🌸死後の魂1
⛳死後の世界はあるのか?ないのでは?
☆人は死後の世界に強い関心がある
*僧侶さえ、浄土の実在に関して確信を持てない時代
☆人は死後の世界に強い関心がある
*僧侶さえ、浄土の実在に関して確信を持てない時代
☆現役医師が「死後の世界がある」と書いた本大きな話題となった
☆仏教の考え方から言えば
☆仏教の考え方から言えば
*魂という存在そのものの有無疑わしい
*仏教は基本的に「空」という考え方を採っている
*「空」とは「すべてのものは実体を持っていない」ということ
*仏教はこのように考える宗教
*「空」とは「すべてのものは実体を持っていない」ということ
*仏教はこのように考える宗教
*死後の魂、存続するということは考えられないはず
☆インドの仏教
☆インドの仏教
*生まれ変わることをポジティブなものには考えていない
*生まれ変われば、いまの苦しい人生がまた繰り返される
*下手をすると畜生や餓鬼、地獄の世界に落とされる
*もっと苦を経験しなければならなくなるかもしれない
*それを永遠に繰り返すわけです
☆輪廻から逃れられるのが「解脱」
☆輪廻から逃れられるのが「解脱」
*インド仏教は、輪廻から逃れることを目的としていた
☆仏教が中国や日本に伝わると
☆仏教が中国や日本に伝わると
*生まれ変わりは良いとの考え方が出てきた
*背景には、仏教が中国に伝わって生まれた浄土教信仰
*南無阿弥陀仏という念仏を唱えることで
*背景には、仏教が中国に伝わって生まれた浄土教信仰
*南無阿弥陀仏という念仏を唱えることで
*西方極楽浄土に往生しようという念仏信仰
*生まれ変わり、浄土に行く事は良い事との考え方が生まれた
☆日本・中国の仏教は、インド的な仏教から離れる
⛳『往生要集』に書かれた地獄
☆浄土教信仰は、平安時代から日本の社会にも採り入れられた
☆比叡山の僧侶源信が『往生要集』を書く
*『往生要集』は、前半の地獄編と後半の極楽編に分かれている
⛳『往生要集』に書かれた地獄
☆浄土教信仰は、平安時代から日本の社会にも採り入れられた
☆比叡山の僧侶源信が『往生要集』を書く
*『往生要集』は、前半の地獄編と後半の極楽編に分かれている
*地獄に落とされるとどうなるのか、事細かに書いてある
*『往生要集』をもとに、後に地獄絵が生まれた
*源信という人は、延々と地獄は恐ろしいということを書き続けた
*『往生要集』をもとに、後に地獄絵が生まれた
*源信という人は、延々と地獄は恐ろしいということを書き続けた
*だから「きちんと念仏信仰をもって極楽往生しなさい」と説いた
*そうすると、こういうすばらしい世界に行けますと
*そうすると、こういうすばらしい世界に行けますと
☆後半には極楽のことが書かれている
*これはどの宗教でもそうですが
*これはどの宗教でもそうですが
*天国や極楽の世界を描くのはとても難し
*苦しむさまはとても描きやすいが、幸せに暮らすさまは描きにくい
☆平安時代の後期は世の中が乱れだした時代
☆平安時代の後期は世の中が乱れだした時代
*天変地異が頻発し、戦乱も繰り返された
*当時の死は「穢れ」でした
*死が近づいてくると屋敷を追い出されました
*当時、現世自体が「苦」を感じさせるものだった
☆「現世は苦しい」「地獄に行きたくない」「来世は極楽に成仏したい」
*庶民の恐れ、願いに応えるかたちで浄土教信仰が広まった
*当時、現世自体が「苦」を感じさせるものだった
☆「現世は苦しい」「地獄に行きたくない」「来世は極楽に成仏したい」
*庶民の恐れ、願いに応えるかたちで浄土教信仰が広まった
⛳法然と浄土信仰
☆平安時代には街中で念仏信仰を説いた空也上人が出現
☆平安時代には街中で念仏信仰を説いた空也上人が出現
☆鎌倉時代法然という人が現われた
*法然は比叡山の僧侶だった
*法然は比叡山の僧侶だった
*法然は、山を下り念仏信仰を説くようなり、浄土宗の開祖となる
☆公家のトップ九条兼実は法然に帰依した
☆公家のトップ九条兼実は法然に帰依した
*法然のパトロンのような存在になる
☆九条は法然に『選択本願念仏集』という書物を書かせる
*そこには、ほかの修行は一切要らない
*ただ念仏さえ唱えればよいと書かれている
☆念仏信仰「多念義」と「一念義」の考え方がある
*「多念義」は、極楽往生するためには何回も念仏を唱えるのが必要
*「一念義」は、一回だけ唱えれば極楽往生出来るとの考え
*基本的に考えれば「一念義」のほうが正しいのではないかと思う
☆浄土宗は開祖法然の影響もあり
☆浄土宗は開祖法然の影響もあり
*過激な方向に行きませんでした
*穏健な多念義的な考え方が強くなり
*穏健な多念義的な考え方が強くなり
*ほかの儀礼的なものも採り入れた
*江戸時代将軍家の宗派になり、体制化していく
*江戸時代将軍家の宗派になり、体制化していく
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
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⛳出典、『死に方の思想』
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死後の魂と浄土信仰
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