
横浜の山下公園には何度か行った事があり、
氷川丸の存在も知っていたのだが、中に入れるとは知らなかった。
入船料300円と意外と安かったので、うっかり入ってみた。
1930年に日本郵船が竣工させた客船でシアトル航路が有名だが、
戦争当時は病院船として使用された。その後シアトル航路は復活したが、
1961年より山下公園に係留され現在に至っている。
60年以上もあの場所に・・・。
乗船するとまずは食堂のあるBデッキを見学する。
食事は豪華。1932年にチャップリンが乗船し、
大好物の天婦羅を食したそうだ。
1938年にはオリンピック誘致を終え帰国途中の加納治五郎が、
肺炎で死去している。
上の階はAデッキで客室がある。一等客室はこんな感じで、
やっぱり豪華であった。
下の回のCデッキには3等客室があり二段ベットで狭い。
1等と3等の違いは一目瞭然。
最上階のN-3デッキは操舵室。ちゃんと音がする、
モールス信号もあった。
ステンドグラスも綺麗だった。
客室階の窓よりみなとみらい方面を望む。
昔と景色はだいぶ変わっているだろう。
300円以上の見ごたえがあるので、
話のタネに見学してみる事をお勧めする。
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