雀の手箱

折々の記録と墨彩画

残る桜も散る桜

2014年04月05日 | 日々好日

 毎年の楽しみはこの季節の花吹雪と、川面に揺蕩うサクラの花筏を眺めることです。

 近くのスーパーに買い物に出かけた帰りには、傍を流れる金山川の川堤の桜並木の、散り際の美を逃さず立ち寄ります。
 ボランティアの方たちの心づくしのチューリップと菜の花で並木の足元を彩る競演の美しさにみとれ、擁壁が殺風景なコンクリートなのを悲しみますが、暴れ川だったこの川の歴史を考えると致し方もないかと心中につぶやきます。石組みの美しい遊水公園のベンチで一休みして帰宅です。



 花びらを浮かべ風にたゆたう花筏の風情 日本人だけの鑑賞の仕方かもしれません。