースは投降するが、
ラストシーンで射殺されてしまう。このラストシーンであるが、
なぜ警察が犯人を殺害してしまうのか?
これは逮捕した犯人の裁判に時間もお金もかかるため、
面倒なので抵抗したためやむを得ず射殺したと言う事にするらしい。
警察側はそれを認めない(認めるはずがない)が、
実は今でもあるらしい。
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