桜と同時期に、白い小さな花を咲かせるユキヤナギ。※過去の記事
こんなユキヤナギが(4月23日撮影)
ショッピングモールの駐車場と道路を隔てる植え込みが部分的にユキヤナギで、こんもりと盛大に咲いていた。ちゃんと刈り込んで仕立てれば、仁井田大野の生け垣に負けないだろう。
これをよく見ると…
びよーん
上の写真では右手前に緑色の看板が立っていて、その上部にユキヤナギ(と常緑の別の木)が飛び出ている。
単に看板の裏側(=駐車場内を向いている面)を枝が覆っているのだろうかと、反対の駐車場内(ホームセンターの屋外売り場と化して商品が置かれている)へ回ると…
文字が見える
駐車場内の面も枝がかかっておらず、書かれた文字が読める。ということは…
看板の中から枝が!
この看板は、1枚の板ではなく、2枚の板をすき間を置いて背中合わせにしたことにより厚さがある箱状の構造で、その内部を枝が貫通し、てっぺんで花や葉を広げているのであった。
下を見ると、
ごちゃごちゃしていますが
看板の下のすき間から“侵入”し、まっすぐ上を目指したと思われる。“ど根性系(?)”植物に入れても良いとは思うものの、隣でこんもりと花を咲かせている株と根がつながった同じ株だろうから、インパクトは弱いかな。
ここで、この看板に注目。
片面にしか文字を書かないのだし、箱状でなく板で作ればこんなことにはならないし、そもそも安くつきそう。
ここは、ホームセンターのほか、秋田駅前の鎌田会館にあった全国で23店目にオープンしたミスタードーナツの流れを汲む店舗(鎌田会館倒産後も営業中。直営化されたはず)や、ネコの足跡の宝くじ売り場、マックスバリュ広面店などがあるショッピングモール。
1995年にオープンし、モール全体の管理運営はマックスバリュ東北(当時は、北日本ウエルマートとして発足直後。スーパーもウエルマート広面店)のはず。その当時からの看板だろうか。【7日訂正】このショッピングモールは、マックスバリュではなくホームセンターのホーマックの所有とのこと。コメント参照。

他では見たことがない回りくどい文章。要は「当駐車場内で発生したトラブルには、一切責任を負いません」ってことでしょ。
ゴシック体だけど、どことなく手書きっぽい。さらに5年くらい前の昭和末期~平成初期のスタイルにも感じるが、そんなもんなのでしょう。
この場所のことを「広面S.C.」、つまり「広面ショッピングセンター」としている。そういう名称であることは知っていたけれど、今も昔も一般にはほとんど使わない呼び名だと思う。(広面のマックスバリュとか、ネコの足跡の宝くじ売り場とか、大学病院の横とかさまざまな通称がありそう)
盤面の文字は消えることもなく明瞭に判読できるのは、看板としての使命を果たしているのだからご立派。
あと、看板の地色は、ライバルのスーパー「いとく」を連想させられる。

ユキヤナギの枝の跳ね具合も相まって、シュールで前衛的な芸術作品のように見えなくもない。
看板娘ならぬ、看板雪柳
※翌2017年も、同じように咲いた。
※2023年の別のユキヤナギの記事。
※広面ショッピングセンターの秋の植物。

ショッピングモールの駐車場と道路を隔てる植え込みが部分的にユキヤナギで、こんもりと盛大に咲いていた。ちゃんと刈り込んで仕立てれば、仁井田大野の生け垣に負けないだろう。
これをよく見ると…

上の写真では右手前に緑色の看板が立っていて、その上部にユキヤナギ(と常緑の別の木)が飛び出ている。
単に看板の裏側(=駐車場内を向いている面)を枝が覆っているのだろうかと、反対の駐車場内(ホームセンターの屋外売り場と化して商品が置かれている)へ回ると…

駐車場内の面も枝がかかっておらず、書かれた文字が読める。ということは…

この看板は、1枚の板ではなく、2枚の板をすき間を置いて背中合わせにしたことにより厚さがある箱状の構造で、その内部を枝が貫通し、てっぺんで花や葉を広げているのであった。
下を見ると、

看板の下のすき間から“侵入”し、まっすぐ上を目指したと思われる。“ど根性系(?)”植物に入れても良いとは思うものの、隣でこんもりと花を咲かせている株と根がつながった同じ株だろうから、インパクトは弱いかな。
ここで、この看板に注目。
片面にしか文字を書かないのだし、箱状でなく板で作ればこんなことにはならないし、そもそも安くつきそう。
ここは、ホームセンターのほか、秋田駅前の鎌田会館にあった全国で23店目にオープンしたミスタードーナツの流れを汲む店舗(鎌田会館倒産後も営業中。直営化されたはず)や、ネコの足跡の宝くじ売り場、マックスバリュ広面店などがあるショッピングモール。
1995年にオープンし、

他では見たことがない回りくどい文章。要は「当駐車場内で発生したトラブルには、一切責任を負いません」ってことでしょ。
ゴシック体だけど、どことなく手書きっぽい。さらに5年くらい前の昭和末期~平成初期のスタイルにも感じるが、そんなもんなのでしょう。
この場所のことを「広面S.C.」、つまり「広面ショッピングセンター」としている。そういう名称であることは知っていたけれど、今も昔も一般にはほとんど使わない呼び名だと思う。(広面のマックスバリュとか、ネコの足跡の宝くじ売り場とか、大学病院の横とかさまざまな通称がありそう)
盤面の文字は消えることもなく明瞭に判読できるのは、看板としての使命を果たしているのだからご立派。
あと、看板の地色は、ライバルのスーパー「いとく」を連想させられる。

ユキヤナギの枝の跳ね具合も相まって、シュールで前衛的な芸術作品のように見えなくもない。

※翌2017年も、同じように咲いた。
※2023年の別のユキヤナギの記事。
※広面ショッピングセンターの秋の植物。