慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

物事の決定にはバカの排除が必要2

2023年01月30日 | 生活
🌸バカと無知2

民主的な社会がうまくいかない理由
 ☆「三人寄れば文殊の知恵」とは
 *1人の限られた知識で問題を解決しようとするよりも
 *さまざまな知識をもつ者たちが集まって協力したほうが
 *良い結果を生むとされている
 ☆能力が異なる者が影響し合ったときは「集合知」は実現できない
 ☆被験者をIQでグループ分けし実験した
 *利口な者同士、バカな者同士、利口とバカの組み合わせで議論させた
 *正答率がどうちがうかを調べてみた
 *2人1組の被験者で、両者の意見が一致すればそこで終わり
 ☆意見不一致の場合、以下の三つの方法で意思決定が行なわれる
 ①コイン投げと同じで、どちらが正しいかをランダムに選ぶ
 ②能力が高い者の選択が常に正しいとする
 ③2人で話し合って決める
 ☆「文殊の知恵」がほんとうなら
 *話し合いで決める③どんな場合でも
 *①➁よりもよい結果を出せるはずだ
 ☆話し合いでプラスの効果が見られたのは
 *2人とも一定以上の能力があるときだけ
 ☆2人のうち1人の能力が劣る場合
 *話し合いによって結果はどんどん悪くなり
 *優秀な者の決定に劣るだけでなく、コイン投げの方がましになる

「文殊の知恵」が上手く行かない理由
 ☆旧石器時代の濃密な共同体から説明できる
 ☆能力の低い者
 *高い地位につく資格がないことを自ら認めるのは致命的(死)だ
 *事実を相手に知られないよう自分の実力を過大評価する
 ☆能力の高い者
 *相手も自分と同等の能力をもっているだろうと想定する
 *共同体のなかで目立ちすぎると
 *多数派によって排斥(死)される危険がある
 ☆能力に大きなちがいがある2人が話し合うと
 *賢い者が、バカに引きずられ、間違った選択をしてしまう
 ☆能力が高い者同士のペア
 *互いの成績をフィードバックされたときよりも
 *話し合っただけの方がよいパフォーマンスを示した
 ☆次の二つの結論に至る
 ①集合知を実現するには
 *一定以上の能力をもつ者だけで話し合うこと
 *それが、個人の判断より正しい選択をすることができる
 ➁それが無理な場合は
 *話し合いをあきらめて、優秀な個人の判断に従う
 *これはある種の貴族政である
 ☆いずれの場合も能力の劣った者を決定の場から排除するのが必要
 ☆欧米先進国の民主的な意思決定システムより
 *中国のような「独裁」の方が高いパフォーマンスを達成している
 ☆バイデン政権の中国敵視政策の背景には
 *米国の理念の根幹にあるリベラルデモクラシーが
 *敗北しつつあるのではないかとの恐怖があるのだろう

バカに引きずられるのを避けるには?
 ☆「バカを排除する」必要性の答えは認知科学により出ている
 ☆無意識のうちに集団のメンバーを平均化する「平均効果」
 *愚か者が自分の能力を過大評価し
 *賢い者が自分の能力を過小評価するからその結果
 *集団での決定はバカに引きずられてしまう
 ☆これを実践しているのがシリコンバレーのIT企業
 *世界じゅうからとてつもなく賢い若者たちを集め
 *明快なミッションを与えて協働させ
 *きわめて効率的な組織を生み出した
 *ここで重要なのが「多様性」である
 ☆日本企業は、日系日本人、男性、中高年、大学文系学部卒の
 *多様性もない集団によって支配されている
 *「国際競争」などできるはずがなかった
 ☆メンバーの能力に差のある集団の意思決定に必要な事
 *話し合わなければ意思決定の質は下がらない
 ☆話し合いにより結果が悪くなる要因は「自尊心」だ
 *自尊心とは、要するに他者の評価のこと
 *ヒトは徹底的に社会的な動物なので他者からの評価が
 *自尊心や自己肯定感と結びつくように「設計」されている
 *ヒトは自尊心が下がることを暴力を受けたのと同じように感じる
 *ヒトは数百万年かけて、どんなことをしてでも自尊心を高く保つ一方
 *自己肯定感が下がる事態を死にものぐるいで避けるように進化してきた
 ☆相手との会話で自分の能力を過大評価するのは
 *暴力から身を守るのと同じで、きわめて自然な反応だ
 *会話なしの条件では、自尊心は脅威にさらされないので
 *自信のなさを正直に伝え、自信がある者に合わせることができる
  *一部のメンバーの自尊心を脅かすと、決定の質が大きく下がる
 ☆自信たっぷりに振る舞っていても
 *内心は強い不安を抱えている者が会議の場にいる
 *このタイプはつねに自尊心を高めなくてはならないので
 *話し合いの最中に頻繁に「マウンティング」を行なう
 ☆創業者のワンマン経営で会社が急成長するのは
 *日本だけでなく、世界的な現象
 *要因は、ヒトの本性だと考えるほかはない
 *ワンマン企業が成功するのは「独裁者」の意思決定によって
 *「バカに引きずられる」効果を避けられるからだ
                      (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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⛳出典、『バカと無知』





物事の決定にはバカの排除が必要2
『バカと無知』記事より画像引用)
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自動車産業での整備士不足問題(1)

2023年01月30日 | 企業
🌸自動車産業に起きること

 ☆整備士不足で事故を起こしても車が直らない

日本の自動車業界の潮流
 ☆戦後の日本経済を力強く牽引してきた自動車産業
 *自動車産業100年に1度の大変革期に見舞われている
 ☆政府がグリーン成長戦略で、国の方針として明記した
 *2035年までに新車販売で電動車100%の実現
 ☆自動車産業や蓄電池産業は開発にしのぎを削っている
 *政府は充電スタンドや水素ステーションの設置を進めている
 ☆電動車への切り替えは進んでいく
 *自動車産業は輸出が大きな割合を占めているので
 *人口減少で各社の経営がただちに揺らぐことはない
 *国内マーケット縮小の影響を長期的には受ける
 ☆乗用車普及率
 *クルマの中心的な購入層は30代、40代
 *若者のクルマ離れが指摘されているのが懸念材料

自動車業界での整備士不足
 ☆自動車は販売すればおしまいという商品ではない
 *安定的に利用するにはこまめなメンテナンスが必要である
 ☆高齢化で、今後は高齢者の自動車保有が進む
 *それは買い替えサイクルが長くなるということである
 *クルマの性能が向上したことも長く乗り続ける人を増えている
 *部品の交換が必要となることも増えている
 ☆自動車整備の需要はますます増える
 *需要が高まりを見せるのに整備する人が足らず
 *作業が滞ることになればクルマ離れに拍車をかける
 ☆整備士の不足は自動車の製造や販売にとり、経営上のマイナス要素

自動車整備学校入学者が約半減
 ☆整備士数も前年度より約2%減少し34万人
 *整備要員数に対する整備士数の割合約84%
 *整備要員の平均年齢は約47歳、高齢化の波は押し寄せている
 ☆自動車整備学校への入学者数15年間で、約50%もの大激減
 *自動車整備学校入学者数の落ち込みは、現在も続いている
 ☆国交省は整備士の仕事を紹介する啓発ポスターを作成したり
 *有識者会議で打開策を検討したりしている
                       (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『未来の年表』


自動車産業での整備士不足問題(1)
『未来の年表』より画像引用)
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2023年半導体予測、「Rapidus」の立ち上げ

2023年01月30日 | 企業
🌸2023年「半導体」予測
 
 ☆2023年はマイナス成長へ「次の山」への投資は活況呈する

半導体の目先の予測
 ☆23年の半導体市場は冷え込む
 ☆サプライチェーンを混乱も収束している
 *中国のロツクダウンやロシアのウクライナ侵攻が原因の
 ☆19年以来4年ぶりのマイナス成長が見込まれる
 *半導体メモリー大手のキオクシア稼働率を3割落としている
 *米マイクロン・テクノロジーも稼働率の引き下げを明言した
 ☆半導体は、メモリーは価格以外での差別化が難し
 *市況減速を敏感に映しやすい

設備投資の手は緩めず
 ☆TSMC世界最大手の半導体受託製造企業
 *23年前半はこれまでの勢いを失う見込み
 ☆日本勢の得意な半導体製造装置や半導体材料の分野
 *23年前半は我慢の時期になるメーカーが多い
 ☆コロナ禍での半導体需要の急拡大に対し供給が追いつかず
 *機会損失を起こした会社も多い
 ☆半導体メーカーや関連する各社
 *次の山を見据えた戦略を練っている
 ☆自動車が、次の好況時に有望視される需要先
 *自動車向けは古い技術を使ったものが多く
 *自動車メーカーの価格交渉力が強いこともあり
 *半導体メーカーは利益を取りづらい
 ☆自動車向け半導体、耐久性や信頼性などクリアすべき基準が厳しい
 *生産ラインを自動車向けに転用することも容易でない
 *しかし、自動車に搭載される半導体は、増加の一途をたどる

国策新会社の動きも活発
 ☆最近まで、日本の基幹産業自動車産業に対し半導体不足が制限をかけた
 *未来の車に必要な先端半導体
 *自国で製造できなければ自動車産業の地位もままならない
 ☆「Rapidus(ラピダス)」が、22年11月に始動した
 *経済産業省が主導する形で
 *米欧と連携して先端ロジック半導体の開発・製造を目指す新会社
 *米政府の強力なコミットを得て、米IBMと連携して開発を進める
 *西側諸国と一体の体制を構築できたのは画期的
 *ラピダスに出資した企業にはトヨタ自動車、デンソー等8社
 *利害関係が交錯して「船頭多くして船山に上る」事態にもなりかねない
 ☆23年の半導体業界、冷え込む市場と裏腹に
 *先を見据えた投資や政策が過熱していく
                       (敬称略)                                     
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⛳出典、『東洋経済』



2023年半導体予測、「Rapidus」の立ち上げ
『東洋経済』記事より画像引用)
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