広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

竿燈2018

2018-08-05 00:54:47 | 秋田の季節・風景
梅雨明け後は夏らしい天候が続いていた秋田市。7月29日は35.3度、30日は36.2度と久々に猛暑日【5日補足・2016年8月の竿燈の後の37.6度、36.1度以来のはず】。8月に入ってからは、そこまで厳しくはない、いつもの暑さ。

3日から始まった竿燈まつり。初日は快晴で絶好の日和。
4日は曇りがちで、午後から夕方にかけて数度ざっと雨が降ったものの、夜の開催中は、わずかにぽつぽつする程度で、蒸し暑くもなく、これはこれでいい天気。

竿燈をごくごく簡単に紹介。※昨2017年
今年は279本の竿燈が出竿。昨年よりわずかに減ったそうだけど、会場のキャパシティからして限界でしょう。
立ち上がった瞬間(持ち上げる前)
土曜日だからか、観客は比較的多く感じた。
例年なら、会場南側・中央のちょっと西(志田屋~山王十字路バス停辺り)では、やっているみなさんに申し訳ないくらい、観客がスカスカなスポットがあるものだが、4日はそこもそれなりに人がいた。
でも、場所によって人出に偏りが生じるのは恒例で、北側中央は混雑気味(おそらく秋田駅寄りも)。場内放送で山王十字路寄りが空いている旨を伝えていたが、その効果は低そう。
これも例年通りだけど、歩道を通路部分と観覧部分に分け、通路部分は右側通行・立ち止まり禁止としているのだが、それが徹底されていない。区切るコーンが部分的にしかなく、その置き方がおかしかったり、警察官・警備員の人によって徹底度合いが違ったりと、統一されていないのは問題。看板を設置するとか工夫すれば、よりスムーズに通行でき、より快適に見られ、より安全になると思うのだけど。
それに、昨年は、竿燈に接続して高くする、長さ1.2メートルの「継ぎ竹」7本をつないだものが折れ、観覧席の人がケガをする事故があった。それを受け、過度な継ぎ竹の禁止、監視やコーンやワイヤーの増設による観客の安全確保が強化されたそうだが、見た限りでは、これまでとあまり違いなさそうで、おもしろみが低下したというわけではないようだ。

見慣れぬ紋の提灯
左の竿燈の提灯は、青い目玉みたいなマーク。
鉄鋼メーカー「JFE」のロゴで、その代理店が出した竿燈のようだ。「馬口労町」の竿燈会といっしょのようなので、(その企業の人たちが参加しているのではない)スポンサー竿燈だろうか。
「馬口労町」は躍動感のある馬の紋
「西馬口労町」は羽がついたペガサス、「向馬口労町」は将棋の駒に「馬」の柄だったかな。

2人とも肩に載せる技が決まった!
上の竿燈は、提灯ひとつひとつにビニール袋がかけられている。
1個3000円だかする大切な提灯、雨が降りそうな天気だったからね。かけるのも外すのも大変そうだし、ロウソクの燃焼に影響がないのはおもしろい。

5日は昼が雨、夜はなんとか上がりそう。6日も雨。大雨ではなさそうで、夜は押し切って中止にはしなさそうだけど、今年は気がかりなお天気が続く。
【追記】5日は県内の一部では大雨。秋田市でも朝はかなり降って川の水位が上昇するも、昼までには収まった。
その影響で5日昼の妙技会は市立体育館に会場変更。5日昼の予報では、5日夜、6日の昼・夜は問題なさそうな雰囲気。
翌2019年の竿燈
コメント (4)
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