久しぶりに道路標識の話題を2つ。
●レア補助標識&自転車一方通行?
正式には「秋田市本道(ほんどう?)」という所在地らしいが、広面と手形の間辺りにある、秋田大学医学部と同附属病院。【2020年5月29日補足・「本道(ほんどう)」は、医学部開設時に秋田大学が“勝手に命名”した通称だそうだ。正式な地名ではない。】
1970年の設立時は、田んぼの中にぽつんとあったそうだが、宅地化・道路整備・路面店【2023年5月10日訂正】ロードサイド店の進出により、現在は様変わりした(といっても今も裏には田んぼがあるし、先日はアナグマ出没騒動があった)。
突き当たりが附属病院正面
大学病院の前の通りも街中の風情だが、矢印部分はちょっと違う。
医学部の敷地沿いに東西方向に細長い公園というか緑地があり(間に道路がある)、さらにそれに沿って水路と細い道がある。
水路。右が緑地・医学部、左はアパートなど
その水路には、ホタルがいるそうで、地元の住民などによって環境が維持されている。都市化から取り残された自然といったところだ。
その水路沿いの細い道を、大学病院正面側(西側)の入り口から見ると、
西側
古くなっているが「自転車歩行車道」という表示と、「自転車及び歩行者専用」の規制標識が設置されている。
自転車及び歩行者専用
補助標識はないので、自転車以外の軽車両は通行できないが、当然、表示通り、歩行者と自転車は通ることができる。
この道の途中には、南側から来て交わる、車が通行できるくらいの幅の道がある。
交差部分
突き当たり(の手前)に「自転車及び歩行者専用」の標識が立っていた。本来なら、この場所でなく曲がってから左右それぞれに1本ずつ立てるのが正当な設置なのかもしれないが、言わんとすることは分かるし節約になるので、いいでしょう。
しかし、これには補助標識が付いている。
「歩行者用道路」「小特を除く/指定車許可車を除く」
「歩行者用道路」は、以前、補助標識コレクションで紹介したが、あんまり意味がなさそうだがたまに見るタイプ。古くなって文字が剥がれて、“文字の跡”で判読できる状態。
その下は、文字は残っているが、なんというか味のある手書きと思われる文字。もっと古いのだろうか。
その記載内容も初めて見るもので、「小特を除く」。レアな補助標識と言えそう。
「小特」すなわち「小型特殊自動車」。地域性を考慮してものすごく簡単に言えば、要は農作業用の車ということだろう。
ここは今はアパートなどが多くなったが、以前は農家と田んぼばかりの一帯だったため、その行き来のために通行が許されていたのだと考えられる。
水路沿いの道に戻って、緑地の東端まで来た。道自体はさらに東へ続いている。振り返ると…
「歩行者専用」
クネクネっとした親子がいた。※歩行者専用標識の以前の記事
この標識自体、秋田では珍しい。補助標識はなし。「自転車歩行車道」の看板もない。
ということは、こちら(東)側からは自転車が進入できないということになる。
行きはよいよい帰りは怖い、といったところで、これでは「自転車の一方通行」だ。
ちょうど今日、警察庁が自転車にも一方通行の規制を導入する方針であることが報道された。
これは、自転車通行帯の整備を進め、左側通行を厳守させて、歩行者との【22日訂正】自転車どうしの錯綜事故を防ぐ目的のようだ。
この医学部そばの道ではそうした必要はないから(そもそも自転車一通制度はまだ導入されていない)、単なる設置間違いだと思うが、標識に従えば、西側からは自転車進入○、小特進入×、途中からはどっちも○、東からはどっちも×という、複雑でとんちんかんな道路になってしまう。
バカ正直に従う人なんていないでしょうけど。
なお、以前も書いたが、この規制標識は、公安委員会(県警)と道路管理者(ここでは秋田市?)のどちらでも設置できることになっている。
おそらく、途中の補助標識付きのものはその仕様からして警察が設置したような気がするが、両端のはどちらの設置かは分からない。
●標識もどき?
※さきがけさん、どうぞこれを「なんだこれクション」あたりのネタにしてください。僕も真相を知りたいので。
ところ変わって、「新川向(しんかわむかい)」と呼ばれる辺りの新国道という名の秋田県道56号線。
写真左側に注目
車道に向かって、ひし形の黄色地に黒い縁取りと「!」の表示、すなわち「その他の危険」の警戒標識が立っているかに見える。※以前紹介した横金線の標識
「!」
一般的には、補助標識で「何に注意すればいいのか」を示すことになっているのだが、これには補助標識がない。
なんだこれは?
この標識は、警察ではなく道路管理者(ここでは秋田県)が設置できることになっている。まったく、県は何を考えてる…と怒る前に、よく現場を見てみましょう。
右が車道ですよ
なんと、歩道よりも外側の民有地と思われる道路外に立っている!
※写真を見て気づいたけど、点字ブロックがずいぶんカクカク曲がってますな。マンホールを避けるためのものもあるが、不必要な曲がりもあるような気がしますが。
ということは、これは「道路標識」ではない。
道路標識と同じ(よく似た?)柄の「私設標識」というか「道路標識もどき」だ。
道路上ではないから問題はないのだろうが、何の目的でこれを立てたのだろう。
歩道上から撮影
これが立っているのは、建設資材を扱う会社の敷地の外れと思われる場所で、すぐ隣に学習塾の建物がある。
資材会社の建物の脇には、裏の小路へ抜ける通路がある。その反対側に行ってみたが、標識もどきはなかった。
標識もどきは、新国道を通る車へのアピールなのだろうか。とすれば、この通路は道路じゃないから入るなとか?
あるいは、資材会社にはトラックが出入りしているので、お隣の塾にぶつかるなよという身内への注意なのか。
う~ん、謎。
●レア補助標識&自転車一方通行?
1970年の設立時は、田んぼの中にぽつんとあったそうだが、宅地化・道路整備・

大学病院の前の通りも街中の風情だが、矢印部分はちょっと違う。
医学部の敷地沿いに東西方向に細長い公園というか緑地があり(間に道路がある)、さらにそれに沿って水路と細い道がある。

その水路には、ホタルがいるそうで、地元の住民などによって環境が維持されている。都市化から取り残された自然といったところだ。
その水路沿いの細い道を、大学病院正面側(西側)の入り口から見ると、

古くなっているが「自転車歩行車道」という表示と、「自転車及び歩行者専用」の規制標識が設置されている。

補助標識はないので、自転車以外の軽車両は通行できないが、当然、表示通り、歩行者と自転車は通ることができる。
この道の途中には、南側から来て交わる、車が通行できるくらいの幅の道がある。

突き当たり(の手前)に「自転車及び歩行者専用」の標識が立っていた。本来なら、この場所でなく曲がってから左右それぞれに1本ずつ立てるのが正当な設置なのかもしれないが、言わんとすることは分かるし節約になるので、いいでしょう。
しかし、これには補助標識が付いている。

「歩行者用道路」は、以前、補助標識コレクションで紹介したが、あんまり意味がなさそうだがたまに見るタイプ。古くなって文字が剥がれて、“文字の跡”で判読できる状態。
その下は、文字は残っているが、なんというか味のある手書きと思われる文字。もっと古いのだろうか。
その記載内容も初めて見るもので、「小特を除く」。レアな補助標識と言えそう。
「小特」すなわち「小型特殊自動車」。地域性を考慮してものすごく簡単に言えば、要は農作業用の車ということだろう。
ここは今はアパートなどが多くなったが、以前は農家と田んぼばかりの一帯だったため、その行き来のために通行が許されていたのだと考えられる。
水路沿いの道に戻って、緑地の東端まで来た。道自体はさらに東へ続いている。振り返ると…

クネクネっとした親子がいた。※歩行者専用標識の以前の記事
この標識自体、秋田では珍しい。補助標識はなし。「自転車歩行車道」の看板もない。
ということは、こちら(東)側からは自転車が進入できないということになる。
行きはよいよい帰りは怖い、といったところで、これでは「自転車の一方通行」だ。
ちょうど今日、警察庁が自転車にも一方通行の規制を導入する方針であることが報道された。
これは、自転車通行帯の整備を進め、左側通行を厳守させて、
この医学部そばの道ではそうした必要はないから(そもそも自転車一通制度はまだ導入されていない)、単なる設置間違いだと思うが、標識に従えば、西側からは自転車進入○、小特進入×、途中からはどっちも○、東からはどっちも×という、複雑でとんちんかんな道路になってしまう。
バカ正直に従う人なんていないでしょうけど。
なお、以前も書いたが、この規制標識は、公安委員会(県警)と道路管理者(ここでは秋田市?)のどちらでも設置できることになっている。
おそらく、途中の補助標識付きのものはその仕様からして警察が設置したような気がするが、両端のはどちらの設置かは分からない。
●標識もどき?
※さきがけさん、どうぞこれを「なんだこれクション」あたりのネタにしてください。僕も真相を知りたいので。
ところ変わって、「新川向(しんかわむかい)」と呼ばれる辺りの新国道という名の秋田県道56号線。

車道に向かって、ひし形の黄色地に黒い縁取りと「!」の表示、すなわち「その他の危険」の警戒標識が立っているかに見える。※以前紹介した横金線の標識

一般的には、補助標識で「何に注意すればいいのか」を示すことになっているのだが、これには補助標識がない。
なんだこれは?
この標識は、警察ではなく道路管理者(ここでは秋田県)が設置できることになっている。まったく、県は何を考えてる…と怒る前に、よく現場を見てみましょう。

なんと、歩道よりも外側の民有地と思われる道路外に立っている!
※写真を見て気づいたけど、点字ブロックがずいぶんカクカク曲がってますな。マンホールを避けるためのものもあるが、不必要な曲がりもあるような気がしますが。
ということは、これは「道路標識」ではない。
道路標識と同じ(よく似た?)柄の「私設標識」というか「道路標識もどき」だ。
道路上ではないから問題はないのだろうが、何の目的でこれを立てたのだろう。

これが立っているのは、建設資材を扱う会社の敷地の外れと思われる場所で、すぐ隣に学習塾の建物がある。
資材会社の建物の脇には、裏の小路へ抜ける通路がある。その反対側に行ってみたが、標識もどきはなかった。
標識もどきは、新国道を通る車へのアピールなのだろうか。とすれば、この通路は道路じゃないから入るなとか?
あるいは、資材会社にはトラックが出入りしているので、お隣の塾にぶつかるなよという身内への注意なのか。
う~ん、謎。