テレビで連日報道されていますが土曜日(2月11日)にホイットニー・ヒューストンが亡くなりました。最近はクラシックやジャズばかり聴いている私ですが、10代から20代前半にかけてはもっぱら洋楽メインでしたので、当時大スターだったホイットニーの死には一抹の寂しさを感じずにおれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/d5/1b2c110453089ce270591d2c3fa5774d.jpg)
という訳で今日は追悼も兼ねて彼女の1985年発表のデビューアルバム「そよ風の贈りもの(原題はWhitney Houston)」を紹介したいと思います。連日のニュースでは彼女の代表作として「I Wll Always Love You」が流されることが多いですが、同曲が収録されている「The Bodyguard」のサントラはアルバム全体の出来はイマイチですし、私としては彼女の代表作は本作をおいて他にないだろうと思っております。
このアルバムの魅力ですが、何と言ってもその爽やかさでしょう。80年代半ばのブラックミュージックと言えば、マイケル・ジャクソン、プリンスを筆頭にデバージ、クール&ザ・ギャングなどビートを効かせたサウンドが支配的でしたが、本作は「How Will I Know」などダンサブルな曲もあるものの、全体的にしっとりしたバラードがメインの内容。中でも彼女初の全米No.1ヒットでもある「Saving All My Love For You」は思わず胸がキュンとくる必殺の名バラードです。他にも「Greatest Love Of All」「All At Once」、テディ・ペンダーグラスとのデュエット「Hold Me」など名バラードが目白押しです。
歌姫と形容される彼女ですが、正直歌唱力の点では他の黒人女性シンガー(アレサ・フランクリン、パティ・ラベルなど)より数段落ちると思います。ただ、やや線が細いながらも透明感のあるボーカル、そしてジャケットの水着姿からわかるように元モデルらしい抜群のルックスが彼女をスターダムに押し上げた要因でしょう。最近はヒットにも恵まれず、麻薬絡みのトラブルが続いていたらしいですが、私の中でのホイットニーのイメージはこの頃と同じ爽やかなままです。今回のニュースであらためて聴き直しましたが、いつまでも持っていたい名盤だと思います。
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という訳で今日は追悼も兼ねて彼女の1985年発表のデビューアルバム「そよ風の贈りもの(原題はWhitney Houston)」を紹介したいと思います。連日のニュースでは彼女の代表作として「I Wll Always Love You」が流されることが多いですが、同曲が収録されている「The Bodyguard」のサントラはアルバム全体の出来はイマイチですし、私としては彼女の代表作は本作をおいて他にないだろうと思っております。
このアルバムの魅力ですが、何と言ってもその爽やかさでしょう。80年代半ばのブラックミュージックと言えば、マイケル・ジャクソン、プリンスを筆頭にデバージ、クール&ザ・ギャングなどビートを効かせたサウンドが支配的でしたが、本作は「How Will I Know」などダンサブルな曲もあるものの、全体的にしっとりしたバラードがメインの内容。中でも彼女初の全米No.1ヒットでもある「Saving All My Love For You」は思わず胸がキュンとくる必殺の名バラードです。他にも「Greatest Love Of All」「All At Once」、テディ・ペンダーグラスとのデュエット「Hold Me」など名バラードが目白押しです。
歌姫と形容される彼女ですが、正直歌唱力の点では他の黒人女性シンガー(アレサ・フランクリン、パティ・ラベルなど)より数段落ちると思います。ただ、やや線が細いながらも透明感のあるボーカル、そしてジャケットの水着姿からわかるように元モデルらしい抜群のルックスが彼女をスターダムに押し上げた要因でしょう。最近はヒットにも恵まれず、麻薬絡みのトラブルが続いていたらしいですが、私の中でのホイットニーのイメージはこの頃と同じ爽やかなままです。今回のニュースであらためて聴き直しましたが、いつまでも持っていたい名盤だと思います。