先月弘前で買ったお菓子。
●しとぎ餅
米の粉であんこを包んで焼いた、秋田における「おやき」に相当する食べ物のことを、津軽では「しとぎ餅」と呼ぶことを、最近知った。※信州の「おやき」とは相当異なります。
(再掲)秋田のおやき
弘前の津軽藩ねぷた村の物販コーナー(入場無料部分)で、地元の「お菓子のヒロヤ」が各種お菓子とともに、しとぎ餅を売っていた。
3個1パック
「津軽名物しとぎ餅」のシールや表示
これが津軽のしとぎ餅
店や家によって差異もあるはずだが、これは滑らかな表面に細かい粉がまぶしてある感じ。
上の写真の秋田のものはガサガサしているし、他にはツルツル・テカテカしているものもある。
焼き目はオモテ面だけ。
ウラ面は真っ白
味としては、秋田のおやきとほとんど違いない。あったとしても、秋田と津軽の差ではなく、作り手ごとの差であろう。
この店では、よもぎが入った「草しとぎ」もあるようだ。
【2022年12月5日追記・津軽でも「おやき」と呼ぶこともあるらしい】弘前市相馬地区にある、JA相馬村の直売所「林檎の森」で売られる加工食品(地域の人や店がそれぞれ製造して納品する形)の中に、津軽におけるしとぎ餅と同じと思われるものが、「おやき」の商品名で売られるものがあるらしい。
同じ店でもう1つ。
「津軽どら」
中にあんことリンゴのシロップ漬けを挟んだ、どら焼き。
もう少しリンゴが多くてもいい気もしたけれど、おいしかった。
●オーワニ印
米を爆発させた食べ物を、全国的には「ポン菓子」と呼ぶようだが、津軽や秋田では「ドン(菓子)」と呼ぶ。
さらに津軽では、「マカロニドン」なるものがあるそうだ。
僕は食べたことはないので分からないけど、マカロニを爆発させたものなんだろう。それを製造するのが、大鰐町の「山下菓子店」。
山下菓子店では、他にもいわゆる駄菓子を製造しており、弘前周辺の道の駅・産直やスーパーなどで見かける。(店によって品揃えは異なる)
「りんごおこし」
米のドンを飴で固めたおこしで、その中にリンゴ(を乾燥させたもの?)が混ざっている。【31日追記】おこしは2段重ねで、それぞれが4つに割れる切れ目が入っている。
ドンの甘さとリンゴの甘酸っぱさの組み合わせはよく合う。こちらもリンゴがもっと多くても良さそう。
「青ねじり」
りんごおこしのパッケージにも出ているが、山下菓子店の製品は「オーワニ印」というブランド名。
「大鰐」の「鰐」にちなんで、爬虫類のワニがマークになっている。
青ねじりでは特に立派なワニ
※「大鰐」の地名の由来には諸説あるが、いずれも爬虫類のワニが由来ではない。ただし、サンショウウオを指すという説はあるらしい。
●縄文焼
もう1つ、地元の駄菓子。
「黒糖塗り 縄文焼」
イトーヨーカドーで売っていた。
田舎館村の「ジャンボあられ本舗」という所の製造。
小麦粉で作った柔らかめのせんべい(?=硬い麸? のようでもある)の表面に、黒糖やゴマが塗ってある。
直径10センチ・厚さ1センチほどあるけれど、軽く食べられる。あまり津軽らしくはないけれど、おいしい。
製造所名の通り、大きなあられのほか、「玄米りんごせんべい」なんかもあるようだ。
●しとぎ餅
米の粉であんこを包んで焼いた、秋田における「おやき」に相当する食べ物のことを、津軽では「しとぎ餅」と呼ぶことを、最近知った。※信州の「おやき」とは相当異なります。

弘前の津軽藩ねぷた村の物販コーナー(入場無料部分)で、地元の「お菓子のヒロヤ」が各種お菓子とともに、しとぎ餅を売っていた。



店や家によって差異もあるはずだが、これは滑らかな表面に細かい粉がまぶしてある感じ。
上の写真の秋田のものはガサガサしているし、他にはツルツル・テカテカしているものもある。
焼き目はオモテ面だけ。

味としては、秋田のおやきとほとんど違いない。あったとしても、秋田と津軽の差ではなく、作り手ごとの差であろう。
この店では、よもぎが入った「草しとぎ」もあるようだ。
【2022年12月5日追記・津軽でも「おやき」と呼ぶこともあるらしい】弘前市相馬地区にある、JA相馬村の直売所「林檎の森」で売られる加工食品(地域の人や店がそれぞれ製造して納品する形)の中に、津軽におけるしとぎ餅と同じと思われるものが、「おやき」の商品名で売られるものがあるらしい。
同じ店でもう1つ。


中にあんことリンゴのシロップ漬けを挟んだ、どら焼き。
もう少しリンゴが多くてもいい気もしたけれど、おいしかった。
●オーワニ印
米を爆発させた食べ物を、全国的には「ポン菓子」と呼ぶようだが、津軽や秋田では「ドン(菓子)」と呼ぶ。
さらに津軽では、「マカロニドン」なるものがあるそうだ。
僕は食べたことはないので分からないけど、マカロニを爆発させたものなんだろう。それを製造するのが、大鰐町の「山下菓子店」。
山下菓子店では、他にもいわゆる駄菓子を製造しており、弘前周辺の道の駅・産直やスーパーなどで見かける。(店によって品揃えは異なる)


米のドンを飴で固めたおこしで、その中にリンゴ(を乾燥させたもの?)が混ざっている。【31日追記】おこしは2段重ねで、それぞれが4つに割れる切れ目が入っている。
ドンの甘さとリンゴの甘酸っぱさの組み合わせはよく合う。こちらもリンゴがもっと多くても良さそう。

りんごおこしのパッケージにも出ているが、山下菓子店の製品は「オーワニ印」というブランド名。
「大鰐」の「鰐」にちなんで、爬虫類のワニがマークになっている。

※「大鰐」の地名の由来には諸説あるが、いずれも爬虫類のワニが由来ではない。ただし、サンショウウオを指すという説はあるらしい。
●縄文焼
もう1つ、地元の駄菓子。

イトーヨーカドーで売っていた。
田舎館村の「ジャンボあられ本舗」という所の製造。
小麦粉で作った柔らかめのせんべい(?=硬い麸? のようでもある)の表面に、黒糖やゴマが塗ってある。
直径10センチ・厚さ1センチほどあるけれど、軽く食べられる。あまり津軽らしくはないけれど、おいしい。
製造所名の通り、大きなあられのほか、「玄米りんごせんべい」なんかもあるようだ。