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秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

泉太陽電池発電所/煙突

2016-04-06 23:23:26 | 秋田の季節・風景
秋田のJR東日本関連の2題。
●秋田泉太陽電池発電所
この記事後半で取り上げた、秋田市泉の秋田貨物駅近く(奥羽本線・秋田-土崎間)の「秋田運転支所跡地」を、太陽光発電所(メガソーラー)にする工事が終わり、3月24日からJR東日本「秋田泉太陽電池発電所」として稼働している。(今も周辺で若干の工事が続いている)
設置面積約2万5千平方メートル、定格発電電力約1300kW、想定年間発電電力量約170万kWh。

上下線の間にある、建物を解体した跡と、その周囲の引き込み線の部分に太陽光パネルが設置された。
まずは、上り電車後部からの眺め。※乗客の立ち入りが可能な、ワンマン電車にて撮影。
土崎から来て、新駅計画地、解体されずに残った車庫状の建物を過ぎると、解体された建物があった位置。ここから発電所。
もちろん太陽光パネルが並ぶ

一面のパネル
地図や航空写真から予想した通りではあるが、実際に見ると、思っていたよりかなり広く、かなりたくさんの太陽電池が並ぶ。
また、追分駅付近で稼働している発電施設は、線路との間にいくぶん距離があるけれど、こちらは線路のすぐ隣に太陽電池がある感じで、距離が近い。

天徳寺地下道(アンダーパス)の上付近が、発電所南端。
線路の左側がジェイアールバス東北の車庫(秋田支店)
3月24日には、こちら側で「開所式」が挙行され、マスコミなどの車はさらに南側の泉踏切から出入りさせたとのこと。

今度は、上の写真で線路右側(天徳寺・外旭川側)を並走する、歩行者自転車道から。
特急「つがる」と太陽電池
場所によって多少の違いはあるものの、線路際から見ても、かなり近くに太陽電池がある印象。
線路越しにずらりと太陽電池
以前から敷かれている線路はそのままで、その上に太陽電池が置かれている。レールをパネルの基礎として再利用・有効活用しているのだそう。
コンクリートの塊みたいなのもレールの間に設置されている。

テレビで見た、誰がやっているのか分からないいい加減な太陽光発電所では、地面にブロックを横に置いて、その穴に太陽電池が載った鉄パイプを突っ込んだだけの粗末なものがあった。
それに比べると、さすがJR東日本。しっかり固定されていそう。でも、強風・暴風の時は大丈夫かしら。

パネルは、線路に対して垂直(枕木と同じ)方向では、列が揃って並んでいる。
しかし、その高低差というかパネル面の高さは、若干違ってデコボコしている箇所もある。レールでなく、地面や解体した建物跡などに置いた部分がそうなっているようだ。特にパネルの脚の高さを調節してまで揃える必要まではないから、こうしたのでしょう。
高いパネルの所は解体した建物跡なのか、下がコンクリート
電化柱(架線柱)は撤去されたものもあるようだ。ジャマだし影にもなるからね。

そういえば、「秋田泉太陽電池発電所」の看板類は、線路側にも道路側にもなさそう。


●線路際の煙突
秋田駅自由通路から、新幹線ホーム越しに南方向を眺める。
右側に白くて細長い物体が?

2013年撮影では黒い?(左側)

拡大
秋田駅南側の西側線路沿いにあった煙突が、解体されるようだ。
ここはJR東日本秋田支社の土地のはず。

JR東日本秋田支社が、現・支社の南側に新ビルを建設(改築)することになり、3月30日に「安全祈願祭」が行われた。
支社は来年春完成、その後、現支社を解体した跡に、山王から秋田放送本社が移転することになっている。

それと同じ頃、この煙突に囲いが付けられた。4月1日にはまだ上部が見えていて、週明け4日には上まで覆われた。
4月1日撮影
今のところ、新・支社ビルの工事現場は、線路側からしか見えないのでよく分からないが、この煙突の辺りよりは北側(駅寄り)のはず。
煙突があるのは、デイリーヤマザキが入っているJR東日本の「秋田地区総合事務所」の裏手。支社との間には、(元々は国鉄の土地だったはずだけど)パチンコ屋がある。

Googleマップの航空写真で見ると、

焼却炉でもあったのだろうか。【8日訂正】暖房用ボイラーの煙突との情報をコメントでいただきました。
20年くらい前は、県立高校などにも煙突付き焼却炉があったものだけど、今はダイオキシンやリサイクルの点で、なくなったのではないだろうか。
ここでも、使わなくなったから、支社新築のついでに撤去するのかも。

※この後、4月14日にぽぽろーどから見ると、まだ工事は続いているものの、煙突の面影はすっかりなくなっていた。
コメント (2)
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