広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

熱海駅TOICA改札機

2023-03-01 20:34:44 | 旅行記
2022年10月のJR東日本パス旅行記。東海道本線313系8000番台で、熱海まで戻った続き。
静岡・清水から熱海までは、Suica(エリアとしてはTOICA)で乗車した。

熱海駅は、(在来線は)JR東海とJR東日本の境界であり、TOICAエリアとSuicaエリアの境界である。ICカードで熱海駅を越えて、両エリアにまたがって利用することはできない。
また、TOICAエリアは長らく、隣の函南駅までで、熱海駅まで拡大されたのは2021年3月。

そんなわけで、今回初めて、JR東海側から来て、熱海駅でIC出場。
改札内から改札口
床面に「静岡・沼津・三島方面から交通系ICカードでお越しのお客さまは水色の自動改札機をご利用ください」。
JR東日本仕様の自動改札機が並ぶ中、1台だけ、JR東海仕様のIC出場専用の改札機が設置されていて、そこからしか出られない。紙のきっぷでは、乗車エリアに関わらず、東日本の改札機で出場可能。

ICカード乗車券のシステム上、改札機を分けないといけないのだろうが、入場時はその必要はないらしく、入場用はJR東日本の改札機しかない。
TOICAエリアとICOCAエリアの境界である米原駅でも、同じようになっているとのこと。

スマホアプリ「みるCa」で、この時の履歴を見ると…
一部抜粋。最上段が沼津→熱海の乗車
熱海の出場は「JR東海」所属の駅の扱いで、駅名はアプリには未登録のようで「0-0132(東海道本線)」と表示。JR東日本熱海駅とは「別会社の別の駅」を出たことになっているようだ。
【11日追記・Suicaのオートチャージは、JR東日本の在来線自動改札機での入出場時に、設定額を下回る残高だった場合に行われる(2023年時点)。したがって、JR東海エリアから来て、熱海駅で出場した場合には行われないことになる。】


TOICA出場のことは、床面のほか、ディスプレイやホワイトボードでも案内されている。そのホワイトボードが、イラスト入りで手が込んでいる。
熱海駅の在来線部分はJR東日本管轄だから、その社員が描いたと思われ、ほかに黒板アートの案内(季節のメッセージなど)もあるそうだ。
出場用白板は2022年春頃(細部は若干異なる)から目撃情報がある。ホワイトボードだけに、細かいかすれが多く生じている。左にいるのは熱海芸妓マスコットキャラクター「熱海まめっこ」。右が、熱海駅に来る普通列車の車両たちで、コメント付き。

右に縦書きされているのは「恐ろしく細い解説…オレじゃなきゃ見逃しちゃうネ」。
車両は、右下だけがJR東日本の電車。「首都圏で大歓迎!!」
ほかの3つはJR東海所属の電車。左上が313系8000番台、右上が373系、左下が211系。
それぞれ、「全静岡民が感動した。トイレ付クロスシート」、「1日1回しか(営業車では)熱海に来ないレア電車!!」、「静岡では今も現役!!」。

「JR東日本もクロスシートを導入して、感動させてほしい」とか「211系は東日本でも現役の路線があるよ」とか、ツッコみたくなる。
JR東日本の社員もしくは1つの駅が、JR東海の方針(車両導入や運用)について、あまり口出しをしないほうがいいような気がしなくもないですが…


ということで、あとははしょって、「踊り子」で東京、「こまち」で秋田へ帰った。
駅弁の話はまだありますが、旅行記はここまで。→駅弁の記事
今回も、中途半端で物足りない点も少々あったものの、楽しく無事に、久しぶりの旅を終えられて満足。鉄道150周年記念JR東日本パスに感謝。次は150年後とはいかなくても、(過去の事例からして)何年後かの何かの記念でないと、こんなきっぷは出ないだろうから、行ってよかった。
と思っていた、昨年末、2023年3月2日~15日を利用期間とする第2弾「鉄道開業150年記念ファイナル JR東日本パス」が発売されることが発表!
秋田駅みどりの窓口前のパンフレット
「最後のチャンス! 好評発売中!!」は手書きのようだ。秋田駅には書道が得意な社員がいるのかな。
それにしても「最後のチャンス!」と達筆で言われると、逃すのは惜しくなってくる。→ということでまた利用しました
コメント
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