5月27日の秋田市周辺のSuica導入に向けた準備の続き。4月始めの前回の記事は、秋田駅などの自動改札機の交換と、無人駅の上屋設置など。
その後、4月中頃になって、新たな動き。
奥羽本線・泉外旭川駅出入口ホーム側
昨年末に、運賃箱(緑色のきっぷ回収箱)が移設され、配線用配管が敷設されていた。それによって生じたスペースに、縦長の物体が2つ並んで設置された。
今はまだ、JR東日本メカトロニクス株式会社を意味する「JREM」ロゴ入りのカバーがかかっているが、これこそ、「簡易Suica改札機」、要はカードリーダー。
無人駅など自動改札機がない駅では、乗車時・降車時とも、これにSuicaをタッチする。
位置と向きからすれば、左側が出場用(上の写真正面側がタッチ部)、右側が入場用(写真右面がタッチ部)。
2台は同一の装置かと思いきや、入場用のほうが少し背が高い。何かが出っ張っている感じ。クラウド化されるそうだから、アンテナとか???
前回、ホーム下の通路に、上屋が新設されていた、奥羽本線・上飯島駅上りホーム。
※上飯島駅については、2019年の記事など参照。
2台同じ向きに並んで設置
右側が入場用と思われ、やはり上に出っ張っている。
2台は上屋中央にくっつけて設置されたため、左右にスペースが余った。そこで1人ずつ雨宿りできそう?!
一方、踏切を隔ててズレている、下り側ホーム。
階段上がホーム。後方が正式な出入り口で、左はファミマ敷地
↑階段の突き当りに以前あった、磁気式乗車駅証明書発行機が入る電話ボックス型構造物は撤去。オレンジ色の感熱紙式証明書発行機に替わった。
下り側も、階段下に上屋が新設されたが、上り側より幅が狭く、簡易改札機は1台だけ(機械の幅がちょっと広い?)。
入場・出場兼用の簡易Suica改札機というものが登場しており、それなのだろう。
上飯島駅は、上り方面・秋田駅への利用客が圧倒的多数。下り列車に乗車する人は、さほど多くないから、兼用にしたのか。だけど、基本的には乗る客と同数が降りるはずだから、じゃあ、上りホームも兼用でいいのでは…という気もする。
あと、この向きだと、西側を向いているので、冬に吹き溜まりになるかも。
ネットの情報を拝見すると、奥羽本線の南側・四ツ小屋駅と和田駅、男鹿線内各駅にも、同時期に簡易Suica改札機が設置された。四ツ小屋駅は、ホーム上に2台=入場/出場だが、和田駅や男鹿線の無人駅は1台のようだ。羽越本線の羽後牛島駅、新屋駅は不明。
自動改札機がない、秋田駅のメトロポリタン口(北改札口)では、改札の駅員が入る箱(ラッチ)が1つ撤去されていた。その跡にも、
改札外から
簡易Suica改札機が設置。1台のようで、ここも兼用か。1番線に列車が到着した時などは、多数が途切れず出場するけれど、その時にSuicaで入場する客が現れたら、流れが滞りそう。
追分駅は、自動改札機があるが、深夜早朝などは無人駅扱いになり、自動改札機は停止される。その時のSuica入出場はどうするのだろう。簡易Suica改札機も設置するのだろうか?
土崎駅も無人時間帯ができたそうだが、今のところ簡易Suica改札機は未設置。
(すでに対応済みの秋田駅以外の)近距離自動券売機の対応。
上飯島駅上りホーム待合室内の自動券売機
「チャージ」の文字とICマークが付加され、対応した。現時点では、ICカードは取り扱い停止状態になっている。秋田駅の時は「・チャージ」を隠していたのに、今回はお手軽対応。
土崎駅も2台とも対応し、やはり取り扱い停止中。
最後に秋田駅中央改札口・在来線側を入ってすぐ。
背後が改札口。左が各ホーム下り口、右は新幹線乗り換え改札口
公衆電話の右側に、簡易Suica改札機っぽいものが設置された。中途半端な位置のこれは何?
この向かい(写真左)には、自動精算機があるし。チャージ機だろうか?→1000円札1枚ずつのチャージ機だった。この記事に写真あり。
以上、乗客が接する機器類は、あらかた準備できた感じか。
あとは、Suicaのカード購入、定期券購入、チャージなどができる、黒いパネルの「多機能券売機」が秋田駅には設置されても良さそうだけど、今のところ気配はない。
※Suicaの運賃や値引きサービスについて。
その後、4月中頃になって、新たな動き。
奥羽本線・泉外旭川駅出入口ホーム側
昨年末に、運賃箱(緑色のきっぷ回収箱)が移設され、配線用配管が敷設されていた。それによって生じたスペースに、縦長の物体が2つ並んで設置された。
今はまだ、JR東日本メカトロニクス株式会社を意味する「JREM」ロゴ入りのカバーがかかっているが、これこそ、「簡易Suica改札機」、要はカードリーダー。
無人駅など自動改札機がない駅では、乗車時・降車時とも、これにSuicaをタッチする。
位置と向きからすれば、左側が出場用(上の写真正面側がタッチ部)、右側が入場用(写真右面がタッチ部)。
2台は同一の装置かと思いきや、入場用のほうが少し背が高い。何かが出っ張っている感じ。クラウド化されるそうだから、アンテナとか???
前回、ホーム下の通路に、上屋が新設されていた、奥羽本線・上飯島駅上りホーム。
※上飯島駅については、2019年の記事など参照。
2台同じ向きに並んで設置
右側が入場用と思われ、やはり上に出っ張っている。
2台は上屋中央にくっつけて設置されたため、左右にスペースが余った。そこで1人ずつ雨宿りできそう?!
一方、踏切を隔ててズレている、下り側ホーム。
階段上がホーム。後方が正式な出入り口で、左はファミマ敷地
↑階段の突き当りに以前あった、磁気式乗車駅証明書発行機が入る電話ボックス型構造物は撤去。オレンジ色の感熱紙式証明書発行機に替わった。
下り側も、階段下に上屋が新設されたが、上り側より幅が狭く、簡易改札機は1台だけ(機械の幅がちょっと広い?)。
入場・出場兼用の簡易Suica改札機というものが登場しており、それなのだろう。
上飯島駅は、上り方面・秋田駅への利用客が圧倒的多数。下り列車に乗車する人は、さほど多くないから、兼用にしたのか。だけど、基本的には乗る客と同数が降りるはずだから、じゃあ、上りホームも兼用でいいのでは…という気もする。
あと、この向きだと、西側を向いているので、冬に吹き溜まりになるかも。
ネットの情報を拝見すると、奥羽本線の南側・四ツ小屋駅と和田駅、男鹿線内各駅にも、同時期に簡易Suica改札機が設置された。四ツ小屋駅は、ホーム上に2台=入場/出場だが、和田駅や男鹿線の無人駅は1台のようだ。羽越本線の羽後牛島駅、新屋駅は不明。
自動改札機がない、秋田駅のメトロポリタン口(北改札口)では、改札の駅員が入る箱(ラッチ)が1つ撤去されていた。その跡にも、
改札外から
簡易Suica改札機が設置。1台のようで、ここも兼用か。1番線に列車が到着した時などは、多数が途切れず出場するけれど、その時にSuicaで入場する客が現れたら、流れが滞りそう。
追分駅は、自動改札機があるが、深夜早朝などは無人駅扱いになり、自動改札機は停止される。その時のSuica入出場はどうするのだろう。簡易Suica改札機も設置するのだろうか?
土崎駅も無人時間帯ができたそうだが、今のところ簡易Suica改札機は未設置。
(すでに対応済みの秋田駅以外の)近距離自動券売機の対応。
上飯島駅上りホーム待合室内の自動券売機
「チャージ」の文字とICマークが付加され、対応した。現時点では、ICカードは取り扱い停止状態になっている。秋田駅の時は「・チャージ」を隠していたのに、今回はお手軽対応。
土崎駅も2台とも対応し、やはり取り扱い停止中。
最後に秋田駅中央改札口・在来線側を入ってすぐ。
背後が改札口。左が各ホーム下り口、右は新幹線乗り換え改札口
公衆電話の右側に、簡易Suica改札機っぽいものが設置された。中途半端な位置のこれは何?
この向かい(写真左)には、自動精算機があるし。チャージ機だろうか?→1000円札1枚ずつのチャージ機だった。この記事に写真あり。
以上、乗客が接する機器類は、あらかた準備できた感じか。
あとは、Suicaのカード購入、定期券購入、チャージなどができる、黒いパネルの「多機能券売機」が秋田駅には設置されても良さそうだけど、今のところ気配はない。
※Suicaの運賃や値引きサービスについて。
Suica導入がいよいよ本格化してきましたね!
明るいニュースの反面、奥羽本線の大曲〜新庄間の非電化構想があるとの記事を見つけました。
非電化と利用の少ない駅の削減もあるみたいです。
非電化となると大曲以北はこまちが走るため、ディーゼル車は速度が遅いため、湯沢、横手から秋田へ行く際は大曲乗り換え必須か!?
まだまだ構想段階なので、想像でしか言えませんが、利用者減少、人口減少でかなり現実味のある内容だと思いました。
大曲~新庄は、今は普通列車だけになり、設備が過剰だと言われれば、否定はできないでしょう。冬は除雪も多く、維持費用は低くないはずです。
津軽線末端部など鉄道として廃止する方向で動きつつある区間もある中、残るだけでもよしと思ったほうが良さそうです。
一方で、奥羽・羽越新幹線構想も根強く残っています。そんなものより、既存鉄道の維持と充実に目と費用を向けてほしいものです。
待合スペースからホームに出る引き戸のところ、
1番線側と2番線側に1台ずつ。
機器の背丈はどちらも同じに見えますが、実際はどうなのでしょうか。
いつ設置されたのかはわかりませんが、私が確認したのは4月24日の夜です。
その数日後、牛島駅から乗車した時、
券売機の「150」とか「190」、「200」のボタンの数字が
今まで白色でしたが、緑色になっていました。
これが何を意味するのか...。
もしかして、もう券売機でチャージや
Suica残高できっぷの購入ができるようになっている?
この時は発車まであと数十秒という状況で急いでいたので、
何か変わったところの確認をする余裕がまったくありませんでした。
その後にも数回同駅を利用しましたが、すべて無人時間帯なので、
今のところ券売機の変化の有無は確認できず。
それと、このSuica導入を機に
羽後牛島、新屋、四ツ小屋、和田の各駅でも
ワンマン列車の全ドア乗降が可能にならないかな、と期待しているのですが、
2週間前でも特に案内なしなので、やはり、そうはならないのでしょうね。
あと、四ツ小屋駅のホームの券売機も
パネルが「きっぷ・チャージ」に更新されていましたが、
「・チャージ」の隠しはなし。
画面内には「2千円札使えない」「5千円札使えない」と同様に
「ICカードは使えません」の表示もありましたが、
一目ですぐわかるようにしたほうがよいのでは?
と思いました。
新屋駅では、背中合わせに2台設置されたそうです。
券売機の文字色は知らなかったです。他の駅も含めて気になりますね。
秋田市内の無人駅では、帰宅ラッシュ時間など、降車が滞ることがありますから、奥羽北線でやっているのならば、他区間でも全ドア開放でいいようにも思えます。あくまでも、長編成ワンマンがある駅のみでということでしょうか。
おっしゃる通り、一見チャージできる状態で、不親切だと思います。Suica開始前でも、バスのICカードをチャージしたい人が訪れるかもしれないし。
盛岡や青森でも同じ対応のようなので、今回は数が多く、隠すまで手が回らないのが理由なのでしょう。
このほか、盛岡エリアでは、駅掲出の運賃表に、IC運賃の対応表が貼り付けられたそうですから、秋田でもそうなるでしょう。
例の「きっぷ・チャージ」になっている以外は
特に変化はありませんでした。
☆券売機画面には「ICカードは使えません」の表示あり
2023年5月13日に投稿いたしましたコメントの
「券売機の金額表示が緑色になっていた」
の件ですが、私の勘違いのようです。
秋田駅の券売機で操作してみましたが、
現金でもSuica残高でも、現在の投入金額に対して
購入可能なきっぷのボタン(の数字部分)が(白色から)緑色になるだけでした。
ふだんはボタンを先に押すのですが、
この時は発車直前で慌てていたのでそのへんが雑になっていて、
お金を先に入れて緑色になっただけなのに
最初から緑色で表示されているように認識してしまったものと思います。
すみませんでした。
各駅の券売機は、27日朝の起動時にIC制限が解除されるのでしょう。
続きの記事としてアップしたように、秋田駅メトロポリタン口の券売機は、「きっぷ・チャージ」など全部をテープで隠してしまっているのですが、それが気になっています。単なる過剰な対応なのかもしれませんが。