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共演はジュリアン・プリースター(トロンボーン)、チャールズ・デイヴィス(バリトン)、フィリップ・ライト(ピアノ)、トミー・ウィリアムズ(ベース)、ウォルター・パーキンス(ドラム)。渋いメンツが顔を揃えていますね。トロンボーンとバリトンという珍しい構成ですが、その分低音のアンサンブルを活かしたリラックスムード溢れるジャズを聴かせてくれます。中でもアウズリーの自作曲“Paris Sunday”は美しいメロディを持った名曲・名演と言ってよいでしょう。この曲を含め7曲中5曲をアウズリー本人が作曲しており、メロディメイカーとしての才能もありますね。マイナー調の“Devachan”、ラストの“Porter's Groove”もなかなかの佳曲です。演奏面ではテナーの王道を行くアウズリーのマイルドなソロもさることながら、共演のプリースター、デイヴィスの充実ぶりが見逃せないですね。ジャケットもお洒落ですし、ずばり隠れ名盤と言って良いのではないでしょうか?