秋田市では、7月7日以降、8日と15日以外は毎日、最高気温が30度以上の真夏日を記録していて、早く訪れた暑い夏が続いている。
秋田地方気象台の観測によれば、ニイニイゼミ(「ジー」という地味な音)やヒグラシが既に鳴き始めている(ほぼ平年並み)。もうすぐアブラゼミの声も聞こえてくるはず。
先日紹介した、広小路沿いの千秋公園外堀である「大手門の堀」のハスの花が、先週から開花している。
※ちょうど昨年も7月18日にハスの記事をアップしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/00/e276f4ad387831ed1c4a4a0ba947200a.jpg)
昨年よりは遅くてまだ咲き始めで、ぽつぽつ咲いている段階。ちょうどいい場所にちょうどいい咲き具合の花を見つけるのは難しい。
半開きと咲き終わり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/17/8926f0f41869bb993bc806fcad0fc675.jpg)
でも、
つぼみはまだまだたくさん
これからが見頃です。
※後日、咲きそろってきた状態はこちら
前回、つぼみにアブラムシがびっしり付いていたことに触れた。
特に花自体が汚れたりおかしな咲き方のものは見受けられなかったし、アブラムシも開花に伴って落ちてしまったのが多いらしく、ほとんど気にならなかった。でも、がくや茎にはまだ残っているので、望遠レンズで撮影したりすると、気になってしまうかもしれない。
気になるといえば、広小路から大手門の堀を見ると…
旗が目立ちませんか?
秋田のプロスポーツを支援するのぼり旗が、大手門の堀と穴門の堀沿いの柵の柱1つ置きに、延々と設置されているのだ。
昨年から始まり、竿燈まつり前後は別の旗に替えられ、冬期は撤去されていたはずだが、今年もまた設置された。
街の“賑やかし”にはなるかもしれないが、しつこいと思う。
お堀沿いにまっすぐな道が続き、向こうには県立美術館の特徴的な建物や千秋公園の木々、そしてハスが見られるという、独特の光景であり、秋田市を代表する風景と言えるだろう。そこにこんな旗がたくさんあっては、それらの景色が台無しだと思う。
車やバスで通過する人には、旗で隠れて、あるいは旗に気をとられて、せっかくの光景を見られないかもしれない。
中止になってしまったが、もしここで映画を撮影していたら、その時も片付けないつもりだったのか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/13/6b19a46c8b4ab06102f3586d1f2740b6.jpg)
設置したのは県なのか市なのかはたまた何らかの団体なのか分からないが、ここは県道であるから道路管理者としての県の了解は得ているだろうし、この手のものは「屋外広告物」に該当するはずなので、それを管轄する秋田市の許可は得ていると思われる。
もう少し、美的感覚や景観への配慮があってもいいと思う。
【8月19日追記】8月19日付の秋田魁新報の1面コラム「北斗星」で、こののぼり旗のことを取り上げていた。
当ブログとほぼ同じ論調で、ここは「秋田市の顔と言える。」とし、県外からの訪問者からも評価されているのは、「緑と水辺のしっとりした空間が評価につながっていると思うのだが。」と結んでいた。
また、調べてみたら、これは秋田市企画調整課が「スポーツホームタウンにぎわい創出用のぼり」として、設置・管理・撤去を民間に委託しているようだ(仲小路や大屋根の装飾も含めて)。資料によれば、今年は6月10日から11月7日まで設置されることになっているようだ。
(追記終わり)
さて、東西に長い大手門の堀のうち、ハスがあるのは、西側だけだと思っていた。
しかし、堀沿いを通るバスの窓から眺めていると、東側の秋田駅寄り(東北電力【20日訂正】アトリオンやホテルドーミーインの向かいあたり)にも、まとまったハスがあり、けっこう咲いていたように見えた。
おそらく、秋田中央道路の掘削工事後に、新たに植えられて繁茂したのだろうが、知らなかった。
一方、千秋公園内・二の丸の「胡月池」には、“本物の”「大賀ハス」が鉢植えで育てられている。※大手門の堀のハスは大賀ハスではないことが判明し、それと同時期に譲り受けたもの
昨年はあまり元気がなく、たぶん花も咲かなかったと思われるが、今年はどうだろう。
右の茂っているのはスイレンです
上の写真の赤丸の部分に、大賀ハスの鉢が沈められているのだが、昨年同様、いや昨年よりも元気がなく、ほとんど葉が出ていない。
この鉢では、まともに光合成している葉は2枚?
また、昨年はハスの周囲をネットで囲んでいたが、それがなくなっていた。(昨年の今日の記事に写真があります)
「大賀ハス」という看板はあるので、知らない人は勢いよく茂っているスイレン(大手門の堀のスイレンは赤い花だったが、こちらは白くて細い花弁)をそれだと勘違いしそう。
3連休最終日かつ、JR東日本全線が1万円で乗り放題の「JR東日本パス」の利用最終日ということもあってか、暑い中(日陰に入ると風もあって涼しいが、日向は暑い!)、千秋公園周辺にはちらほらと観光客の姿があった。運動や散歩で来ていた秋田市民よりも多かったかもしれない。
ボランティアガイドの説明を受けて感心されている方や大手門の堀のハスを背に記念撮影する方もいた。
せっかく来ていただいたみなさんに、喜んで満足して帰ってもらえるよう、小さな工夫や改善はまだまだたくさんできるはず。
秋田地方気象台の観測によれば、ニイニイゼミ(「ジー」という地味な音)やヒグラシが既に鳴き始めている(ほぼ平年並み)。もうすぐアブラゼミの声も聞こえてくるはず。
先日紹介した、広小路沿いの千秋公園外堀である「大手門の堀」のハスの花が、先週から開花している。
※ちょうど昨年も7月18日にハスの記事をアップしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/00/e276f4ad387831ed1c4a4a0ba947200a.jpg)
昨年よりは遅くてまだ咲き始めで、ぽつぽつ咲いている段階。ちょうどいい場所にちょうどいい咲き具合の花を見つけるのは難しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/fe/603a57f4cc18422650552ae7ca05abe8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/ea/676c920ee20030494dc07181674554ee.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/17/8926f0f41869bb993bc806fcad0fc675.jpg)
でも、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/af/d9d647710005bb6de8eb0b89ab3fdea5.jpg)
これからが見頃です。
※後日、咲きそろってきた状態はこちら
前回、つぼみにアブラムシがびっしり付いていたことに触れた。
特に花自体が汚れたりおかしな咲き方のものは見受けられなかったし、アブラムシも開花に伴って落ちてしまったのが多いらしく、ほとんど気にならなかった。でも、がくや茎にはまだ残っているので、望遠レンズで撮影したりすると、気になってしまうかもしれない。
気になるといえば、広小路から大手門の堀を見ると…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/67/e0b56a76d5c97eea1c73a00f89749d1b.jpg)
秋田のプロスポーツを支援するのぼり旗が、大手門の堀と穴門の堀沿いの柵の柱1つ置きに、延々と設置されているのだ。
昨年から始まり、竿燈まつり前後は別の旗に替えられ、冬期は撤去されていたはずだが、今年もまた設置された。
街の“賑やかし”にはなるかもしれないが、しつこいと思う。
お堀沿いにまっすぐな道が続き、向こうには県立美術館の特徴的な建物や千秋公園の木々、そしてハスが見られるという、独特の光景であり、秋田市を代表する風景と言えるだろう。そこにこんな旗がたくさんあっては、それらの景色が台無しだと思う。
車やバスで通過する人には、旗で隠れて、あるいは旗に気をとられて、せっかくの光景を見られないかもしれない。
中止になってしまったが、もしここで映画を撮影していたら、その時も片付けないつもりだったのか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/13/6b19a46c8b4ab06102f3586d1f2740b6.jpg)
設置したのは県なのか市なのかはたまた何らかの団体なのか分からないが、ここは県道であるから道路管理者としての県の了解は得ているだろうし、この手のものは「屋外広告物」に該当するはずなので、それを管轄する秋田市の許可は得ていると思われる。
もう少し、美的感覚や景観への配慮があってもいいと思う。
【8月19日追記】8月19日付の秋田魁新報の1面コラム「北斗星」で、こののぼり旗のことを取り上げていた。
当ブログとほぼ同じ論調で、ここは「秋田市の顔と言える。」とし、県外からの訪問者からも評価されているのは、「緑と水辺のしっとりした空間が評価につながっていると思うのだが。」と結んでいた。
また、調べてみたら、これは秋田市企画調整課が「スポーツホームタウンにぎわい創出用のぼり」として、設置・管理・撤去を民間に委託しているようだ(仲小路や大屋根の装飾も含めて)。資料によれば、今年は6月10日から11月7日まで設置されることになっているようだ。
(追記終わり)
さて、東西に長い大手門の堀のうち、ハスがあるのは、西側だけだと思っていた。
しかし、堀沿いを通るバスの窓から眺めていると、東側の秋田駅寄り(
おそらく、秋田中央道路の掘削工事後に、新たに植えられて繁茂したのだろうが、知らなかった。
一方、千秋公園内・二の丸の「胡月池」には、“本物の”「大賀ハス」が鉢植えで育てられている。※大手門の堀のハスは大賀ハスではないことが判明し、それと同時期に譲り受けたもの
昨年はあまり元気がなく、たぶん花も咲かなかったと思われるが、今年はどうだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/6d/2cc800fe33e8cd697fd9e97c224db04e.jpg)
上の写真の赤丸の部分に、大賀ハスの鉢が沈められているのだが、昨年同様、いや昨年よりも元気がなく、ほとんど葉が出ていない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/86/95023abeef187c1b3d2c6e857e7d8360.jpg)
また、昨年はハスの周囲をネットで囲んでいたが、それがなくなっていた。(昨年の今日の記事に写真があります)
「大賀ハス」という看板はあるので、知らない人は勢いよく茂っているスイレン(大手門の堀のスイレンは赤い花だったが、こちらは白くて細い花弁)をそれだと勘違いしそう。
3連休最終日かつ、JR東日本全線が1万円で乗り放題の「JR東日本パス」の利用最終日ということもあってか、暑い中(日陰に入ると風もあって涼しいが、日向は暑い!)、千秋公園周辺にはちらほらと観光客の姿があった。運動や散歩で来ていた秋田市民よりも多かったかもしれない。
ボランティアガイドの説明を受けて感心されている方や大手門の堀のハスを背に記念撮影する方もいた。
せっかく来ていただいたみなさんに、喜んで満足して帰ってもらえるよう、小さな工夫や改善はまだまだたくさんできるはず。