NSPの未発表音源の新作が届けられました。1985年の「FLY TO THE MOON」と名づけられた
コンサートツアーのライブDVD+二枚組CDの三枚構成のセット物です。次年度新生4人組NSPとして
活動する前、オリジナルメンバー3人による最後のコンサートツアーを納めた作品。音声はともかく、
よく映像が残っていましたよね。おそらく画質などはほとんど期待出来ないでしょう。
まだ見ていないのですが…
何度かお話している通り、リーダーでメインボーカル&コンポーザーでもあった天野滋氏が
すでに亡くなっているので、もはや完全オリジナルが発表される可能性がほぼなくなったNSPですが、
メンバーのひとり平賀和人さんがポニーキャニオンの通販部門でがんばってくれていることもあり、
いまだにこうして発掘した未発表新作が届けられるのは、古いファンにはとてもありがたいことです。
ただ、欲を言えば平賀さん、もうちょっと価格を抑えてくださいませ。この3枚セットが9000円(税別)。
次回7月に出るDVD1枚もの(フジテレビ系列「僕らの音楽」出演時の映像)が6000円(同)。
近年、CDなどの媒体の売れ行きが悪いとお聞きしていて、その点同情いたしますが、せめてあと
各1000円くらい値を下げていただくと無収入人間には大助かりなので、よろしくお願いいたします。
背後の冊子は、その時のツアーパンフレットの復刻版。このツアーを最後にNSPから脱退する
中村貴之さんのインタビューには、裏に秘めた覚悟が感じられて、特に興味深く拝見しました。
「たとえメンバーが離れ離れになっても、いつかまた一緒に演奏するだろう」みたいな予言めいた
受け答えは、それから16年後くらいに実現することになるのですから、いや、これはすごいですね。
*昨夜放映の「ためしてガッテン」を見ていて驚きました。耳鳴りの主な原因って、加齢により
高音域が聞き取りにくくなるところから始まっているんですね! 私にももうだいぶ前から
耳鳴りの症状があって、気になるので町医者と日赤(日本赤十字病院)で診てもらったのですが、
原因不明で終わったのです。その頃からすでに仕事が嫌で嫌で仕方なかったので、自分では
ストレスから来る神経的なものだろうと思い込みました。それ以来治ることもなく、マンガの
背景に擬音で描かれるような「シ~ン」といったものとか、ビール瓶のふちに息を吹きかけたときに
鳴る「ボ~」という風きり音が断続的に聞こえたりといった耳鳴りがするものの、幸い症状は
ひどくなくて、聞こえるのは(それに気づくのは)夜静まり返った室内で寝る前だけだったので、
さして日常生活には差し障りなく、ずっと付き合ってきたのです。それが、聞こえにくくなった高音域を
脳が補おうとして調整を加えすぎて、脳内の音を増幅させていた音だったなんてね。この先
万が一症状がひどくなっても、補聴器で調整することで耳鳴りを緩和させることが可能なようなので、
原因と治療法がわかり、番組を見ていてよかったなと思いました。
さて、さらに驚いたことがあって、番組の最後の方に、知っている(前に会ったことのある)女性
らしき方が突然登場したのです。10年以上お会いしていないので、肝心のお顔がうろ覚え、
名前と関西弁と、それにイラストが得意なことから、たぶん彼女だと思うのですが ちょっと自信が
ありません。彼女、会社勤めを辞めて、今はイラスト関係の仕事をしているのかな?
「栄美でーす」さん夫妻、ご覧になってました? もし見ていなければ、来週水曜日の午後、再放映が
あると思うので…と思ったら、大相撲中継かよ! 大相撲のバカヤロウ!! これだから、国会、
大相撲、野球など、レギュラー番組が吹っ飛ぶ長時間の中継は大嫌いなんですよ。
この前「再会」のお話をしたばかりですが、もし本当に彼女だとしたら、こんな形での再会も
あるんですね。
*今日の「スタパ」のゲストは、マッサンこと玉山鉄二さんでした。失礼ながらこれまでは、
彼のことは「名前を聞いたことがあるなあ…」程度しか存じ上げていませんでした。
彼らの熱演もあって、今ウイスキーが見直されつつあることは、以前から洋酒党でもある
私としては、喜ばしい限りです。ただブームが加熱しすぎて、国産の高級ブランドを中心に
値上げされたり、品薄状態になっていると聞きていて、まったく日本人のこの節操のない、
流行り物にすぐ飛びついてしまう姿勢はどうにかならないものかと、呆れてしまいます。
(自分への戒めも込めて) もっともそんな高級品に日頃縁のない私には、あまり関係のない
話題ではあるんですけどね。