秋田中央交通のバス停表示板更新の続き。
8月始めに五丁目橋と泉の一部、千秋地区の閑散路線の交換を取り上げたばかりだが、その直後に新たな更新を確認。
前に紹介した泉ハイタウン線の一部は、7月下旬頃に交換を確認。秋操近隣公園入口と泉北三丁目。※以下、以前の記事と重複する内容があります。
市営バス時代設置のナール書体の表示板で、2019年に臨海営業所が青い反射テープを貼っていたサビた支柱も交換された。
同じ条件なのに、隣の「泉南三丁目」は交換されていなかった。8月初めで未更新なのを確認済み。
右の白い四角も反射テープ
(再掲)上り側。支柱は全体がサビて茶色に
ところがお盆に通ると、上下とも更新されていた!
隣同様、支柱・時刻表枠も交換、台座は流用で銀スプレーごまかし。
これにより、泉ハイタウン線には、市営バス時代からの表示板はなくなった。泉で住居表示が実施された1999年設置と考えられるので、20年ちょっとで消滅。
この路線のほかのバス停では、中央交通移管直後に交換された、JTCウインR書体・独特なローマ字表記の表示板。色あせが見られるほか、支柱は市営バス時代からのようでやはりサビサビ。
泉南三丁目の隣の「千代田町」も、8月初めでは未更新だった。
(再掲)2009年頃撮影。近年は色あせていた
ここも同様に、
上下とも更新
ヘボン式・訓令式混在の「CHIYODAMATI」も、ついに「CHIYODAMACHI」に。
ところで、先日の五丁目橋や北高校前、さらに2018年7月に一連の表示板更新が始まった頃から、たまに違和感を感じる表示板があった。千代田町でも。
それは4文字のバス停名だけ、文字が横に引き伸ばした扁平な形(平体)になるらしいこと。
このフォント、スーラの「田」はわずかに縦方向に長いのが本来の形(正体)だが、千代田町では縦横がほぼ同じ比率になっている。おそらく横方向にわずかに105%=1.05倍とかの程度で伸ばしている。
泉南三丁目のような5文字以上だと、文字が縦長(長体)になるのは分かる。
しかし、通町など2~3文字のバス停では、長体にならず、そのままの正体。【20日追記・有楽町など見ると、3文字でも扁平かも?】
(再掲)おそらく無調整の正体
変形させずとも視認性に問題はないし、平体だとどこかかっこ悪いというか古くさいような印象もある。
では、さらに隣、「聖園短期大学前」。支柱サビはいくぶんマシだが、千代田町同様JTCウインR。最近は確認しないでしまっていて、行ってみると、
※正式な学校名は「聖園学園短期大学」、車内の液晶式運賃表示器では「聖園短大前」と表示。
同様に上下とも更新
下り側では、
板が曲がってしまっていた
交換早々、倒れて踏まれたのだろうか。このままで何十年も使われ続けそう。
この次となると、他路線とルートが重なる「通町二区」。
表示板はJTCウインRながら、支柱のサビは少ない。上り側は板が曲がっていながら、通町上り交換時には手つかずであった。今回も手つかず。
したがって、今回、泉ハイタウン線単独区間(+環状線も通る。後述)の連続する5停留所が交換された。
これまで交換例がなかった青反射テープ貼付の支柱も交換され、前回の千秋中島町片側に続いてJTCウインR表示板の交換にも着手したことになる。表示板は15年ほどで交換と、中央交通にしては短命。
しかしながら、5停留所の反対側の先、「泉ハイタウン団地前」と「泉北二丁目」はJTCウインRで未更新。
ハイタウンは支柱がきれいなので残ったのか。
一方向の環状運行になる区間のため、片側に1本しかない泉北二丁目は、
支柱サビサビで未更新
やはり謎の交換基準。
【20日追記】と思ったら、20日、泉北二丁目が更新されたのを確認!! ↑上の写真は最後の姿で、お盆明け=今週中に作業されたことになる。
他のバス停と同じ手法だが、台座の色塗りは丁寧・念入りになった。側面も含めてグレーで均一に塗られている。写真等は続きの記事にていずれ。なお、泉ハイタウン団地前は未更新。(以上追記)
そしてさらに。
泉ハイタウン線と秋田貨物駅入口・ハイタウン~泉南3の区間は同経路で、分岐して神田線・保戸野八丁へ至る泉八橋環状線。1つだけ路線単独のバス停「泉ななかまど通り」がある。
国鉄官舎前→JR社宅前から2001年4月1日に改称された。表示板は、その時の設置らしき(=市営バス末期)、透明シールにパソコン印字・丸ゴシック体・ローマ字入り。支柱はサビていた。1日1~2本の閑散バス停であり、ハイタウン線と違い秋田営業所管轄ではあるが、
同じく更新
泉ななかまど通りと保戸野八丁のバス停間隔が近い(交差点を曲がってすぐどうし)が、これはバス停設置当初と現在で、ルートが違ってしまったため。
当初は、今はなくなった県庁・千代田町経由神田線用のバス停だったので、八丁とはつながらず、次は桜町であった。千代田町経由における八丁に相当するバス停として、国鉄官舎前が設置されたのだと思う。その後、新川向経由泉山王環状線、そして泉八橋環状線が違う経路で使うようになって今に至る。現状ではバス停を廃止しても差し支えない【9月23日補足・運賃境界でもあるのだが、利用実態を踏まえれば、廃止して前のバス停までにしても問題かなろう】と思うのだが、交換して存続。
隣の保戸野八丁の透明シール(角ゴシック・ローマ字なし)表示板は未更新。そのほかにも、バス停名が判読できないような表示板もちらほら残っている。次はどこが交換されるか。
※上記追記の通り、この後、泉北二丁目が交換。また、8月中に神田線・添川線用のすわ町・下りも、JTCウインRから交換された模様。隣の原の町などはJTCウインRながら未交換。→続きはこちらにて。
8月始めに五丁目橋と泉の一部、千秋地区の閑散路線の交換を取り上げたばかりだが、その直後に新たな更新を確認。
前に紹介した泉ハイタウン線の一部は、7月下旬頃に交換を確認。秋操近隣公園入口と泉北三丁目。※以下、以前の記事と重複する内容があります。
市営バス時代設置のナール書体の表示板で、2019年に臨海営業所が青い反射テープを貼っていたサビた支柱も交換された。
同じ条件なのに、隣の「泉南三丁目」は交換されていなかった。8月初めで未更新なのを確認済み。
右の白い四角も反射テープ
(再掲)上り側。支柱は全体がサビて茶色に
ところがお盆に通ると、上下とも更新されていた!
隣同様、支柱・時刻表枠も交換、台座は流用で銀スプレーごまかし。
これにより、泉ハイタウン線には、市営バス時代からの表示板はなくなった。泉で住居表示が実施された1999年設置と考えられるので、20年ちょっとで消滅。
この路線のほかのバス停では、中央交通移管直後に交換された、JTCウインR書体・独特なローマ字表記の表示板。色あせが見られるほか、支柱は市営バス時代からのようでやはりサビサビ。
泉南三丁目の隣の「千代田町」も、8月初めでは未更新だった。
(再掲)2009年頃撮影。近年は色あせていた
ここも同様に、
上下とも更新
ヘボン式・訓令式混在の「CHIYODAMATI」も、ついに「CHIYODAMACHI」に。
ところで、先日の五丁目橋や北高校前、さらに2018年7月に一連の表示板更新が始まった頃から、たまに違和感を感じる表示板があった。千代田町でも。
それは4文字のバス停名だけ、文字が横に引き伸ばした扁平な形(平体)になるらしいこと。
このフォント、スーラの「田」はわずかに縦方向に長いのが本来の形(正体)だが、千代田町では縦横がほぼ同じ比率になっている。おそらく横方向にわずかに105%=1.05倍とかの程度で伸ばしている。
泉南三丁目のような5文字以上だと、文字が縦長(長体)になるのは分かる。
しかし、通町など2~3文字のバス停では、長体にならず、そのままの正体。【20日追記・有楽町など見ると、3文字でも扁平かも?】
(再掲)おそらく無調整の正体
変形させずとも視認性に問題はないし、平体だとどこかかっこ悪いというか古くさいような印象もある。
では、さらに隣、「聖園短期大学前」。支柱サビはいくぶんマシだが、千代田町同様JTCウインR。最近は確認しないでしまっていて、行ってみると、
※正式な学校名は「聖園学園短期大学」、車内の液晶式運賃表示器では「聖園短大前」と表示。
同様に上下とも更新
下り側では、
板が曲がってしまっていた
交換早々、倒れて踏まれたのだろうか。このままで何十年も使われ続けそう。
この次となると、他路線とルートが重なる「通町二区」。
表示板はJTCウインRながら、支柱のサビは少ない。上り側は板が曲がっていながら、通町上り交換時には手つかずであった。今回も手つかず。
したがって、今回、泉ハイタウン線単独区間(+環状線も通る。後述)の連続する5停留所が交換された。
これまで交換例がなかった青反射テープ貼付の支柱も交換され、前回の千秋中島町片側に続いてJTCウインR表示板の交換にも着手したことになる。表示板は15年ほどで交換と、中央交通にしては短命。
しかしながら、5停留所の反対側の先、「泉ハイタウン団地前」と「泉北二丁目」はJTCウインRで未更新。
ハイタウンは支柱がきれいなので残ったのか。
一方向の環状運行になる区間のため、片側に1本しかない泉北二丁目は、
支柱サビサビで未更新
やはり謎の交換基準。
【20日追記】と思ったら、20日、泉北二丁目が更新されたのを確認!! ↑上の写真は最後の姿で、お盆明け=今週中に作業されたことになる。
他のバス停と同じ手法だが、台座の色塗りは丁寧・念入りになった。側面も含めてグレーで均一に塗られている。写真等は続きの記事にていずれ。なお、泉ハイタウン団地前は未更新。(以上追記)
そしてさらに。
泉ハイタウン線と秋田貨物駅入口・ハイタウン~泉南3の区間は同経路で、分岐して神田線・保戸野八丁へ至る泉八橋環状線。1つだけ路線単独のバス停「泉ななかまど通り」がある。
国鉄官舎前→JR社宅前から2001年4月1日に改称された。表示板は、その時の設置らしき(=市営バス末期)、透明シールにパソコン印字・丸ゴシック体・ローマ字入り。支柱はサビていた。1日1~2本の閑散バス停であり、ハイタウン線と違い秋田営業所管轄ではあるが、
同じく更新
泉ななかまど通りと保戸野八丁のバス停間隔が近い(交差点を曲がってすぐどうし)が、これはバス停設置当初と現在で、ルートが違ってしまったため。
当初は、今はなくなった県庁・千代田町経由神田線用のバス停だったので、八丁とはつながらず、次は桜町であった。千代田町経由における八丁に相当するバス停として、国鉄官舎前が設置されたのだと思う。その後、新川向経由泉山王環状線、そして泉八橋環状線が違う経路で使うようになって今に至る。現状ではバス停を廃止しても差し支えない【9月23日補足・運賃境界でもあるのだが、利用実態を踏まえれば、廃止して前のバス停までにしても問題かなろう】と思うのだが、交換して存続。
隣の保戸野八丁の透明シール(角ゴシック・ローマ字なし)表示板は
※上記追記の通り、この後、泉北二丁目が交換。また、8月中に神田線・添川線用のすわ町・下りも、JTCウインRから交換された模様。隣の原の町などはJTCウインRながら
あと、手付かずの通町二区と通町(下り)の表示板も、交換されるでしょう。
また、同じく手付かずの将軍野線の中央高校前から自衛隊前(自衛隊通り側、上りの初代バスロケ分も含む)及びサンパーク経由の四ッ谷団地からサンパーク西までの表示板もいずれは交換になるでしょうね。
それから、二ツ屋福島線の福島小路沿いの4停留所と牛島小学校前及び入口、手形山団地線の西町経由の3停留所や東口発の明田経由各停、城東消防署経由梨平線の5停留所(桜大橋を除く)なども、いずれは案内板どころか、支柱、表示板ごと交換されるでしょうね。
なお、二ツ屋福島線関連では、牛島東七丁目が最新版に切り替わっております(上りのみで下りは現行のまま)。
牛島東七丁目もJTCウインRでしたから、片方だけとはいえ、今後はこのタイプも交換が進みそうです。以前は秋田営業所管轄が積極的でしたが、今後は臨海側でも進むのかも注目ですね。
桜町はローマ字が「まち」でなく「ちょう」と間違っているので、早く換えてほしくはあります。
市営バス時代の透明シールも、まだ手形周辺で少し残り、添川線の泉一ノ坪などは文字が消えています。この辺りが優先されるかもしれません。
天徳寺経由 添川・蓬田上丁行き
泉一ノ坪~添川上丁
秋田温泉線・仁別リゾート公園線
住吉町~蓬田上丁、長田~仁別方面
柳原経由 各地行き
東部ガス前、イオン秋田中央店前
大住みなみ野団地線
大住団地入口~牛島西四丁目
二ツ屋福島線
二ツ屋中丁・福島入口・福島下丁・福島橋・牛島小学校入口・牛島小学校前
南大通り・城南経由 日赤病院線
牛島東三丁目・楢山愛宕下・城南中学校前・石塚谷地・牛島東七丁目(下りのみ)・一つ森公園南入口・荒巻・中荒巻・上荒巻
桜ガ丘線
明田郵便局前~桜一丁目、桜ガ丘中央公園前~梨平または大平台三丁目
大町経由 免許センター行き
豊町~南浜回転地
新屋線
大町四丁目・大町五丁目(上り側)・大町六丁目・旭南二丁目・旭南三丁目・川口・川元小川町(下り側)
新屋西線
栗田神社前~日吉神社前、雄物新橋~日吉坂
大森山公園行き
日吉神社前~大森山公園西入口
新屋線(卸町経由) 、茨島環状線
給食総合センター前・卸センター前・牛島変電所前・三皇神社前・茨島団地前・茨島六丁目・秋田大橋前
秋田市マイタウンバス
石田坂下丁~南大橋の袂辺り(旧中央交通と重複した部分)
ユキサキナビ「バス停はどうやって作るの?設置方法やサービスを徹底解説!」という記事によれば、バス停本体だけでも3~9万円かかるケースが多いようですが、限られた予算の中で徐々に更新している為に更新が追い付かないのでしょうか。
本来であれば冬場に向けて上屋などの設置も進めてほしい所ですが、地方の民間企業だけの力では厳しいのですかね?
移管初期交換のものも含めれば、かなりありますね。
表示板だけでなく、支柱の劣化具合も見て交換を進めていくべきです。倒れるなどしたら大変なので。
ノーマークでしたが、移管直後に交換された、すわ町(神田・添川線用下り)もいつの間にか交換されたようです。同タイプの次の原の町は未交換でした(八丁、桜町は未確認)。
そしてトランスポート、秋田市外も含めるともっとありますね。潟上市の飯田川近辺、五城目線と潟上市マイタウンで共用するバス停では、バスで行こうから、市内と同タイプに交換されたものもあります。
>MAYSAさん
時刻表の掲出は、いちおう営業所ごとに分けているようです。ポールや表示板はどうなんでしょうかね。
支柱や表示板、カット文字は、一括購入したほうが安く上がりそうです。現地での交換作業はそれなりに手がかかるので、ほかの仕事の片手間でやっていて、ちびちびと進む結果になっているのか…
表示板更新だけにしても、市営バスのマネでなく、より見やすく親しみやすいオリジナリティあるデザインに変更する、といった工夫もできたはずですが、現状では無理でしょうね。
千秋公園入口や木内前の時刻表は中央交通独自のタイプですが、過去記事にもあった気がしますが、デザインはお世辞にも・・・という感じがします。
西口バスターミナルがグッドデザイン受賞しただけで満足していてはダメですよね。
ダルマ型が最も安価かもしれませんが、夕方以降の乗降者が多い場所はせめて電照式であって欲しいですね。
長岡市などでは町内会などがバス停留所の上屋を設置する際に、市と交通事業者から補助を受けることができる制度があるようですね。
バス事業者だけに押しつけるのでは限界があるかもしれません。
城下町で道が狭く、雪や潮風で壊れやすく、上屋や電照式新設はちゅうちょするのかもしれませんが、バス停設備としては後進地域になってしまいました。
余談ですが、グッドデザイン賞を受賞すれば「G」マークが誇らしげに掲示されても良さそうなものですが、現地にはたぶんそれがないのも、なんだかなと思っています。
「こみせ」のように、店や民家の軒先を提供してもらって、待合場所にといったこともできないでしょうか。風雨や吹雪の中、待つ身になって考えてほしいです。
桜町はローマ字が「まち」でなく「ちょう」と間違っているので、早く換えてほしくはあります。
→9/12現在でも未交換のままです。社名部分もかなり色あせているので、交換を進めて欲しいです。
弘前ではソーラー+LEDの簡易電照式を設置しているように、工夫はできるはずですね。
たしかに「さくらちょう」は気になりますよね。
先週、隣の原の町と保戸野八丁は交換されました。ちびちびと進む最近の例では、近いうちに桜町も交換されるかもしれません。
実は保戸野八丁の新しいのが「HODONO HACHO」、「ほどのはちょ」なのが、今度は気になってしまっています。
玉切れになるまで使われてその後はただの四角い箱になっていくのは勿体ないですね。
バスロケを塞いだ板がずり落ちてもそのままの箇所がある位ですから、手が回っていないですよね。
最近はLEDも大変安価で、蛍光灯より省エネですけどね。(安定器の撤去など簡単な工事は必要ですが)
たかがローマ字ですが、気になりだしてかなり経ちます・・・
最近は中央交通もローマ字が統一されつつあったと思ってたのですが、そうでも無かったのか。
せめて上りと下りで同じローマ字で統一してくれたらいいのに。