広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

竿燈2016

2016-08-03 23:30:50 | 秋田の季節・風景
秋田は7月29日に梅雨明け。極端な大雨はなく、そこそこの梅雨だった。
秋田市は29日以降今日まで毎日真夏日で、夜も24度くらいまでしか下がらない。

7月22日にアブラゼミの声を初めて聞いた(気象台では13日に観測)。
7月13日にヒグラシ(気象台では12日)、8月2日にはミンミンゼミ(秋田地方気象台では観測対象外)の声も聞いた。秋田市の街中ではどちらも聞く機会が少ないセミだけど、特にミンミンゼミは今まで聞いたことがなかったかもしれない。
秋の虫は、8月1日にウマオイが鳴き始めた。コオロギはまだ。【7日追記】竿燈まつりが終わった翌日・7日は気温が37.6度まで上がり、その晩にコオロギの声を聞いた。


今日3日から、竿燈まつりが始まった。※昨2015年の記事
今年は過去最高の280本の竿燈が出竿(昨年より1本多いだけ)。

3日も真夏日ではあったが、数日前よりは穏やかな暑さ。夜には竿燈を倒さない程度の北の風が、心地よく吹いた。秋風ほど冷たすぎず、でも生暖かくもない夏の夜風のおかげで、いつもは、夜の竿燈を見て帰ると、びっしょりと汗をかいていたものだったが、今晩はさらりとしていた。

ざっと竿燈初日の光景。


始まってすぐ
いつも空いている傾向がある会場中央のやや西寄りでは、今年もゆったり見られた。2度目の演技の頃から、いくぶん人が増えた感じ。
 


上の写真右側のビルは、オフィスビルをイノベーション(リノベーションじゃなく)したマンション。多くの部屋で、人が出て窓から会場を見下ろしていた。大通り側は窓の中が直接部屋ではなく、中にもう1枚窓があって、ベランダみたいになっているのかな。

今年は4日間とも天気は良さそう。最終日は土曜日なので人出がより多くなるかもしれない。


さて、昨年、秋田駅中央改札口前自由通路の置き竿燈についての秋田魁新報の記事が、誤解を招くことを取り上げた。通年設置されているのに、竿燈期間中だけしか設置されていないように受け取れる言い回しだった。
今年も、3日付社会面(26面)に「竿燈 きょう開幕/秋田駅に大若 観光客を歓迎」との見出し。「JR竿燈会が中央改札前に設置した大若をバックに記念撮影する観光客の姿も見られた。」とあり、今年もまた、誤解されそう。
あと、この竿燈って「JR竿燈会が」設置したことになっているけど、本当?
JR竿燈会というのは、JR東日本秋田支社の竿燈会、すなわち、竿燈に参加するための同好会のような団体のはず。それに、自由通路に設置する権限とか、費用とかあるのだろうか?
秋田市(及びその外郭団体)もしくはJR東日本秋田支社、秋田駅が設置しているのではないだろうか。併設される垂れ幕の文言からすれば、秋田市っぽいけど。

【7日追記】スポンサー竿燈の増加と会場キャパシティについて
8月6日付 秋田魁新報 社会面によれば、出竿数が過去最多を更新するのは6年連続で、それには「スポンサー竿燈」が貢献しているという。
スポンサー竿燈とは、企業が町内会に依頼し、会社名などが入った竿燈を上げてもらう、いわば広告付き竿燈。企業や団体自体が竿燈に参加する「職場竿燈」とは別。
スポンサー竿燈は2005年には50本だったのが、今年は76本。
「委託料は竿やちょうちんを調達しなければならない初年度が100~130万円で、2年目以降は半額が相場」。
竿燈の本数が増えると、会場のキャパシティが問題になるが、秋田市竿燈会会長は「(現会場の竿燈大通りは)300本までは大丈夫」と話す。

【7日もうう1つ追記】4日間の関連イベントを含む人出は計132万人。東北六魂祭で注目された昨年よりは8万人減。
コメント (10)
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