広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

今さらRainbow

2016-04-27 21:12:29 | 秋田のいろいろ
久々に中央交通の路線バス車両の話題。
2014年末まではまめにアップしていたものの、昨2015年末に新車が導入されたことは、コメント欄でとどめてしまっていたので、最初に改めてまとめておく。

2015年12月17日頃に、新車のノンステップ中型バスが5台導入された。
2014年に初導入された日野レインボー2は2度目の導入で2台。「か11-59」と「11-60」として秋田営業所に配置。
多数派のいすゞエルガミオは3台、「11-62」~「11-64」として臨海営業所に配置。
※エルガミオとレインボー2は、ヘッドライト以外はほぼ同一。内装等は2014年の導入車両とほぼ同じで、優先席も前向き。

これにより、
ノンステップバスは37台(EVバスは除く=開店休業中)。
うち23台が小田急バスの中古で、そのうち大型車は6台(いすゞエルガ5台、三菱エアロスター1台)。中型車17台はすべていすゞエルガミオ。
残り14台が新車での購入ですべて中型車(いすゞエルガミオ9台、日野レインボー2が5台)。
となった。

その後の状況はこの記事末尾


さて、他事業者の中古の導入は、2014年末に小田急から来たエルガミオが1台だけ入ったのを最後に、秋田市内では途絶えていた。(秋田市外などでは、元小田急でなく・ノンステップでない中古がちらほら入っている。2013年末頃導入の車両はこの記事後半参照)

今日、
ん?
比較的多く在籍する、日野レインボー(いすゞと共通化される前の純正版で現在は製造終了)だけど、ピカピカ。
ナンバープレートは「か11-79」。秋田営業所の路線を走っていた。

夜行高速バス「フローラ号」用の新車(日野セレガ)が入ったとのコメントをいただいたけれど、それは「11-81」になったようだ。
どちらも日野だから、いっしょに登録されたのか。(じゃあ11-80も?)

広告枠がまだない

典型的なレインボー
床はワンステップ。
黒い窓枠で、側窓は下固定・上スライド。後部の灯火類は極めて標準仕様に近そうで、特徴がない。ナンバープレートの照明が小さくてLEDっぽいが、転入時に交換したのかもしれない。
座席の背もたれは低めで、青紫系の柄入りのように見えた。これも、転入時に張り替えたのかもしれない。
詳しい人は外観上の特徴から元の所有者を言い当てられるのだけど、これは難しいかも。小田急ではないでしょう(同社は既にすべてノンステップで、元々日野は少ない)。

特徴的なのは、前事業者のがそのまま残っていると思われる古びた「NBA」シールが、中ドアの直後という珍しい場所に貼っていること、その上の行き先表示は、元からここにスペースがあったと思われる(前乗りの首都圏事業者の中古では、もっと前にあるか、転入時に移設した形跡があるはず)点。
そして、つり革は、バスでは珍しい三角形のがブラブラ。
おにぎり型つり革
これらは手がかりになるかな?

日野純正のレインボーは、2004年8月にいすゞとの共通車種となって、製造を終えている。
その直前の製造だとしても、10年以上の経年車。しかも、バリアフリー化を推進している中でのツーステップ。
どうしてこんなものを入れたのだろう? 小田急の中古放出が落ち着いて、入手先に困っているのでしょうか。

これ以上増えることはないと思っていた、純正レインボーが、今になって増えるとは思わなかった。

【28日追記】中央交通のホームページに27日付(27日には未掲載で、28日に掲載されたみたいですが…)で「高速バス 新宿・秋田線(フローラ号)に新車が入りました!!」という情報がアップされた。
上記、11-81について、形式などの諸元、各種安全装置等について掲載され、「これからも、高速バス 新宿・秋田線(フローラ号)をよろしくお願いいたします。」としている。
小田急バスなど県外他社はこういうのをやっていたが、中央交通では初めて。県外での古いバスによるツアーバス事故もあって、快適さと安全性をPRする意図だろう。
「一般路線バスに中古車が入りました!!」とはやらないでしょうねぇ…

※コメント欄の通り、この直後から臨海営業所担当路線を走るようになった。貸出もしくは移籍したと思われる。【6月15日追記】その後、再び秋田営業所に戻ったらしい。【2020年11月3日追記】さらに2019年には五城目営業所に移籍。実質、新国道経由五城目線専用車両となった。

その後の中古車導入
翌2017年にもレインボーが導入された。
コメント (17)
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