広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

秋田駅周辺の話題

2017-04-25 23:24:15 | 秋田の季節・風景
秋田駅西側の話題をいくつか。

●フォーラス閉店後
秋田駅前のファッションビル「秋田フォーラス」が今年2月26日でいったん閉店し、大規模リニューアルされている。運営企業は変わらず10月下旬に「OPA(オーパ)」として営業再開予定。
運営企業の方針として全国的にフォーラス廃止・OPA化を進めており、秋田では老朽化した建物の補修の目的もあるのだろう。

閉店に際して、それを惜しむ声も多数あった。NHK秋田放送局など、わざわざ東京へ行って、かつてフォーラスのテナントで働いていたところをスカウトされたササキノゾミさんにインタビューまでしていた。
映画館などOPAでは入らないことが決まっているテナントを名残惜しむのは分かるし、休業中になじみの店で買い物できなくなることを心配するのは分かる。
だけど、名前や内装は変わるとはいえ、同じ経営によるほぼ同じコンセプトの商業施設が存続することが決まっているのに、騒ぎすぎているように感じてしまうのは、フォーラスに思い入れがない者の考えでしょうか。

ちなみに、閉店時に店頭であいさつした店のトップの人は店長などでなく「館長」という肩書きだった。
元はダイエー傘下であった株式会社OPAの社員であるわけだが、その名札には「AEON」ロゴがあった。
【2018年1月6日追記】オーパとして開店時の秋田魁新報によれば、オーパ化直後の館長はフォーラス時代と同じ人。県外出身でもともとはビブレ(マイカル)の社員だったとのこと。

閉店後、玄関は閉まり、たまに脇の搬入口から物を出し入れしているようではあったが、「FORUS」の看板など建物の外観はそのままで、遠くから見れば営業時とあまり変わらない状態が続いていた。
4月24日。
エレベーターは2基とも2階で停止
正面の玄関を含む1階部分が、足場で覆われた。
歩道が少し狭くなって、誘導員がついている
足場が上へ伸びるのかと思ったが、25日には1階部分で止まり、そこが白い仮囲いで覆われた。玄関は見えなくなってしまった。

また、24日には、裏の北側にクレーンを持ってきて、非常階段部分から何やら運び出していた。
内部では工事が進んでいるのだろう。外観はいつまでFORUSが見られるか。
【5月8日追記】非常階段からの搬出物は、どうも解体した内部の壁や柱らしきコンクリート系のものが主体らしい。4月末頃には、下の方の階から搬出されていた。また、大型連休(に入る前?)までには、アルスとの境界・建物東面に足場が組まれた。
【5月13日追記】5月13日時点では、正面3~4階付近まで、足場(囲いはなし)で覆われた。正面玄関だった場所の囲いが開いていて、道路から1階の中が見える状態。エスカレーターと柱(の一部?)だけが残っている状態だった。

続きはこちら


直接関係ないが、昨年7月からフォーラス隣の道路予定地にあった下水道工事の囲いが、先週辺りから解体されている。工事が終わったということか。【5月13日追記】一般的な囲いが作られ、引き続き(以前とは別工程と思われる)工事が続いている。


●アニメイト移転
フォーラスのスクランブル交差点をはさんだ向かいに、緑色の古いビルがある。

地元家具店「緑屋」の所有で、かつては「緑屋ビル」だったが、今は「エスポワール緑屋」だそう。
その6階にアニメ関連グッズの全国チェーン店「アニメイト秋田」がある。※アニメイト公式ホームページでは所在地は「緑屋駅前ビル」となっている。
僕は行ったことがなく、よく知らないけれど。

そのアニメイトが、5月20日に移転するとのこと。
移転先は、すぐそば(3軒南隣かな)の、かつてイトーヨーカドー秋田店が入っていた「フォンテAKITA」。
その地下1階。

緑屋ビルの他のテナントが退去するのかは分からないけれど、古いビルだから移転するのだろうか。
フォンテは、上のほうのフロアは空いているテナントスペースがあるはずだし、そこに入るのなら分かる。
だけど、よりによって地下とは!
地下には、食品スーパー ザ・ガーデン自由が丘のほか、フードコートなどが入っている。

2014年春に、ザ・ガーデンをわずかに縮小して、新たに細長いテナントスペースができた。
そこに複数のテナントが入ったのだが、どれも2016年春頃までに撤退してしまい、今は空きスペースになっている。
既存のテナントが退出する気配もないので、そこにアニメイトが入るのだろう。
食料品に囲まれた(デザートや乳製品の向かい)細長い、なんとも場違いなアニメイトにならないだろうか…
テナント料なんかは上の階よりも地下のほうが安いのかしら。

【5月20日追記】5月20日付秋田魁新報経済面によれば新店舗は「旧店舗とほぼ同じ約230平方メートル。」「アニメファン以外の客層を取り込み、来店の利便性を高めるため移転を検討していた。」「約3万点を取りそろえた。」「キャラクターグッズの品ぞろえを拡充した。」。
19日付秋田経済新聞サイトによれば秋田店は「18年ほど前に」開店したとのこと。

※続きはこの記事後半


●珍百景消滅
奥羽本線西側・秋田駅の北側、千秋城下町の脳研裏の崖下では、アンダーパスとそれに続く道路建設のため、建物が取り壊されていた。
昨2016年末のアップ後、そこからさらに線路方向・東側でも建物が解体されたという情報をコメントでいただいていた。
昨年12月下旬。奥左右が線路、右方向が秋田駅
前回までの記事で紹介した建物がすべて解体されて、更地になっている。

現在。上の12月の写真よりわずかに右寄りアングル
12月の写真では、奥中央~右に、赤茶色の屋根の建物と白い箱型の建物があったのが、今はなくなっている。
それが、コメントにあった追加で解体された建物。

それにともなって、白い建物の前にあった、「ナニコレ珍百景」で紹介された倒れて建物にもたれて伸びている木もなくなってしまった。
赤い屋根の建物の向こう側にも古い建物が複数あり、そこにデザイン会社「バウハウス」やイベント会社「スタッフ」があったが、どちらも移転した。
その建物のさらに向こうに細い道路(車道は行き止まり、歩行者は跨線橋へ)があるのだが、そこまでの建物が全部なくなって更地になった。4月の写真で向こうに見えている建物は、線路にも面していて、線路工事関係の「峰製作所 秋田工事所」。
反対側、線路近くから西方向。奥の丘が千秋公園
どういう道路配置になるのか、まだよく分からない。
続きはこちら
コメント (9)
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