JR東日本の駅弁コンテスト「駅弁味の陣2021」が、10月から11月いっぱい行われている。今年でもう10周年だそう。秋田県では大館駅花善の鶏めしシリーズが、好成績の常連。
これまで首都圏などでは、味の陣と連動して、エントリー商品を輸送販売するイベントも開催されていたが、秋田では地元業者のものがせいぜいで、県外の駅弁はほぼ購入不可能であった。
ところが昨年、新型コロナウイルスで空いた列車を使って、駅弁を輸送販売するというのが始まった。
2017年の味の陣で最高賞に輝いた、「えび千両ちらし」など、新潟の駅弁が秋田で売られる事態になった。※イトーヨーカドー秋田店があった当時は、新潟駅弁の発売実績あり。
そんなご時世もあるのか、あるいは10周年だからか、今年はついに、味の陣に連動した駅弁販売が秋田でも開催された。東北地方では秋田と仙台のみの実施。
10月16日と17日に、秋田駅ビル トピコで開催。
味の陣のサイトでは、発売商品は「お問い合わせください」だったが、トピコのサイト(ブラウザによっては表示されない?)では全ラインナップを紹介。実に45種類!(味の陣エントリー商品以外も含む)前日に新聞折り込みチラシも入ったが、25種類のみ掲載。
45種には、秋田の関根屋と花善の3点も含まれるが、東北各県、首都圏、新潟と広範囲。これがJR東日本の威力だ。
24点には「秋田初登場」マークが記される。それ以外でも、初めて知る駅弁もあり、前は秋田のどこで売ったのかと感じるものも。
とは言っても、製造輸送の都合、それに消費者の好みに合わせる必要もあるだろう。やはり魚介系、肉ばっかり系が多い。ひとつひとつは魅力的でも、似たようなのが集まってしまうと選びにくいし、実質的に選択肢が減ることになる。
えび千両ちらしは意外にもなし。魚系ながら独特でおいしそうな、新潟県直江津駅(ホテルハイマート)の駅弁が来るかと期待したがなし。やはり遠いのか。崎陽軒のシウマイ弁当や高崎のだるま弁当もなし。
神奈川県大船軒からは、看板商品の「鯵の押寿司」、鎌倉ハムができるきっかけになった「大船軒サンドウヰッチ」のほか、押し寿司や稲荷寿司とともにおかずも入った「湘南チョイス つまんでよし、食べてよし」に心惹かれた。
それはまた別の機会として、期待していたものが、ついに秋田新登場(折り込みには載っていなかった)。
福島県郡山駅・福豆屋「海苔のりべん」。いわゆる「海苔弁」なのに、2018年の味の陣で最高賞を受賞。
福豆屋では「ずうずう弁」という幕の内弁当(2009年初め頃発売終了)を食べたことがあり、素朴でおいしかった。
だから海苔のりべんも食べてみたかったのだが、郡山以外では福島駅や首都圏でないと購入できない。仙台駅で売っている場合もあるという情報も散見されるが、元から曜日など限定だった感じだし、現状は不明【2022年10月14日追記・2022年9月の平日の仙台駅では見当たらなかった。】。いつか福島か郡山へ行かないと…と考えていたのが、秋田駅で手に入る!
ということで、初日の土曜日、11時にトピコへ。【19日補足・16日は「秋田駅 秋のふれあいフェスタ2021」としてその他のイベント、さらに秋田商業高校の商品販売イベントも開催されていて、秋田駅周辺は雨天ながらにぎわっていた。】
1階の吹き抜けのエスカレーター側に一列に台を置いて、一方通行で客を流す方式。
10時開始とのことだったが、まだ閉まっていて、陳列の最中。お客は、吹き抜けの入口に20人ほど並んでいる。おそらく10時24分着のこまちで届いたものもあるのだろう。だったら11時開始にすればいいのにと思いつつ、並ばずに様子見。2階から見下ろして、海苔のりべんの存在と位置を確認。ドラえもんの東京ばな奈など東京土産も売られていた。
11時過ぎに行ってみると、売り場に客はいるのに、入口は閉まっている。
15人程度ずつ区切って客を入れ、それを待つ客は駅ビルの外、自由通路下・駅前交番前に並ばないとならないという(ことを他の客の会話から盗聴)。外へ出ると、30人ほど並んでいる。並ぶのは嫌いだけど、並ぶほかない。
販売を担当するのは、日本食堂などの流れを汲むJR東日本クロスステーション盛岡支店。そこやトピコの人のほか、秋田駅の駅員らしき人も案内誘導していて、全商品掲載のチラシを渡してくれた。
だけど、2階などほかの入口から入店する人も多いのだから、まずは交番前へ並ぶことを、はっきりと説明してくれないと。
【19日追記・事前告知がそれほどされていないと感じたが、客がこれだけ来ていたのに驚いた。折り込みの効果なのか。駅弁に興味がある人がこれだけいることも意外だった。となれば、各スーパーさんももっと大々的に駅弁販売をしてもいいのでは。】
2サイクル・10分強待って、売り場へ。その時点で新たに並ぶ人は減っていて、ほぼ待たずに入れるようになったかもしれない。
1人で3個も5個も購入する人もいたが、この時点では売り切れ品はまだなさそう。海苔のりべんは10個入荷して、1つだけ売れていた。折り込みチラシ非掲載、ほかは派手な弁当も多い中では、予備知識がない秋田の人には、地味な存在になってしまう。
海苔のりべん 732kcal 税込み1000円
若干小さめの箱。昔ながらの駅弁のスタイル。
おしぼり類なし。つまようじ付き
メインはごはん。見た目よりみっちり、たっぷり入っている。でも食感はふんわり。
おかかがまぶされ、海苔と梅干しが載っている。表面だけでなく、ごはんの中ほどにも海苔があり、底には、
昆布の佃煮
弁当だと吸水してしまいそうなものだけど、おかかもふんわり。
おかかの味は、コンビニおにぎりのおかかと比べると、薄味。僕は秋田県人にしては薄味好みのつもりだが、ちょっと醤油をかけたら…と思ってしまった。
おかずは、玉子焼、焼鮭、煮物、きんぴらごぼう(大きめカット)、かまぼこ(紅白じゃない)、赤かぶ漬。
煮物のサトイモのようなのは、エビイモ(サトイモの仲間ではある)。シャキッとした食感に戸惑った。
おかずも全体に薄味。シャケがしょっぱくなくていい。玉子焼は出汁味。
なるほど。丁寧に作られた、おいしい駅弁だった。
福豆屋では2008年頃に「ビッグのり弁」というのを出していて、その頃から研究を重ねたきたのだろうか。近年は、肉入り、上野のパンダバージョンなど派生弁当も出している。今回の味の陣にはおかかなしで豪華版(1200円)をエントリー。
一方で、魚介・肉の駅弁もエントリーされた中で、これがそれほど支持されたというのも意外に思われた。薄味なのが関東以西の人には受けたのかもしれないし、やはり魚介・肉ばかりでは飽きられる、そして幕の内系こそ万人に好まれる駅弁という証かもしれない。
だったら、上位入賞を狙う各業者も、この方向性で開発を進めてはいかがでしょう。
福豆屋さんに限ったことではないが、地方都市で、新型コロナウイルス流行下、経営は楽ではないと思う。今後もご健闘を。
【2022年3月10日追記・滋賀県 米原駅の「井筒屋のおかかごはん」について】米原にもおかかをメインにした駅弁があるのを思い出した。「湖北のおはなし」の業者。
こちらは海苔はなく、ごはん部分がおかかで覆われている。醤油も使っていないようだ。2022年現在1000円。少なくとも2004年時点で発売されていたようだ。
薄味の地域だろうから、どんな味なのだろう。東京へは来ていないようだけど、いつか食べてみたい。
今回の特設販売場では、電子マネー決済も、JREポイント付与も可能だった。
上がIC決済・ポイント明細、下がレシート
レシートにはトピコの名前はない、JR東日本クロスステーションのもの。売場欄は「秋田SD臨時」。SDとはステーションデパート?? クロスステーションの前身の前身くらいに当たる日本食堂は、かつての秋田ステーションデパートに食堂があった。前身の日本レストランエンタプライズ(NRE)は秋田駅弁も作っていたが、それもいつの間にか撤退したようだ。車内販売もなくなって、だから今回は盛岡から来たのだろう。
電子マネー兼ポイント明細は、アルス/トピコのもので、そこには「駅弁味の陣 2021/トピコ1F催事場」ときわめて正確に印字されていた。
※2022年3月に、秋田新幹線開業25周年を記念して、再び駅弁販売(直江津やえび千両ちらしもあり)が行われることになったが、地震で新幹線が不通になったため延期。
これまで首都圏などでは、味の陣と連動して、エントリー商品を輸送販売するイベントも開催されていたが、秋田では地元業者のものがせいぜいで、県外の駅弁はほぼ購入不可能であった。
JR以外でも、各スーパーが小規模な“駅弁大会”を散発的に行う程度で、そこに並ぶのは常連業者ばかりで、代わり映えのしないラインナップであった。
※10月初めに、秋田市内の総合スーパー・イオン(旧ジャスコ、サティ)で駅弁が売られた(通常チラシに小さく告知)際、マックスバリュに行ったら、チラシには載っていないのに駅弁が売られていた。その1つに、崎陽軒のシウマイ弁当かと思ったら、小田原・熱海駅の東華軒の「シュウマイ弁当」なるものが。東華軒は「こゆるぎ弁当」など歴史も実力もある業者だから、食べたくなったが、あいにく突然知ったので予定があり、買うのをあきらめた。告知なしの駅弁販売ってどうなのでしょう、イオン東北さん。→詳細はこちら。
東華軒のシュウマイ弁当は、公式サイトには出ていないが、各地の駅弁大会で売られているという情報があり、中身も崎陽軒をかなり意識している感じ。崎陽軒同様、シュウマイのみの販売もあるようだ。
※10月初めに、秋田市内の総合スーパー・イオン(旧ジャスコ、サティ)で駅弁が売られた(通常チラシに小さく告知)際、マックスバリュに行ったら、チラシには載っていないのに駅弁が売られていた。その1つに、崎陽軒のシウマイ弁当かと思ったら、小田原・熱海駅の東華軒の「シュウマイ弁当」なるものが。東華軒は「こゆるぎ弁当」など歴史も実力もある業者だから、食べたくなったが、あいにく突然知ったので予定があり、買うのをあきらめた。告知なしの駅弁販売ってどうなのでしょう、イオン東北さん。→詳細はこちら。
東華軒のシュウマイ弁当は、公式サイトには出ていないが、各地の駅弁大会で売られているという情報があり、中身も崎陽軒をかなり意識している感じ。崎陽軒同様、シュウマイのみの販売もあるようだ。
ところが昨年、新型コロナウイルスで空いた列車を使って、駅弁を輸送販売するというのが始まった。
2017年の味の陣で最高賞に輝いた、「えび千両ちらし」など、新潟の駅弁が秋田で売られる事態になった。※イトーヨーカドー秋田店があった当時は、新潟駅弁の発売実績あり。
そんなご時世もあるのか、あるいは10周年だからか、今年はついに、味の陣に連動した駅弁販売が秋田でも開催された。東北地方では秋田と仙台のみの実施。
10月16日と17日に、秋田駅ビル トピコで開催。
味の陣のサイトでは、発売商品は「お問い合わせください」だったが、トピコのサイト(ブラウザによっては表示されない?)では全ラインナップを紹介。実に45種類!(味の陣エントリー商品以外も含む)前日に新聞折り込みチラシも入ったが、25種類のみ掲載。
45種には、秋田の関根屋と花善の3点も含まれるが、東北各県、首都圏、新潟と広範囲。これがJR東日本の威力だ。
24点には「秋田初登場」マークが記される。それ以外でも、初めて知る駅弁もあり、前は秋田のどこで売ったのかと感じるものも。
とは言っても、製造輸送の都合、それに消費者の好みに合わせる必要もあるだろう。やはり魚介系、肉ばっかり系が多い。ひとつひとつは魅力的でも、似たようなのが集まってしまうと選びにくいし、実質的に選択肢が減ることになる。
えび千両ちらしは意外にもなし。魚系ながら独特でおいしそうな、新潟県直江津駅(ホテルハイマート)の駅弁が来るかと期待したがなし。やはり遠いのか。崎陽軒のシウマイ弁当や高崎のだるま弁当もなし。
神奈川県大船軒からは、看板商品の「鯵の押寿司」、鎌倉ハムができるきっかけになった「大船軒サンドウヰッチ」のほか、押し寿司や稲荷寿司とともにおかずも入った「湘南チョイス つまんでよし、食べてよし」に心惹かれた。
それはまた別の機会として、期待していたものが、ついに秋田新登場(折り込みには載っていなかった)。
福島県郡山駅・福豆屋「海苔のりべん」。いわゆる「海苔弁」なのに、2018年の味の陣で最高賞を受賞。
福豆屋では「ずうずう弁」という幕の内弁当(2009年初め頃発売終了)を食べたことがあり、素朴でおいしかった。
だから海苔のりべんも食べてみたかったのだが、郡山以外では福島駅や首都圏でないと購入できない。仙台駅で売っている場合もあるという情報も散見されるが、元から曜日など限定だった感じだし、現状は不明【2022年10月14日追記・2022年9月の平日の仙台駅では見当たらなかった。】。いつか福島か郡山へ行かないと…と考えていたのが、秋田駅で手に入る!
ということで、初日の土曜日、11時にトピコへ。【19日補足・16日は「秋田駅 秋のふれあいフェスタ2021」としてその他のイベント、さらに秋田商業高校の商品販売イベントも開催されていて、秋田駅周辺は雨天ながらにぎわっていた。】
1階の吹き抜けのエスカレーター側に一列に台を置いて、一方通行で客を流す方式。
10時開始とのことだったが、まだ閉まっていて、陳列の最中。お客は、吹き抜けの入口に20人ほど並んでいる。おそらく10時24分着のこまちで届いたものもあるのだろう。だったら11時開始にすればいいのにと思いつつ、並ばずに様子見。2階から見下ろして、海苔のりべんの存在と位置を確認。ドラえもんの東京ばな奈など東京土産も売られていた。
11時過ぎに行ってみると、売り場に客はいるのに、入口は閉まっている。
15人程度ずつ区切って客を入れ、それを待つ客は駅ビルの外、自由通路下・駅前交番前に並ばないとならないという(ことを他の客の会話から盗聴)。外へ出ると、30人ほど並んでいる。並ぶのは嫌いだけど、並ぶほかない。
販売を担当するのは、日本食堂などの流れを汲むJR東日本クロスステーション盛岡支店。そこやトピコの人のほか、秋田駅の駅員らしき人も案内誘導していて、全商品掲載のチラシを渡してくれた。
だけど、2階などほかの入口から入店する人も多いのだから、まずは交番前へ並ぶことを、はっきりと説明してくれないと。
【19日追記・事前告知がそれほどされていないと感じたが、客がこれだけ来ていたのに驚いた。折り込みの効果なのか。駅弁に興味がある人がこれだけいることも意外だった。となれば、各スーパーさんももっと大々的に駅弁販売をしてもいいのでは。】
2サイクル・10分強待って、売り場へ。その時点で新たに並ぶ人は減っていて、ほぼ待たずに入れるようになったかもしれない。
1人で3個も5個も購入する人もいたが、この時点では売り切れ品はまだなさそう。海苔のりべんは10個入荷して、1つだけ売れていた。折り込みチラシ非掲載、ほかは派手な弁当も多い中では、予備知識がない秋田の人には、地味な存在になってしまう。
海苔のりべん 732kcal 税込み1000円
若干小さめの箱。昔ながらの駅弁のスタイル。
おしぼり類なし。つまようじ付き
メインはごはん。見た目よりみっちり、たっぷり入っている。でも食感はふんわり。
おかかがまぶされ、海苔と梅干しが載っている。表面だけでなく、ごはんの中ほどにも海苔があり、底には、
昆布の佃煮
弁当だと吸水してしまいそうなものだけど、おかかもふんわり。
おかかの味は、コンビニおにぎりのおかかと比べると、薄味。僕は秋田県人にしては薄味好みのつもりだが、ちょっと醤油をかけたら…と思ってしまった。
おかずは、玉子焼、焼鮭、煮物、きんぴらごぼう(大きめカット)、かまぼこ(紅白じゃない)、赤かぶ漬。
煮物のサトイモのようなのは、エビイモ(サトイモの仲間ではある)。シャキッとした食感に戸惑った。
おかずも全体に薄味。シャケがしょっぱくなくていい。玉子焼は出汁味。
なるほど。丁寧に作られた、おいしい駅弁だった。
福豆屋では2008年頃に「ビッグのり弁」というのを出していて、その頃から研究を重ねたきたのだろうか。近年は、肉入り、上野のパンダバージョンなど派生弁当も出している。今回の味の陣にはおかかなしで豪華版(1200円)をエントリー。
一方で、魚介・肉の駅弁もエントリーされた中で、これがそれほど支持されたというのも意外に思われた。薄味なのが関東以西の人には受けたのかもしれないし、やはり魚介・肉ばかりでは飽きられる、そして幕の内系こそ万人に好まれる駅弁という証かもしれない。
だったら、上位入賞を狙う各業者も、この方向性で開発を進めてはいかがでしょう。
福豆屋さんに限ったことではないが、地方都市で、新型コロナウイルス流行下、経営は楽ではないと思う。今後もご健闘を。
【2022年3月10日追記・滋賀県 米原駅の「井筒屋のおかかごはん」について】米原にもおかかをメインにした駅弁があるのを思い出した。「湖北のおはなし」の業者。
こちらは海苔はなく、ごはん部分がおかかで覆われている。醤油も使っていないようだ。2022年現在1000円。少なくとも2004年時点で発売されていたようだ。
薄味の地域だろうから、どんな味なのだろう。東京へは来ていないようだけど、いつか食べてみたい。
今回の特設販売場では、電子マネー決済も、JREポイント付与も可能だった。
上がIC決済・ポイント明細、下がレシート
レシートにはトピコの名前はない、JR東日本クロスステーションのもの。売場欄は「秋田SD臨時」。SDとはステーションデパート?? クロスステーションの前身の前身くらいに当たる日本食堂は、かつての秋田ステーションデパートに食堂があった。前身の日本レストランエンタプライズ(NRE)は秋田駅弁も作っていたが、それもいつの間にか撤退したようだ。車内販売もなくなって、だから今回は盛岡から来たのだろう。
電子マネー兼ポイント明細は、アルス/トピコのもので、そこには「駅弁味の陣 2021/トピコ1F催事場」ときわめて正確に印字されていた。
※2022年3月に、秋田新幹線開業25周年を記念して、再び駅弁販売(直江津やえび千両ちらしもあり)が行われることになったが、地震で新幹線が不通になったため延期。
それは残念でしたね。あれだけ人が来てまとめ買いすると、売れ行きは好調だったのでしょう。
密解消の面もそうですが、スペースの形状と狭さを考慮すれば、あの方式がいちばんスムーズで良かったかもしれません。交番前の整列は、大曲駅での大曲花火の帰りの列車の乗車待ちをちょっと連想しました。
>230系統さん
天候は残念でしたが、どちらも盛況だったようですね。
海苔のりべんは、もう少し素材の産地や品種にこだわってもいいようにも感じましたが、まさにシンプルに食材そのものの味を食べてもらいたいということかもしれません。
大船軒の押し寿司は、今年初めに保戸野の生鮮市場で輸送販売されていました。市中のスーパー(仲介業者があるようですが)でないJR東日本主催だから、商品を託そうと考える駅弁屋さんもあるのでしょうかね。
第2弾、ほかの商品・製造元の拡充に期待したいです。
突出して地元の銘品を使用しているわけではなさそうですが
その飽きの来ないシンプルさが受けているのだと思います。
販売一覧を見ていて神奈川の「東華軒」「大船軒」は歴史の長い駅弁も多いですが
秋田で販売されるのは珍しいと思っていました。
個人的に「笹巻えんがわずし」はよく東京駅で入手して新幹線で頂いたものです。
当日はほかの関連行事の方に集中しており、駅弁売り場は立ち寄れませんでしたが
好評だったようで是非また企画して頂きたいです。
その時には既に数点売り切れが出ており、目当てのものを買うことはできませんでした…。
他の駅弁と、期間限定のシュガーバターサンドを買って帰りました。
まだ混雑はしていましたが、感染予防対策は頑張っているなぁと思いました。