銀行の話題。
●みち銀秋田支店
5日の秋田魁新報経済面でも小さく報じられたが、青森のみちのく銀行が、4日に「「秋田支店」の廃止について」という「重要なお知らせ」を出した。
来年2015年1月19日でみちのく銀行秋田支店を廃止し、能代支店に統合する。
秋田支店の営業は16日・金曜日15時まで。店舗のATM(現在は平日7~21時、土日8~19時に稼働。通帳繰越もできたようだ)も廃止。店番号「080」。
「店舗網の見直しにより能代支店に経営資源を集約することといたしました。」とのこと。
秋田支店は1972(昭和47)年7月開設だそう。
これにより、秋田県内にあるみちのく銀行の支店は、大館支店、比内支店(大館市・旧比内町)、能代支店と、県北部の3店舗だけになる。
ATMも直営は3店舗のものだけになるが、北都銀行、荘内銀行などとATMでキャッシュカードの相互利用(他行手数料なし)を実施しているので、秋田県内ではそれなりに使うことはできる。
(再掲)協働大町ビル。階段の右がみち銀秋田支店
秋田支店は、赤れんが郷土館近く、大町三丁目2番地の飲食店などが多く入る「協働大町ビル(旧称・協働社大町ビル)」の1階の一部。※この記事とこの記事参照。
青森のもう1つの銀行、青森銀行も、かつては秋田支店があった。みちのく銀行秋田支店からも近い、ローソン竿燈大通り店があったビルにあったが、2000年に撤退している。
そういえば、みちのく銀行秋田支店がある一帯は、金融機関が比較的集まっていた。しかし、北都銀行秋田支店も閉店、秋田銀行秋田支店も7月で閉店予定。みち銀もなくなれば、残るのは、秋田信用金庫本店と荘内銀行秋田支店だけになる。
秋田市でみちのく銀行と取り引きしている人・企業は多くないとは思われ、昨今の銀行業界の統廃合・みち銀の経営状況からは仕方ないことだろう。でも、青森に縁があって、いちおう口座(休眠口座になっちゃってるな)を持つ者としては、少々寂しい。
協働大町ビルにとっては、1階の通りに面したいい場所が空きテナントになってしまう。その使い道はどうなるか。
※この店は1972年に弘前相互銀行秋田支店として開店したとのこと。閉店後の様子
●北都銀行システム更新
2月末に、北都銀行から「地域の皆様へ」宛てで「北都銀行から大切なお知らせです。」というリーフレットが郵便受けに入っていた。
システム更新のため、今年5月3日から5日まで、北都銀行のATMなどすべてのオンラインサービスが使えないとのこと。
※現在は公式ホームページでも告知されています。
僕は北都銀行とも休眠口座同然の取り引きしかないとはいえ、いちおう読んでみた。
サービス停止だけでなく、システム更新前後でいくつかの変更が生じるようだ。
システム更新が直接的な原因である変更のほかに、この機会に利用の少ない制度を整理統合する意図もありそう。
主な変更の内容としては、通帳のデザインが新しくなったり(使用中の通帳は次回繰越時から)、総合口座に付属した「貯蓄預金」が廃止となったりする。
あとは、ATMの機能が充実する。
ホームページより
まず、「一部入金」「希望金額の入金」という言い回しだが、要は通帳やキャッシュカードでの入金時に入金額を指定でき、「お釣り」が出せるということ。
ゆうちょ銀行や各ネット銀行のATMではとっくにやっている(秋銀はどうだっけ?)。
リーフレットより
さらに、なぜかホームページには出ていないようだが、リーフレットには「硬貨入金が可能になります。」とある。「紙幣とは別に硬貨100枚まで」入金できる。
秋田銀行でもATMで硬貨の入出金はできないから、これで入金だけではあるが、やっと秋田の銀行でも硬貨が使えるようになる。
ゆうちょ銀行なら、引き出しも含めてとっくにできますけどね。
そういえば、北都銀行では、ATMで10枚以上の千円札を引き出したい時の方法方法が独特。
秋田銀行、ゆうちょ銀行やネット銀行の多くは、千円札10枚を出したければ「10千円」と入力すればいい。
北都銀行では、画面に「両替」というボタンがあって、1万円以上の金額入力時にそれを押せば、引き出し額のうち1万円分だけ千円札で出てくるというもの。(つまり北都銀行のATMでは、千円札は最大で19枚しか同時に引き出せない。「10千円」では壱万円札が出てきてしまうはず)
この操作は継続されるだろうか。
ほかには「お通帳繰越」というボタンができる。北都銀行でも、いつの間にかATMでの通帳繰越が可能なものが既にあるそうで、「ボタン」が新設(独立)されるということらしい。
あと、「定期預金/解約予約」というのもできるそうだけど、これを使えば、窓口に行かなくても定期預金を解約できるってこと? 実質的にネット銀行並みの機能で便利そうだけど… いや、「予約」であって、最終的には窓口に証書と印鑑を持って来いってことなんでしょうかね。
北都銀行は、羽後銀行と秋田あけぼの銀行(旧・秋田相互銀行)が合併したもので、さらに山形の荘内銀行と経営統合している。そういうのでバラバラだったことが、やっと統一されるということなんだろう。
【2021年4月22日追記】この後、2021年7月に再度システムが変更されATMメーカーが変更。千円札引き出しが10千円方式になり、店舗設置ATMでは小銭が出せるようになるなどする。
最後に、ちょっとだけ秋田銀行。
「フレッシャーズ ウエルカム!!春・あきぎんではじめようキャンペーン」というのをやっていて、テレビCMが流れていた。
その中で、「こうすうを増やしてアイテムを当てよう」というナレーションが入っていて、「こうすう」の意味が理解できなかった。
映像を見れば、応募の「口数」ということだった。
これって「くちすう」って読むんじゃないの?
辞書を見れば、たしかに「こうすう」で項が立てられていて、別の読みとして「くちすう」が掲載されているものもある。
でも、「1口、2口、…」の時は「こう」でなく「くち」と読むんだから、「くちすう」のほうがストレートに伝わりそうだけど。
「くちかず」だと別の意味になるし、日本語って難しい。
●みち銀秋田支店
5日の秋田魁新報経済面でも小さく報じられたが、青森のみちのく銀行が、4日に「「秋田支店」の廃止について」という「重要なお知らせ」を出した。
来年2015年1月19日でみちのく銀行秋田支店を廃止し、能代支店に統合する。
秋田支店の営業は16日・金曜日15時まで。店舗のATM(現在は平日7~21時、土日8~19時に稼働。通帳繰越もできたようだ)も廃止。店番号「080」。
「店舗網の見直しにより能代支店に経営資源を集約することといたしました。」とのこと。
秋田支店は1972(昭和47)年7月開設だそう。
これにより、秋田県内にあるみちのく銀行の支店は、大館支店、比内支店(大館市・旧比内町)、能代支店と、県北部の3店舗だけになる。
ATMも直営は3店舗のものだけになるが、北都銀行、荘内銀行などとATMでキャッシュカードの相互利用(他行手数料なし)を実施しているので、秋田県内ではそれなりに使うことはできる。
(再掲)協働大町ビル。階段の右がみち銀秋田支店
秋田支店は、赤れんが郷土館近く、大町三丁目2番地の飲食店などが多く入る「協働大町ビル(旧称・協働社大町ビル)」の1階の一部。※この記事とこの記事参照。
青森のもう1つの銀行、青森銀行も、かつては秋田支店があった。みちのく銀行秋田支店からも近い、ローソン竿燈大通り店があったビルにあったが、2000年に撤退している。
そういえば、みちのく銀行秋田支店がある一帯は、金融機関が比較的集まっていた。しかし、北都銀行秋田支店も閉店、秋田銀行秋田支店も7月で閉店予定。みち銀もなくなれば、残るのは、秋田信用金庫本店と荘内銀行秋田支店だけになる。
秋田市でみちのく銀行と取り引きしている人・企業は多くないとは思われ、昨今の銀行業界の統廃合・みち銀の経営状況からは仕方ないことだろう。でも、青森に縁があって、いちおう口座(休眠口座になっちゃってるな)を持つ者としては、少々寂しい。
協働大町ビルにとっては、1階の通りに面したいい場所が空きテナントになってしまう。その使い道はどうなるか。
※この店は1972年に弘前相互銀行秋田支店として開店したとのこと。閉店後の様子
●北都銀行システム更新
2月末に、北都銀行から「地域の皆様へ」宛てで「北都銀行から大切なお知らせです。」というリーフレットが郵便受けに入っていた。
システム更新のため、今年5月3日から5日まで、北都銀行のATMなどすべてのオンラインサービスが使えないとのこと。
※現在は公式ホームページでも告知されています。
僕は北都銀行とも休眠口座同然の取り引きしかないとはいえ、いちおう読んでみた。
サービス停止だけでなく、システム更新前後でいくつかの変更が生じるようだ。
システム更新が直接的な原因である変更のほかに、この機会に利用の少ない制度を整理統合する意図もありそう。
主な変更の内容としては、通帳のデザインが新しくなったり(使用中の通帳は次回繰越時から)、総合口座に付属した「貯蓄預金」が廃止となったりする。
あとは、ATMの機能が充実する。
ホームページより
まず、「一部入金」「希望金額の入金」という言い回しだが、要は通帳やキャッシュカードでの入金時に入金額を指定でき、「お釣り」が出せるということ。
ゆうちょ銀行や各ネット銀行のATMではとっくにやっている(秋銀はどうだっけ?)。
リーフレットより
さらに、なぜかホームページには出ていないようだが、リーフレットには「硬貨入金が可能になります。」とある。「紙幣とは別に硬貨100枚まで」入金できる。
秋田銀行でもATMで硬貨の入出金はできないから、これで入金だけではあるが、やっと秋田の銀行でも硬貨が使えるようになる。
ゆうちょ銀行なら、引き出しも含めてとっくにできますけどね。
そういえば、北都銀行では、ATMで10枚以上の千円札を引き出したい時の方法方法が独特。
秋田銀行、ゆうちょ銀行やネット銀行の多くは、千円札10枚を出したければ「10千円」と入力すればいい。
北都銀行では、画面に「両替」というボタンがあって、1万円以上の金額入力時にそれを押せば、引き出し額のうち1万円分だけ千円札で出てくるというもの。(つまり北都銀行のATMでは、千円札は最大で19枚しか同時に引き出せない。「10千円」では壱万円札が出てきてしまうはず)
この操作は継続されるだろうか。
ほかには「お通帳繰越」というボタンができる。北都銀行でも、いつの間にかATMでの通帳繰越が可能なものが既にあるそうで、「ボタン」が新設(独立)されるということらしい。
あと、「定期預金/解約予約」というのもできるそうだけど、これを使えば、窓口に行かなくても定期預金を解約できるってこと? 実質的にネット銀行並みの機能で便利そうだけど… いや、「予約」であって、最終的には窓口に証書と印鑑を持って来いってことなんでしょうかね。
北都銀行は、羽後銀行と秋田あけぼの銀行(旧・秋田相互銀行)が合併したもので、さらに山形の荘内銀行と経営統合している。そういうのでバラバラだったことが、やっと統一されるということなんだろう。
【2021年4月22日追記】この後、2021年7月に再度システムが変更されATMメーカーが変更。千円札引き出しが10千円方式になり、店舗設置ATMでは小銭が出せるようになるなどする。
最後に、ちょっとだけ秋田銀行。
「フレッシャーズ ウエルカム!!春・あきぎんではじめようキャンペーン」というのをやっていて、テレビCMが流れていた。
その中で、「こうすうを増やしてアイテムを当てよう」というナレーションが入っていて、「こうすう」の意味が理解できなかった。
映像を見れば、応募の「口数」ということだった。
これって「くちすう」って読むんじゃないの?
辞書を見れば、たしかに「こうすう」で項が立てられていて、別の読みとして「くちすう」が掲載されているものもある。
でも、「1口、2口、…」の時は「こう」でなく「くち」と読むんだから、「くちすう」のほうがストレートに伝わりそうだけど。
「くちかず」だと別の意味になるし、日本語って難しい。
旧みちのく銀行店舗(能代市は青森みちのく銀行能代支店)の、繰越対応ATMで総合口座通帳と普通預金通帳のみ繰越対応となるようです(三十三銀行の旧第三店舗やシステム統合後のきらぼし銀行の旧八千代店舗などとほぼ同様の対応)。
貯蓄総合口座通帳などは、窓口で貯蓄預金通帳を分冊にする必要があるので、窓口対応となるようです(窓口対応は、能代中央支店などの旧青森銀行店舗でも対応)。
ATM繰越は1月5日より、窓口は1月6日営業開始となるので、繰越はそれ以降の対応になります。
これで、みちのくめぐりは消滅し、青森銀行が採用している労金方式(ただし、年月日は西暦ではない)となるようです。
最終的にはどうなるか、気が気でなくもあるでしょう。
ホンテンがアオモリチユウオウになるとか、影響の出る拠点が、出ると思われます。
店舗外についても、影響の出る拠点があるやもしれません。
支店コード変更の影響がなければ、秋田県内は影響はないと思いますが、めぐらーと呼ばれる人たちは動くのでしょうか。
青森市近隣と東郡が150番台と160番台。
弘前市近隣が220番台。
八戸市近隣が330番台。
南郡(青森市浪岡を含む)が410番台。
西北郡が530番台。
上北地区が620番台。
青森県外が950番台。
三戸地区と下北地区は変更対象店はないようです。
城東大鰐支店が何故か南郡400番台。
将来的に、大鰐地区に戻す気なのでしょうか。
八戸市の白山台出張所が134のままで、青森市内の店舗のような状況になりますが、そのへん混同しないのだろうか。
2桁のままの支店はなんとでもなるでしょうけど。
能代に関しては、支店コードもそのまま。
合併後は、建物と電話番号次第か。
金融機関カードが変わるみちのく銀行については、支店番号変更は覚悟しなければいけないと思いますが、能代支店はこのままであってほしいとは思います。大館支店も比内を取り込んで法人などは大館支店に移行されていると思われるのでそちらもそのままのほうがいいかもしれませんね。
みちのく銀行は2桁から100番台の支店がほとんどですが、100番台が青森市内の青森銀行と重複しますし、2桁は、ネット支店やシステム上の支店が使っていますので、これまた青森銀行からしたら動かしづらいと思われるので。
合併後のブランチインブランチも番号が枯渇しない程度に留めて、重複拠点は消す方向を取ったほうが良さそうですね。
きらやか銀行も、現在は両旧本店がブランチインブランチになっているので、プロクレア銀行(仮称)でも、時間の経過次第では、本店同士の再編は不思議ではないかもしれませんね。
3市は立地や建物の都合もあるでしょう。弘前は旧弘前相互銀行の本店だったもので、大きいけれど古いので、どう扱われるでしょうか。
店舗名がどうなるか。
すでに、みちのく銀行側に青森支店があるので、みちのく銀行本店営業部は、プロクレア銀行(仮称)では、
・みちのく営業部
・勝田営業部
・青森本店営業部
・青森中央営業部
辺りの名称でしょうか(本店営業部は、青森銀行側の本店を使用予定)。
あとは、
・青森銀行弘前支店とみちのく銀行弘前営業部
・青森銀行八戸支店とみちのく銀行八戸営業部
・青森銀行函館支店とみちのく銀行函館営業部
あたりはどうでしょうね(三菱UFJ銀行新丸の内支店(旧東銀店)に東京営業部(旧三和→UFJの東京営業部)が入れられたパターン(現店舗に移転する前は逆だったが)や、徳島大正銀行大阪支店(旧徳島銀行大阪支店)の中に大阪中央営業部(旧大正銀行本店)が入れられたパターンもあるので、みちのく銀行側を中央営業部にして、事実上の支店降格もなきにしもあらず)。
秋田県内の青森銀行は、大館と能代なので、集約されそうですが。
プロクレア銀行(仮称)発足後は、ブランチインブランチとするのか、店舗統合になるのかが気になるところですが、再出店(一方がブランチインブランチで離れたところを、以前の位置の近隣相手行店舗に統合ないしはブランチインブランチ先の変更)となる拠点もあるかもしれませんね。
延期になっていて、実際の開始時期は未定。
さてどうなることやら。
これも共同化なのか、単なる撤去なのか。
北都銀行も、近い将来、県内のどこかと相互提携があっても不思議ではない気がしてきました。
秋田あったかネットに入ってくるのか、JAバンクや秋田信金など(羽後信金は2021年になって店舗外がなく、秋田県信組も、鷹巣地区に1箇所のみ)、そこそこ店舗外があるところに留めるのか、そこは不明ですが、FYネット方式で、カード入金対応とするか、都市銀行方式で、店舗外限定で秋田銀行と入金込みで提携するか、なども視野に入れてもいいかもしれません(秋田銀行相手であれば、ACSネットワーク内に収まるので、業態を跨がないので、法人カードも制限は少ないと思うので)。
あすなろネット方式だと、(信金や信組間は、業態内の提携となるので、青森銀行以外とは直接提携していないのと変わらない)あまり意味がないですが、労金を含めることができるというのは、ありかと。労金の店舗統合で、廃止箇所の近隣に店舗外を結構設置しているので、ATMで使える通帳を使う分にはかえって便利になったりするので。それを他の金融機関のカードが無料で使えるのは、結構大きいかと。
FYネットで荘内銀行の入金対応が7月に予定されているので、北都銀行側もATM関連の変更以外に何か動きがあるかもしれません。
追記
5月から、これまで北都銀行が行ってきたフィデアグループのATM保守管理業務を、外部委託に変更したのだそうです。
今回のATMベンダの切り替え及び統一も、この一環だったと推測されますが、通帳に影響する事って何なのかは気になるところではあります。
沖、富士通、Leadus(及びATMJ)すべて使っている銀行もある(バスでも、日野、いすゞ、日産ディーゼルなどを年ごとにバランスを考えて、保有台数を各メーカーで均等になる形にしているバス会社もあるといいます)ので、単にATMベンダを変えるくらいでは通帳を変更するような感じにはならなそうな気がしますが。
県庁、病院など北都銀行利用者が少なくなさそうな場所でも、自らは手を引くのが不思議です。そして秋田市中央部でもかなり減ったいるのは、通町支店もそうでしたが、よほど逼迫した事情があるのか。
https://www.hokutobank.co.jp/news/pdf/20210426-1.pdf
ATMの入替え絡みで廃止になった拠点も踏まえた表示になっていますが、
*中通総合病院(秋田銀行南通り支店)
*秋田県庁(秋田銀行県庁支店)
*秋田大学(秋田銀行秋田東中央支店)
*秋田魁新報社(秋田銀行山王支店)
の4箇所が今回の発表で共同設置とされています。
(逆に、端縫いの里は、北都銀行西馬音内支店設置で、秋田銀行とこまち農業協同組合のカード出金が時間内無料の措置が取られる)
現地を確認していないので断言できない部分もありますが、県庁は労金の可能性もあるものの、他は、撤去の上で秋田銀行を使わせる形にしたようです。逆に、今回ここで残っているところは、BankIT Proに入れ替えができたところと推測されます(減らされたところもあるので、無事にとはいえないけれど)。
相当な場所(といっても、土日祝ないしは日祝が非稼働ではある)が、今回共同化箇所になっていると発表されましたが、BankIT Pro入れ替え済箇所でも更に撤去が進む可能性もありそうで、不安を煽りそう。
中通地区については、事実上4箇所にしかない(本店営業部、秋田駅前支店、西武秋田、秋田市民市場)というのも、衝撃。大町地区もゼロですし。
今後の状況によっては、イオン系が近隣にない地域(入出金がイオン銀行でできるのと、北都銀行のカードでのATM振込がイオン銀行以外宛であれば220円で済む)では、北都銀行が非常に使いづらくなるかもしれません。
ブランチインブランチに隠れて分かりづらかったところもありますが、昨年秋あたりから今年にかけての店舗外の減り方がやはり尋常ではない(店舗内でも減台があった場所もありましたし、東京支店も撤去となったのも事実としてあるから)。
荘内銀行の本店営業部にゆうちょ銀行のATMCが置かれましたが、北都銀行もこれに近い状況が起きても不思議ではないと思います(一時期、荘内銀行のインストアブランチにはイオン銀行のコンビニタイプでないATMを併設していた時期もあるので)。
連休明けになれば、振込カード利用可能になるのだろうと思いますが、これだけでは判断できません。
更新済み順次、5月以降、7月以降と3段階で進行していくのも、知らない客には分かりづらそうです。
https://www.hokutobank.co.jp/news/pdf/info20210421-3.pdf
やっとホームページ上に注意書きが登場しました。
すでにATMコーナーに記載されている内容とほぼ同一ですが、
1.記帳できない通帳が5種類あり、7月までは窓口対応
2.上記の理由により、総合口座通帳の定期欄も窓口対応。
3.ATM繰越は不可となるため、窓口対応。ATM繰越再開は7月予定。
4.振込カードは、5月から利用開始。従来のカードは使用不可。再開後に新規発行を要する。
など。
ATMの方を先に変えて、現行システム通帳などに制限がかかるのも珍しい(合併時のシステム統合までの措置では前例があるけど、何もない状態で今回の対応は、なかなかお目にかからない)ですが、これによって、北都銀行のやりたいことが見えてくれば、納得できるんでしょうけど、唐突な印象が強くて。
来週中には、沖すべて入れ替えると思われるので、印字が記帳でごちゃごちゃになることはなくなると思いますが、沖の印字が増えてしまうな、というのが正直な感想。
正直、七十七銀行みたいな印字(印字フォーマットは、北都銀行や荘内銀行に似ているが、他店利用時の支店コードが出るなど、やや異なる印字がされる)にでもするのでしょうか。
7月以降の印字がどう変わるか見物です。
後述のように、三十三銀行の案内がしっかり出ているだけに、そのレベルに近い状態だったので、北都銀行には、もう少しお知らせを強化してほしかった、というのが本音です。
追伸
5月発足の三十三銀行では、消滅行かつ勘定系が破棄される三重銀行の通帳は、合併後も使えて、存続行かつ勘定系を継続する第三銀行の側が合併と同時に通帳強制切り替えになるとのこと(合併後の、三重銀行通帳の印字は多少変更になるとのこと)。
本店と頭取を三重側で取ったのと、三十三銀行が新たに地銀協に加盟することで、三重銀にも配慮した模様。
都銀や山陰合同銀行のように、県またぎの営業をする地方銀行はそんなに多くはないので、利便性を考えると、ATM提携か、窓口の代理店業務のどちらかだと思います。
みちのく銀行は、ATM提携だけはやって(入金はローソン銀行)、秋田支店を廃店にしたので、だいぶ使いにくさは緩和したのではないかと思います。
秋田銀行は宮城県と新潟県の銀行、北都銀行は(イオン銀行以外の)宮城県、福島県、新潟県のATM提携先を見つけられれば、広範囲に動けるのではないかと思います。
北東北6行、南東北3行(フィデアHDと南東北の第2地銀はSBIの動き次第なので、ここでは除外)が今後どう動くか、秋田での店舗に影響が出ないか、それだけが気がかりです。
本当は、信金、信組も中小企業を中心にシェアを取りに営業に行くのが、正解です。どうしても、公金の取り扱いが弱いと個人では近づきにくい印象がありますが。力をつければ、銀行に転換もできるので、給振口座の営業をかければ、ちょっとはシェアが上がると思いますよ。
秋田信金+羽後信金+秋田県信組で合併して、第二地銀化して、他県にも競争できる状況になると思いますけど(第二地銀であれば、定款上の業務エリアが撤廃されるので県境超えの営業もできるし、秋田県第三、第四の金融機関にはなれるでしょう。東北では、気仙沼信金や一関信金、あぶくま信金といったところや、県またぎの合併をした相双五城信組もあるので、店舗近隣だけでなく広域営業もどんどんやったほうがいいと思います)。
北東北全体で金融3グループ、南東北全体で金融3〜4グループの競争があってもいいと思います。
どうしても、1県1行だと寡占状態になる恐れもあるので、広域グループでの競争がいいのではないかと思います。
新潟県の山形県の地銀がなくなる中、残っているのがきらやか銀行ですが、新潟県のいなほの沿線の中核駅近隣にきちんとあるのがびっくりです。
現在、新潟市の東北地域の銀行は、秋田銀行と東邦銀行ぐらいになっています。
秋田銀行も、新潟とのつながりは大事にしているという意味で、旅行先でも重宝させていただいています。これからも残ってほしいです。
南東北の第二地銀四行(いわゆる、SBI地銀)と青森・みちのくの統合計画?などが注目されがちなので、秋田県の銀行と他県行の秋田県内店舗がどうなるかわかりませんが、秋田にもできるだけ拠点をおいてほしいのが本音です。
青森銀行とみちのく銀行が本当に合併すれば、両方の能代支店の秋田市顧客もそれなりに増えると思うので、再進出も検討いただきたいです。
単なる、本荘地区への移転とATMは継続稼働という話のみで、手続きその他を含め、解約希望者への案内の類いはないそうです。ほぼ、ホームページに記載された以上の内容はないそうです。
山形銀行秋田支店の廃止時には、秋田銀行秋田駅前支店への口座移管か山形銀行本荘支店への移管かを選択させる形をとっていました(青森銀行秋田支店廃止時も、これに近かったような気もしますが、はっきりは認識していません)。
みちのく銀行秋田支店廃止時には、原則能代支店への統合で、能代支店のキャッシュカードへの差し替えと同じく通帳の強制繰越(経過措置あり。秋田銀行の店舗統合も3ヶ月くらいだったから、このときもそのくらいかと)が原則だが、廃止後1年間は北都銀行本店営業部で代金取立手続きを無料で行う(解約を北都銀行本店営業部で代行し、解約手続き終了時の残高は北都銀行本店営業部の口座に入金される。北都銀行本店営業部の口座がない顧客は口座開設の上で入金されるとのこと)という案内がされていたと記憶しています(恐らく、秋田銀行釧路支店廃止後、道銀釧路支店に取引紹介するとあったのは、この方式がとられたではないかと思います。そうでない顧客は全て札幌支店に移行されたはずなので)。
これを聞いて、時間に余裕があり(即時でなくてもいいと言う意味)、手数料を払えば、他の銀行でも口座解約ができるということを知りましたが。
今回の場合は、取引はそのまま続けてもらって無通帳口座に切り替えてという意味もありそうなので、代金取立とかの移行措置もないかもしれません。
今までと異なるのは、ATMは残します、という点なので、撤去されたときどうなるのだろう、というのが気になるところです。
イオン銀行ATMはWAONステーション機能が搭載されましたが、さらにLoppi搭載となると複合機のようで効率化になりそうです、
近隣の金融機関にもともと夜間金庫自体がない、廃止されているというケースもあるので、そういうニーズに応えているのだそうです。
コンビニの売上の入金にATMを利用するなど、仕組み自体は昔から存在しましたが(都市銀行も、専用のカードを発行して、コンビニATMから売上金を入金させるというのはあった)。
後発のローソン銀行が、今更このキャンペーンを最近やるくらいだから、昔からのコンビニATMのビジネスモデル(提携金融機関から入出金時の手数料を折半する)も見直し期に入っているのかもしれません。
Loppiの機能をローソン銀行及びイオン銀行に持たせる、というのも、将来出てくるでしょうね。レジに行かなくてもチケットが出てくれば、手間も省けるでしょうし。
セブンは、次世代ATMの完成度を見てから、何を足すかと言うのを見たほうが良さそうですね。
実態としての証がないと、若干不安な気もまだ残りますが、合理的ではあります。
また、新規の印鑑登録を停止する場合や、あおぞら銀行やセブン銀行のように、既存の口座に対しても登録自体を廃止するところもあるようで、キャッシュレスだけでなく、印鑑レスも将来進むだろうと思います。
新生銀行やSMBC信託銀行のように、サイン取引のところも、サイン自体不要とされるかもしれません。
通帳よりも、そちらをデジタル化したほうがよろしいのではないでしょうか。
> 残高1000円以上
キャッシュカードがあれば、ローソン銀行もしくはゆうちょ銀行のATMで入金できるはず。セブン銀行だと有料なので、おすすめできない(イオン銀行は引出(時間内有料)とカード振込のみ、イーネットは管理行経由でMICS扱いなので入金不可)。
北都銀行などの無料提携先は、ほぼ出金だけのようです(なお、ローソン銀行とゆうちょ銀行は、引出は有料)。
> 2003年以降に本人確認済みでない
みちのくダイレクトをメールオーダーで申し込んでみる(もしくは、メイン口座以外の口座の登録削除や振込限度額の変更など、何かしらの変更手続きをする)際に、本人確認書類のコピーを添付することになると思われるので、それでクリアできるのではないかと思います。
今のご時世、本人限定受取郵便(特定事項伝達型)というのがありますので、銀行側で足りなければいくらでも方法はあると思います(特定事項伝達型は、配達人が、受取人の住所、氏名、生年月日、免許証の番号などを控えて、差出人にその情報を提供するサービス。差出人は、特定事項伝達型については、料金後納の契約を日本郵便と契約している法人事業者のみ。基本型と特例型は個人でも差し出せる。脱線しましたが)。
ホームページにはあまり大々的には出ていないし、地元でも目立って報道されてはいないようですが。
みち銀休眠口座を持っているものとして、ネット口座解約を見てみましたが、残高1000円以上、2003年以降に本人確認済みでないという条件を満たしていないので、だめでした。
*無通帳の口座開設
*従来の通帳のある口座の無通帳口座への切り替え
*キャッシュカードのネットでの再発行
*ネット上での口座そのものの解約
などができるようになった、という話が出てきます。
ただ、貯蓄預金やローンが絡んでくると、できないケースもあるようで、その辺りはどこの銀行も難しいみたいです。
当座預金があるケースなどは、メールオーダーでも住所変更ができず、窓口対応というのは以前からあったけども、このあたりは、デジタル化は難しいのかもしれませんね。
逆に、通帳を使わないと有料になるケースも出てきているので、対応が大変になるケースも出ると思います。
引き出せたら、預け入れられて当然のような気もしますが、そうでもないことがけっこう多いんですね。
東北ではFYネットと北都・荘内・東北間と仙台・大東間(平日時間内のみ)くらいで、他は入金ネット加盟行が有料でやっている感じですね(信金信組はまた別の制度もあるので、ここでは割愛)。
入金ネットのお陰で、労金の入金対応(厳密にはキャッシュバック方式による実質無料施策)のATMはコンビニ系以外でもほどほどにあったりもします(秋田市だと、北日本銀行と秋田信金、羽後信金、秋田県信組が該当するか)。
地銀協は、個別提携以外は動きが鈍すぎますね。
秋田あったかネット(秋田銀行・秋田信金・羽後信金・秋田県信組・秋田県内の農協)もありますが、ここに入金対応が入るとか、北都銀行が入ってくるとか、将来はない話ではなくなる日が来るかもしれません。
(実際に、これの開始発表直後に、羽後信金が当時の秋田ふれあい信金を吸収合併する話が出たくらいなので、後に農協がプラスされたことを加味すると、ゼロではなさそう)
他には、みやぎネットは、宮城県に本店のある銀行と信用金庫全てが対象なので、実現しているところはあるにはあります(信用組合と農協は対象外。ただ、宮城県に関しては、気仙沼信金が岩手県にも展開しているのと、福島県本拠のあぶくま信金が仙南地区に進出しているので、パラレル状態もあることは割り引く必要がある。地域系信用組合だと、相双五城信組という県またぎで合併したところもあるので)。
秋田銀行も、県外の銀行の場合、AAIネット、道銀、山銀、東邦銀などもありますし、北都銀行も、同様に、グループの荘内銀行だけでなく、みちのく銀行や東北銀行も無料提携しています(荘内銀行と東北銀行はカード入金も対応)。
これらが、秋田あったかネットに拡大するか、県外提携行を増やすか(次になりそうなところだと、秋田銀行は、七十七かじもとHD2行、北都銀行は、福島銀行や大東銀行辺りになりそうだけど、荘内銀行が郡山支店を福島支店にブランチインブランチとした際に、荘銀キャッシュカードで大東銀行ATM利用時無料の片提携を行っているので、実現するならば大東銀行の可能性が高そう)、気になるところです。
余談ですが、他県の銀行では、廃止ないしはブランチインブランチで空白となった地域に、現金取扱不可のATMを郵便局に設置(つまり、入出金は、ゆうちょ銀行のATMでのカード入出金となる。その場合の提携手数料は、その銀行次第なので、無料とは限らない)したり、郵便局の窓口で手続代行をしたりするケースがあるなど、郵便局のネットワークに依存しているところもあります(荘内銀行のイオン石巻支店と郡山支店がブランチインブランチとなった際、それぞれ、東北銀行と大東銀行の各特定の支店のATMコーナーに荘内銀行の通帳記帳のできる機械をおいて対処しているケースもあります)。ただし、不採算などで簡易郵便局化が進んでしまうと、これも難しくなってくるので、慎重に行う必要があります。
行き違いではがきの案内が来たのですが、そちらには、令和3年の3月末実施とかかれていました。
ホームページでは、当初の今年9月までの切り替え要請のままになっているので、どれが本当かが混乱気味。
もう少し、分かりやすい案内があればよかったですがね...
前後にブランチインブランチが増えた影響か、急激にバタバタしている印象があります。
ブランチインブランチにともない、電話番号が変わるところは、取り込まれた日から取引店の電話番号の印字が(一部で)変更となるので、それに合わせた繰越も勧めているようなので、7月半ばに発表で9月末までの繰越完了はあまりにも急だったと思います。
多分、通帳に表示される繰越店は、取り込んだ先の店舗になるかと思います。
東北銀行カードからフィデア系、フィデア系カードから東北銀行の各ATMでの入金も対応したそうです。
みちのく銀行は、通帳繰り越し対応ATMが、ほぼ全店舗にあるなど、特徴的でしたが(昔は「便利なみちのくミニバンク」と言っていた)どうなっていくでしょう。
一部報道では、合併も視野に入っているとされています。
そうなれば、現在の青森銀行のように、東北銀行やきらやか銀行、仙台銀行のような印字ファーマットとなるか、最近勘定系リプレースがあったみちのく銀行のように、今まで通りみちのく巡りができる通帳となるかが気になります。
規模的には青森銀行が存続会社で、システムも青森銀行のNTTデータ地銀共同センターに片寄になると思いますが、みちのく銀行のリプレースも2020年の話なんで、どうなるんだか。
通帳レスの時代とはいえ、支店やATMの統廃合もあるので、そこで合理化ということもできるかもしれません。
これ自体は、合併翌年の1994年1月に羽後銀行システムに片寄されています。
合併時点で羽後銀行のキャッシュカードが、システム統合時点で、あけぼのの通帳やキャッシュカードは強制切り替えとされています。
ちなみに今回の通帳繰越要請は2014年5月のリプレース前発行の通帳すべてですので、羽後銀行時代の通帳も当然強制繰越になります。
> さらに山形の荘内銀行と経営統合している。そういうのでバラバラだったことが、やっと統一されるということなんだろう
勘定系の共同化を実施した、ということですね。
期待しているのは、ほくほくFG間の通帳や九州のSBK加盟行のように、他行のATMでも記帳できるようになる、という期待ができればいいのですが...
通帳の磁気ストライプや普通預金の印字フォーマットは北都銀も荘銀も一緒なので、やってやれなくなりそうです。
(東北銀行は勘定系が違う上に通帳の磁気ストライプが違う)
じもとHDも勘定系自体は統一されていますが、磁気ストライプに関しては、きらやか銀行は秋田銀行と同じタイプ、仙台銀行はいわゆる日立タイプなので、その統一が必要になるかもしれません。
以前は秋田銀行とよく似た感じながら、支店名(ATMコーナーではその名称)が明確に分かるのは、それなりに分かりやすいといえば分かりやすかったです。
今回のリプレースが後の詳細が明らかになっていないのでどうなるかが不明ですが、17年ぶりの勘定策新になります。
みちのく巡りと呼ばれる、記帳店で支店名が片仮名で印字されるのが維持されるかどうか注目です。
さあ、どうなるやら。
4月6日から、北都、荘内、東北の3行間のカード入金は可能となりました。
東北銀行は、少なくとも使いやすくなったし、ATMのない東京支店でも、併設の北都銀行か荘内銀行のATMで入金ができるようになりました。
都内であれば、ブランチインブランチの対象となっていない荘内銀行吉祥寺支店(現在、イオン板橋前野町、イオン葛西両支店は、東京支店にブランチインブランチ)があるので、そこも使えます。
イオン銀行で東北銀行の入金ができれば、大分違うのですが。
これは、合併翌年に羽後銀システムに片寄されていて、あけぼのの通帳及びキャッシュカードが利用不可となっています(合併後発行分も使用不可)。
合併時に、羽後銀行の利用者には差し替えのキャッシュカードが送付されましたが、使わなければ、2014年5月1日までは使用可能な仕様でした(通帳は、基本そのまま使用可能)。
> さらに山形の荘内銀行と経営統合している。そういうのでバラバラだったことが、やっと統一されるということなんだろう。
当時の荘内銀行の勘定系は、秋田銀行が利用内定していたシステムだったために、荘内銀行に片寄が論理上というか、経営戦略上不可能でした。
そのため、新たな勘定系パッケージを構築し、荘内銀行と北都銀行をリプレースしたのが現在のシステムです(前述の通り、羽後銀行名のキャッシュカードはこのときに利用不可とされた)。
このパッケージにはあおぞら銀行と熊本銀行を除く九州地方の各第二地銀も参加しています。
秋田銀行の勘定系パッケージは、青森銀行と岩手銀行などが先行して導入済です。
通帳の印字内容も似通っているのはこのため。岩手銀行の記帳体裁は、秋田銀行にある摘要欄が岩手銀行にない代わりに、お支払金額ないしはお預り金額のところに印字されるぐらいの違いしかないです(青森銀行は、どちらかと言えば、労金とかきらやか銀行の通帳に近い)。
北都銀行と荘内銀行は、通帳の印字に関してはほぼ同じです。
話変わって、
もし、みちのく銀行の能代支店と大館支店(比内支店を含む)を統合(もしくは、ブランチインブランチ実施)するとなれば、どちらに来るだろう、というのは気になるところ。
青森銀行もそうですが、秋田支店を統合していて、能代支店の方が比較的大きい店舗らしいので、単純にどちらにいくかがよみづらい。
新宿郵便局の1階に店というか窓口があるようですが、3月まであった丸の内の店はやめているとのこと。もっと増えれば、便利といえば便利しょう。
銀行手続の窓口自体は、口座開設や解約の預金の入金や払いだしはできませんが、引っ越ししたときに住所変更を忘れたと言う人には重宝されそう。
一応は、記帳程度は遣ってくれる。
個人的には、北都銀行より先に参入したのは意外でした。
北都銀行キャッシュカードでゆうちょ銀行ATM入金は有料になります。
訂正してお詫びします。
みちのく銀行は青森銀行と提携するそうで、それも見越しているのでしょうか。提携しても、自行と同じに提携先ATMが使えるとは限りませんが、多少は改善されるといいですね。
現状、北都、荘内間は可能ですが、みちのくはローソン銀行、東北銀行はゆうちょ銀行でなければ、提携先での無料入金ができません(北都、荘内は、基本コンビニ入金は無料)。
石巻の東北銀行に荘銀の記帳機を入れるとのことですが、稼働させる意味合いがよくわからない。
これを実施後に発行される通帳に、表紙一枚開いたところに口座番号とカナ表記の名義がつくようになれば、コピーして振込先として提示しやすいが、現状はそれがないので困っている。
連休明けに、能代か盛岡にいくべきか。
どうしてそういう制約が生じるのか、ネット専業銀行ならできることなのに、おもしろいものです。
秋田銀行しかり。
ただ、総合口座通帳に定期を組んでいたり貯蓄預金が入っていたりすると、NGというパターンも目立つような感じがします。
そこもケアしないと。
ゆうちょ銀行のゆうちょダイレクトプラスは、総合口座通帳に定額定期が含まれても問題ないですが、貸越の取引がストップされます(切り替えた時点で残高がマイナスの時は、それ以上のマイナスは増やせないことになっている)。
新聞報道ではそこまで書いてなかったはずで、新規開店の理由がいまいち分からなかったですが、それを知ると、なるほどと思いました。
北海道地区では、秋田銀行の大口取引先にあの石屋製菓があります。
で、秋田銀行札幌支店がある札幌大通西4ビルは、秋田銀行、秋田共立、石屋製菓の共同持ちビルになっています(秋田札幌ビルと呼ばれていた旧ビル時代、生命保険会社の持ち分を石屋製菓が買い取って、後の現ビルとなったときに秋田共立が区分所有に加わったことで、現在に至る)。
宮の沢地区には、その石屋製菓の本社と同社の工場がありますので、その関連の可能性もあると踏んでいます。
ネットが使えない人もいますが、使える人も多いわけで、既存の紙の通帳や窓口からシフトしてもらう積極策を展開してもいいと思います。
一方で、秋田銀行は2018年4月に札幌市に2店目となる宮の沢支店を新設したとのこと。素人目には今さらそんな遠方に…と思ってしまいます。
七十七銀行の場合は、ダイレクトを申し込めば、通帳発行を廃止することも可能(逆は、再発行手数料同等の扱いを許容できれば、一応は可能)なので、みちのく銀行がこれをやってもいいかも。
能代まで記帳や繰越も行かなくて済むようになるでしょうから。
ただ、支店廃止のときは、北都銀行本店営業部に、1年間だけ、無料で代金取立を実施させることで、便宜自体は図っていましたが。
秋田銀行釧路支店廃止時も、道銀釧路支店が同様の扱いを行っていましたし。
都銀関係だと、りそなグループ3行は、労金及びJAバンク方式の対応がされていますし。
北都銀行と荘内銀行、きらやか銀行と仙台銀行は勘定系は統一されているのでその気になれば出来そうですが、現状は不可能です。
前者については、磁気ストライプの形状や印字フォーマットは同一なので、やってやれなくはなさそうですけど(後者は、きらやか銀行は秋田銀行と同じ形状、仙台銀行は北日本銀行等が採用するいわゆる日立型なので、この対応もATM側で行う必要な可能性があります(三菱UFJにおいて、旧三和、旧UFJ、旧三菱東京UFJ名のUFJマーク付き通帳が、新システム稼働後の現在も使えるので、その気になればたぶん可能)。なお、現システム上で発行された通帳の印字フォーマットはほぼ同一。余談ながら、仙台銀行は、岩手銀行やみちのく銀行のように貯蓄預金欄のある総合口座通帳とない総合口座通帳とがありますが、きらやか銀行は現状の北都銀行と同じで貯蓄預金欄のないタイプしかない点もネックかもしれません)。
注)あすか信用組合秋田支店にはATMがないのですが、この理屈で、普通預金と貯蓄預金の記帳及び通帳入金は、秋田県信用組合のATMで可能です。入出金自体は、加えてコンビニ等でのカード入出金でもできるでしょうし。