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ジャグラー算数教師のネパール奮闘記

2008年11月25日 15時17分55秒 | お知らせ
先ほど、「八丈島のヤギ肉でネパール料理!」 の記事を更新しましたが、
ネパール+八丈島関連のお知らせをもうひとつ。

現在、大賀郷中学校 で数学の講師をなさっている村田先生が、
かつて青年海外協力隊員としてネパールに2年間滞在したときの記録を
書籍化して出版されました。


ジャグラー算数教師のネパール奮闘記―青年海外協力隊員になってよかった!
単行本(ソフトカバー) 村田 誠吾 (著) ¥ 1,890 (税込)


●内容紹介
ジャグラーで算数教師という異色の経歴を持つ著者が、青年海外協力隊として
ネパールで活動した2年間を描く。小学校教諭としてネパールの算数教育改善に尽力。
大道芸人としても各地でジャグリングを披露。現地の新聞でも報道される。

●著者について
1979年福岡県北九州市生まれ。2002年東京学芸大学教育学部小学校数学科卒業。
2005年東京学芸大学大学院教育学研究科数学教育専攻修了。
2005年4月~2007年7月青年海外協力隊(派遣国:ネパール 職種:小学校教諭)。
現在は八丈島(東京都)にて中学校非常勤講師(数学)。
●ネパールで行った「小学校教諭」としての活動:カトマンズ、バクタプールを中心に、
算数の指導法の教師トレーニングや授業研究会を行う。
ネパール全土の公立小学校で使う算数の教科書を、ネパールの教師と共に改訂。
教師に向けた「ネパールの算数教育の問題点とその改善策(ネパール語版」を作成。
●ネパールで行った「大道芸人」として活動:各地の小中学校で、ジャグリングを披露。
日本ネパール国交樹立50周年記念行事で、ジャグリングを披露。
ネパールミュージックのCDのPVに出演。

ひとりの青年がふとしたきっかけから青年海外協力隊に参加して、
日本とはまったく異なる文化を持つネパールで、驚いたり凹んだり感動したりと、
様々な体験を得ながら、その体験のお返しに、青年海外協力隊員として
ネパールに貢献したいと真摯に願い、考え、奮闘する様子が描かれています。

うちの息子も学校でお世話になっている先生の本ですので、
わたしもすぐに購入して読みましたが、とても読みやすくて面白い本ですよ。
ネパール文化の紹介や、著者が体験する様々な出来事が面白くて、一気に読みました。
うちの子も、こんな風に自ら飛び込んで経験をして成長する逞しい青年に
育ってほしいと願います。これは多くの父母の願いでしょう。
みなさま、どうぞお読みくださいね。

◎島内のみなさまは、「大志堂書店」「八丈書房」でお求めください!
◎この本に関するレビューと、島外のみなさまは、Amazon で。

この本の中に、「ダサインのヤギはうまかった」という項があります。
ネパールの一番大きなお祭り「ダサイン」の日に、ネパールでは、各家で1頭ずつ
ヤギを買ってきて、家でさばいて食べるのだそうです。
その現場を目の当たりにした著者の感想も書かれています。

「八丈島のヤギ肉でネパール料理!」の記事はこちらです。
今日明日の特売チラシはこちらです。本日はポイント2倍デー!
コメント (2)
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八丈島のヤギ肉でネパール料理!

2008年11月25日 11時52分44秒 | 島料理/島の幸
東京でのイベントのお知らせです。
◎八丈島から空輸のヤギ肉を使ったネパール料理のセミナー・イベントがあります。



11月30日(日)、11:30開場、12:00~16:00
会場は、駒込駅東口徒歩2分、ネパール料理店「ホワイトヒマラヤ」


 ホワイトヒマラヤ (ネパール家庭料理レストラン/HP)  クリック

◎玉川学園のこだわりのネパール家庭料理レストラン「天空の舞い」の2号店です。

 天空の舞い (ネパール家庭料理&ネパール民族伝統舞踊/HP)

ネパール人のご主人が「天空の舞い」を経営されているネパール舞踏家・和光大学講師
の岡本マルラ有子さんから、当ブログ「八丈島のヤギ肉を食べましょう!」 の記事に、
「八丈島のヤギ肉をセミナーに使いたい」とのコメントをいただいたのです。
スーパーあさぬまがこれに協力して、セミナーでヤギ肉料理実演の運びとなりました。

●岡本マルラ有子さんのコメントの一部をご紹介します
はじめまして!ナマステー
私は日本人初ネパール舞踊家で、ネパール人の主人は
ネパール家庭料理レストランを経営、自ら調理もしています。
インド料理とタイアップしたネパール料理店ばかりが多い中、私たちは
知られていないけどネパール本来の素晴らしい芸能文化と食文化を広めていこうと
8年前よりお店&教室も開き、各地公演・講演活動も行っています。
主人はカトマンズから西へ200キロ観光地ポカラからさらに西へバスで2時間、
そこから歩いて6時間の山村で生まれ育ちました。
60民族もいる多民族国家ネパールの中で主人もタクリー族という少数民族出身です。
カーストや地域によって食文化も違いますが、ネパール国内で一番ポピュラーな食肉は
トリとヤギと水牛です。本当にヤギ肉は美味しいです!!
(中略)
ネパールレストランのほとんどが、「マトンカリー」と題して入手しやすいラム肉を
使っているのが現状です。
うちとしてはネパールの本物の文化を伝えたいわけですからラム肉では不本意。
何とかヤギ肉をと探してきたらこのブログに出会いました。
また、11月下旬に食肉について考えるセミナー『命をいただくということ』を企画中。
私の撮ってきたネパール山村でのヤギ解体のビデオ上映と、都内の食肉工場の方の
ミニ講演(牛や豚の内臓や血が大量に日々破棄されている現状、
その経費は我々の税金によって賄われているというお話)、
そしてそこに主人が作った内臓も使った豊かなネパール料理の試食という内容です。
(後略)
以上です。

●命をいただくことの意味を考えるセミナーと
八丈島のヤギ肉を使ったネパール家庭料理のイベントです

セミナーには、和光大学の学生さんたちが多く参加なさるようですが、
定員までにまだ若干の余裕がございます。興味のある方はどうぞご参加くださいね!
地球は、生きることや食べることの意味を考え直す時期にきています。
どうぞこのセミナーで、「命をいただく」ということの意味を考えてきてください。
そして、八丈島のヤギ肉で作ったおいしいネパール料理をご堪能くださいね。

おねいさんも上京して参加したかったのですが、諸事情あり行けなくなりました。
でも、岡本マルラ有子さんから、後日、セミナーのご報告をいただけることになって
います。八丈島のヤギ肉を使ったネパール料理の画像とレシピも送っていただける
ことになっていますので、そのときにまたブログでご紹介したいと思います。



八丈島でのヤギ肉宴会の模様

八丈島では戦後すぐからヤギの飼育が始まり、同時にヤギ肉を食べるようになりました。
八丈島では、上の画像のように、ほとんどが焼肉として食べられています。
でもこれは、現在の八丈島では日常的な光景ではありません。
八丈島でのヤギの飼育率は落ちていますし、また飼育されている方々のほとんどが
ご高齢の方なので、今後の八丈島でのヤギ肉の生産は非常に不安なものです。
現在の八丈島の多くの人々はヤギ肉を日常的には食べていませんし、
若い人々の中にはヤギ肉を食べたことのない人が多いのです。

せっかくあるヤギ肉食文化を見直して、これを積極的に島の観光産業に活かせないかと、
2006年4月に「八丈島ヤギ研究会」が発足しました。
おねいさんも立ち上げメンバーでした。

その後、「八丈島ヤギ研究会」は活動内容が変わり、ヤギ肉の加工品(ソーセージなど)
を中心に、ヤギ肉商品の試作をするグループに変わりました。(販売路線を外しました)
それで、おねいさんは現在は八丈DAY!で、ヤギ肉のお料理を実践的に販売していく
役目を自分に課しています。より多くの方々にヤギ肉料理を食べていただく機会を
あさぬまからいただき、今後もこれに取り組んでいく所存です。

●あさぬまのイベントで販売したヤギ肉料理
*和風ヤギ肉トマトシチュー&フォカッチャ
*ヤギ肉バーガー
*ヤギ肉と明日葉のカレー
*ヤギ肉と島トマトのタコライス
*ヤギ肉の肉味噌かけ明日葉麺

今回は、岡本マルラ有子さんから、八丈島のヤギ肉をPRする機会をいただきました。
嬉しいご縁ができました。ありがとうございました。

「ジャグラー算数教師のネパール奮闘記」の記事はこちらです。
今日明日の特売チラシはこちらです。本日はポイント2倍デー!

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第6回八丈島夢伝

2008年11月25日 10時55分09秒 | 店内・商品・特売情報
みなさま、こんにちは!海風おねいさんです。
昨夜は台風のようなシケでした。本日は定期船が欠航しております。(!?)
先ほどの防災無線で「欠航」と聞いたのですが、HPは○(就航)になってますね。
近くまで来て引き返したのでしょうか。安全第一ですので仕方がないですよね。
欠航があると、特売の商品が揃わない場合がございます。
商品到着次第、特売価格にてご対応しておりますので、よろしくお願いいたします。

今日明日の特売チラシです。本日はポイント2倍デーです!



先日、「11月のイベント情報」でお知らせした「第6回八丈島夢伝」 が、
11月30日(日)大潟浦園地集合 で行われます。
残念ながら、参加申し込み締め切りはすでに終了しましたが、
お時間のある方は、どうぞ沿道でのご声援をお願いいたします。

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