雀の手箱

折々の記録と墨彩画

おこぜ談義

2017年02月09日 | 日々好日

 先日行き付けの店で鮟鱇をいただいた折、板前さんと好きな魚談義に花が咲きました。
あるじは相も変わらず、河豚を推しましたが、私は今の季節なら虎魚(オコゼ)をあげました。

  一般にはオコゼは夏が旬とされているので、歳時記で調べてみたことがありますが、やはり「夏」の部に出ていました。
 身が締まっていて、肝も大きく、脂が乗っているから食べごろは今と言い、店主の板前さんも同感してくれました。近くの岩屋漁港で揚がるから、予約して下さったら用意できますということでした。「山の神にオコゼ」か、と減らず口の亭主を尻目に盛りあがったことでした。
 そのうち、娘が帰省した折にでもと思っています。記憶の中のオコゼをいろいろに描いてみました。その中からの2枚です。


水俣の民話  http://www.city.minamata.lg.jp/962.html
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